Double Short Vanilla Latte

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パート2




吉田は久しぶりに自分が働いていた仕事場へと戻る。

軽くドアをノックする。

「誰もいねぇのかぁ~?」

「・・・・・。」

「入るぞ~」

そう言い、吉田は強引にも足でドアを蹴っ飛ばし、中に入る。

カツカツカツカツカツカシカツカツ。

「懐かしいなぁ、俺の会社」(いや、おまえただの社員じゃん)

 しかし、久しぶりに入るその部屋は当時の面影はあるが、ほこりや蜘蛛の糸が張り巡らされ、とてもじゃないが誰かが使用しているとは思えないくらい荒れていた。

「・・・・荒れてんなぁ・・ドンっ!!キッキー・・・・ガッシャン。」

 吉田はそう言い放ち近くにあった椅子を蹴っ飛ばした。
 椅子はまるでスケート靴をはいているかのように、キュルキュル床の上を 滑っていった。

 吉田はいきなり机の上に飛び乗る。


すると二つの大きな人影がドアのすりガラスに映る。


「ふっふっふっふぁふぁ」


不気味な笑い声と銃の安全装置を外す音が聞こえ、吉田は体を前のめりにする。

すると・・・いきなりドアを開け、一人の男が叫んだ。

「・・・吉田しげるか?」

「・・・ちげぇよ・・・。」


「・・・えっ?」


おれは吉田しげるではなく、吉田しげおだ。と吉田は心の中でそう思った。


「あっ・・・間違えました。」

二人の男はゆっくりドアを閉めた。


「なんなんだ・・・・あいつら・・・」

おまえがなんなんだというつっこみはさておき、

「あの・・・・吉田さん・・・・ですよね・・・?」

ともう一人の男が少しドアを開け、静かに問いかけた。


吉田はいきなりキレて

「だったらなんなんだよ!!!!」

と二人に叫んだ。




「死ねっ!!!!吉田しげお!!!!!」



いきなり二人は発砲した。(まじいきなり)



吉田、マトリックスで銃弾をかわす。(当時はまだ流行っていた。)


「撃つな!金、寅!」

吉田はマトリックスの格好から立ち上がり、目ん玉飛び出るくらいびっくりした。


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