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夏は海水浴客等で渋滞が当たり前の国道135号線もこの時期の平日はガラガラである。
車はところどころ海が見渡せる道を走り、自分の中で決めていた第一目的地である 城ヶ崎海岸
のつり橋へ辿り着いた。
良く考えたら僕ら2人は待ち合わせの上野駅で落ち合ってから何も食べていない。
実際のところ、伊豆へ早く着くことを最優先に考えていた僕にはランチを食べることなんか考える余裕などなかったのである・・・
少し余裕が出来た僕は海を見渡せる店を探し、彼女と“2人だけ”の遅いランチをとった。
“2人だけ”というのは、僕らが知り合ったグアムでは僕も彼女もお互い友達を連れての旅行であったので常に4人で行動しており、2人だけになるのはこのときが初めてであったのである。
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3月のグアム、僕は高校時代からの悪友Oと2人での卒業旅行、彼女は会社の休暇をとって友達S子とのバカンス。
学生の僕らは金なんかないのでバイトで稼いだなけなしの金で安いツアーを見つけての旅行。
それも初めての海外旅行であった。 若い男2人 考えることは・・・
グアムの到着は深夜、朝起きて昨夜は暗くてわからなかった窓からの眺めを見て愕然、工事現場しか見えない部屋だった。
気を取り直して遅い朝食をとった僕らは早速ホテルの前のビーチの視察へと向かった。
ビーチには、同じホテルに宿泊しているだろうと思われる複数の日本人がビーチで思い思いの時間を過ごしていた。
家族連れ、男の子のグループ、女の子のグループ、カップル・・・
開放的な南の島で女の子とお友達になるのはそんなに難しいことではなかった・・・
僕ら4人は、レンタカーでドライブしたり、ご飯を一緒に食べに行ったりと楽しい時間を過ごした。
僕らを一番接近させたのは夜のドライブである。
真っ暗闇の空き地に車を止め満点の星空、町の明かりの夜景を満喫していたら荷台に何人かの男達が乗ったピックアップトラックが近づいてきた。
ここは人影もない何もない場所である。ただならぬ気配を感じ逃げようということになり車に飛び乗った。
ここまで運転をしてきたOはちゃっかりS子とリアシートに乗り込んでいる。
僕はK子が助手席に乗ったのを確認した後、しょうがなく運転席に乗り込み急いで車を走らせた。
慣れない左ハンドル、ライトを点けようとしていきなりワイパーが動き出した・・・
ピックアップトラックが何の目的で近づいて来たかはわからないが、しばらく走り僕らは危機を逃れたという安堵感からか、先は緊張で笑いも出なかった、ワイパーを動かしてしまったことに大笑い。
こんな出来事もあり、僕らはより親近感を増したのであった。
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく・・・
僕らはもう1泊残っていたが、彼女達は明日の便で帰国。
僕らは親のすねをかじりお互い東京の実家住まい、彼女達は仙台に住んでいたので、僕の中ではもう彼女達に会うことは無いのだろと思いながら日本へ帰る彼女達を見送ったのであった。
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続く ← 今回は続いたけど次回は本当に続くかな?!・・・
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