三叉神経痛にガンマナイフ保険適応を求める会

三叉神経痛について



◆ 三叉神経痛について ◆


当事者でないとわからないこと、
この問題点など、皆様に知っていただきたく、
このページを作りました。

お寄せいただいた、御意見、要望、流れなどを書いていきます。(2005年4月)



■ まず三叉神経痛とは

三叉神経痛とは 脳からでて頭蓋骨の底をとおって顔面にきている三叉神経が、
なにかに圧迫されて、あるいは、炎症によって、
顔の感覚をつかさどる神経に強い痛みを感じ、
主に発作的に電撃痛や焼け火箸を突き刺されるような痛みを生じる病気です。

炎症というのは、ヘルペスというビールスによるものが多く、
圧迫の原因としては、動脈硬化などで、屈折した動脈、静脈がぶつかって圧迫されたり、
5~10%は良性腫瘍によるものであることもわかってきました。

詳しくは こちら

■ 次に治療法と問題点

標準治療 ⇒ 家庭の医学より こちら

1、 薬物療法  徐々に効果が悪くなるので、量が増え、たくさんの薬によって 副作用が出てくる。
→肝臓障害、ふらつき、脱力感。最終的に効かなくなる。

2、 ブロック療法 麻酔科で麻酔薬による治療
→効果がなくなるたびに、注入の必要あり。べつの新たな後遺症も考えられる。

3、 開頭手術
→よい治療ですが、全身麻酔のため、高齢者には耐えられない。

4、 ガンマナイフ  ⇒  詳しくは こちら

* * 家庭の医学より抜粋 * *

ガンマナイフ治療は、手術のように体力を消耗しませんので、
高齢者や合併症のために体力的に手術が難しい患者さんでも、
比較的安全に行うことができます。


■ そこで本題です

1996年にアメリカで発表され、日本でも5年くらい前から
放射線の一種ガンマ線を使った  ガンマナイフ治療  が行われるようになり、
すでに何千人もの、たくさんの方が痛みから解放されています。

この治療はガンマイフの器械が日本に入ってきた時点では、
まだ三叉神経痛に対する研究が進んでおらず、
その後の研究によって効き目が明らかになったので、
治療を受けるのに、脳腫瘍に準ずるというかたちで、
保険の適用を受けていました。

患者に優しい良い治療ということで、手術に耐えられないお年よりも、
これで痛みから救われる明るいニュースとして、
雑誌、新聞、テレビでも報道されていました。
医師たちもインターネットなどを通じて広めています。

それなのに、この3月からいきなり厚生労働省からの通達によって、
この治療は保険診療ではできなくなったのです。
病院も患者も困惑と怒りです。本当に困っています。

手術のできる人はいいです。
お金に余裕のある人はいいです。

でももう耐えられないほど痛いのは、働けないお年よりです。
昨日までしていた治療ができなくなったのです。

3月17日の日記です。 こちら

応援マンガもあります こちらです  

三叉神経痛のかたのホームページのひとつです

かおりんさん

(以上  2005年4月記載です)


home_bl.gif next_bl.gif   応援マンガ 1 へ



© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: