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借りた本は面白くて昨夜も2時半ころまで読んでいました。
それでも読み終えなかったので、今日も読んでいた。
午前中に読み終わりました。
桐野さんはほんとうに文章がうまいです。
どんどん引き込まれます。
引き込まれますが・・・
なんか、いやーな話です。
主人公の“わたし”は底意地が悪くて、世の中を斜に見てるくせに、
ものすごいミーハーで俗物です。
妹や同級生を殺した犯人が“柏原崇(実在美形俳優)”に似ているというので、
確認しに裁判に行くくらいです(元・カッシーファンとしては大笑い)。
その“わたし”がバカにしていた同級生は、
愚直で周りのことも自分のことも何も見ようとはせず、
しかも、自惚れが強くウザイ。
メインの登場人物がこんななので、ちょっと疲れます。
それでも面白く読めるのは、他人の転落していく様を見たい、という黒い願望か?
フィクションなら、良心も傷まないしな。
ラストは「そうか、こう来たか」といった感じですが、ちょっと取ってつけたような感じ。
この人の作品をもっと読んでみたい、と思うのは、
はやり、うまい作家なんですね。