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2013.09.20
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カテゴリ: 映画
夏休みに「劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land」観たよー。


劇場版 仮面ライダーウィザード IN MAGIC LAND メイキング・オブ・ショータイム! [ 白石隼也 ]

宿題早く終わらせたら連れてってやる、と子どもをたきつけて、なんとかギリギリ観に行けた。
やっと感想書く。以下ネタバレ。











もうしょっぱなから言っちゃうけど、なんというか、地味(^_^;)。
夢オチって前もやったし。
(夢オチっていうか「もしもボックス」オチだな。まさかのドラえもんリスペクト(^_^;))
一般人が誰も彼もライダーに!ってのは確かに面白いんだけど、その変身形態が明らかに「服」。
なんか軍服っぽい「服」。
それじゃただのお着替えだよ!

(だから余計に変)
(そもそもその衣装本編の使い回しだし)
やっぱ変身ヒーローたるもの、ぴったりスーツに変身すべきじゃない?(^_^;)

そしてキーマンである王様が、地味顔…(^_^;)。
まあなんというか、すごい偉大な王様が、どんなカリスマかと思ったら、実はめっちゃ凡人でしたってのは、この映画のストーリーのキモだけどさー。
やっぱそこはイケメン持ってこないとー。
中ボスでデカレッドの人が出てきて、「絶対見たことある!」って大興奮だったけど、イケメンそんくらいなんだよう。
華がないよう。

その隊長さん、活躍しそうな前ふりの割りに、出番あっさり。
そして変身形態も例の「服」(^_^;)。
一応マントの色は違ったけどさー。


ほんでライダー(服)がインフレのおかげでファントムがカマセに。
本編での圧倒的な絶望感ナッシング。
フェニックスさんが見れたのはちょっと懐いかったけど、ミサさんとグレムリンさんも舜殺。
え〜、そんな弱いキャラだった!?

ほんでもうあっさりネタバレすると、今回の映画のキモは、悪い金色のライダーが王様だとミスリードすることなんだけど、

実は悪い金色のライダーは、王様じゃなくて大臣だったんだよ!
と言われても
知っとったわ!
ばればれやないかい!

と憤っておったんだが、子どもはネット見ないから知らなかった!
後で聞いたら、ちゃんと?騙されて、正体にビックリしたそうです。
じゃいっかー(^_^;)(適当)。

仮面ライダーの映画ってお祭りじゃない?
「ファイズ」でエキストラギネスに挑戦とかー、「響鬼」でまさかの時代劇⁈とかー、「オーズ」でまさかの暴れん坊将軍とコラボとかー。
俺たちが思い付かないムチャをやってくれる〜、そこにしびれる憧れる〜!
なのがライダーの映画なのにー。
ハジケがないし、予算もない感じ…。
どしたの?
いやさー、お子様向けだからー、粗が多いとか、ストーリーが矛盾だらけとか、そんなんはええねん。
そういう瑣末を吹き飛ばす勢い、お祭感さえあったら、何でも許せるんだけどなー。

今回よかったのは仁藤さん。
本編ではウザい割りに弱くて使えねー、割りに命かかっててヤバいっていう、使い道が難しいキャラだったのに。
この映画では命かかってない!
よかったー!
そのおかげかのびのびしてて、活躍も多かった。
純粋に、気のいい兄ちゃん、困ってる人をほっておけない的な。
カラッとしてて、前向きだし、ギャグキャラで笑いも取るし。
活躍してるせいか顔もイケメンに見えて来た(^_^;)。

あの「タナトスの器」のビジュアル、かなりやばくない?
骸骨ですよ、骸骨。
死んでるやん!
さらっと流してるけど、かなりヘビイな設定だよー。
王様が被害者っぼい描かれ方してたけど、国民を儀式の為に殺して魔術装置作るって、かなーりいっちゃったマッドサイエンティスト。
いやそういう敵がいてもいいんだけどさー、マッドサイエンティストならもっとハジけてほしい。
でも役者さんがちょっと力不足というか…。

中2全開でドロドロしたいのか、迫害された人間のお涙ちょうだいドラマにしたいのか、お子様向けファンタスティックにしたいのか、ただただアクション派手に見せたいのか、ようわからん。
映画限定スペシャルモードも、よくわからんうちに変身して、よくわからんうちに終わった。
そこは最も丁寧に見せなきゃあかんとこでしょ。
とにかくいろんなところがチグハグで不自然で、頑張ってるのに印象に残らない、地味だー。


この「ウィザード」の設定は「絶望した人間は心の中のモンスターに飲み込まれ自らがモンスターになる(こともある)」という、なんかけっこう胸に響く設定だと思うのね。
こうなんか、人生のメタファーだと思うのですよ。
で「絶望するような状況でも絶望せず、自分の中のモンスターをコントロールできる者が魔法使いになれる」、とこれもええ話やん。
身も蓋もなく言うと「嫌なことあったからって破れかぶれになって、犯罪おかしたり、自分を傷つけたらあかんでー。それを乗り越えたら、強い人間になれるんや!」的な?
身も蓋もなさすぎる(^_^;)。
ちょっと「ベルセルク」思い出したり。

ただ、テレビ本編では、心にモンスターを持つ人間「ゲート」は限られてるのよ。
えーと、多分都内の人口密度高い町で毎日探してるのに、二週間に一人しか見つからないくらい(^_^;)。
何で、どういうタイミングで、人が「ゲート」になるかは、明らかにされてない(多分)。

それが、この映画では、いわゆる人間は総魔法使い、つまりは総ゲート。
つまり、みんな心にモンスターを飼っている。
その方が自然だと思うなー。
ただ、そうすると、守るゲートが多すぎて、ウィザード過労死(^_^;)。
てゆか、ファントム側もいちいちゲートを探さないでいいから、ファントム量産も簡単そう。
(正にそのために、金色のライダーは総魔法使い世界を創造した訳だが)

まあとにかく、みんな心の中にモンスターがあるってのは、心理学的に掘り下げれそうで面白い。
生まれつきなのか?
モンスターが生まれるきっかけがあるのか?
モンスターは成長するのか?

それで、ゲートがファントム化しそうな時のウィザードの対処方法なんだけど、なんと心の中(インナースペース)に入って、モンスターをぶち殺す!
ゲートを守るためには、しょうがないんだけどさー、心の一部をぶち殺すって乱暴でない?
人格変わらない?
ファントム化すると本来の人格は消滅、つまり人としては死ぬと同義。
命を守るためにはしょうがないんだけどさー。

ほんでこの映画では、ウィザードがある少年のファントム化を防ぐために、彼のインナースペースのモンスターを倒しちゃう、でも、おかげで 少年は魔法が使えなくなる。
心にモンスターを持つ者しか魔法が使えない。これもなんかのメタファー?
奥がありそうでなさそうで。

まあよくわからんけど、ファントムとは何か、魔法使いとは何か、心理学的な深いテーマに斬り込んでるような気がしないでもないでもない…(^_^;)
そこだけちょっと面白かったかも。


----追記(関連項目を追加しました)----

関連項目
【ネタバレ】仮面ライダー映画「ウィザード&フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム」
【ネタバレ】映画ゴーカイジャーVSゴーバスターズ
【ネタバレ】「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」
【ネタバレ】「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」
【ネタバレ】「平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat. スーパー戦隊」





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Last updated  2015.04.17 11:48:47
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