三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

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2009.07.28
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カテゴリ: フランス
さて、我々が1週間に渡り何処に行っていたかというと、
パリから南へ下ること、 たぶん600kmくらい
ジュリアン駆るのポンコツ号で延々とハイウェイと下道と乗り継いで、
走りに走って10時間。 やっとこさ辿り着いたその地の名前は アルデッシュ
残念ながら(?)アルプス山脈山麓ではありませんでしたが、
1000~1500m級の山々が連なる一帯を、南フランスの太陽を
いっぱいに浴びた深緑の元気な森と広大な牧草地が覆い尽くす、


DSC_1307.JPG

そのアルデッシュの山の深い深い谷間には、ひっそりと佇むかのように
数件の石造りの家々が数件集まって小さな村を形成し、
自然と調和した見事な景観を作り出しています。

DSC_1220.JPG

何で世界遺産に登録されないのかが不思議なくらいです。

そして我々が今回お世話になったのも、そんな村のひとつ。
重厚な石造りの家が5、6軒程と果樹を中心にした畑があるだけの、
小さな小さな村の中のとある1軒の家。

DSC_1219.JPG

何と、 この家が造られたのは200年前 とのこと!!

コチラが家主様。

DSC_1796.JPG

ジュリアンの友達で、普段はパリで小学校の先生と
Mrセバスチャン

執事のような名前ですが、ご主人様です 。そこんとこヨロシク。
テノールの効いた野太い声を響かせながらしゃべり、
ゆっくりと、しかし確信に満ちているかのような
どっしりとした動作で美味いものを作ってくれ、

ギターとトラッンペットをこよなく愛する、
見た目の通り 熊のような心優しい豪傑 です。

彼と彼の父親が今から数年前にこの家を別荘として購入し、
当時ボロボロだったこの家を夏が来る度に少しずつ自分たちで修復しながら、
現在の形に築き上げたという、汗と努力の結晶のような家です。

中から見ると2階建てですが、実際には3階建て、
1階部分は表通りに面しており、納屋として使われています。
住居部分の内装はこんなカンジ。

DSC_1773.JPG

これでリビングの半分くらい。天井は低いし暗いですが、
2階部分全部を使ったリビングは広々としており、変な圧迫感は
まるでありません。標高の割に、外の日差しが俄然強く、
日向に出ていると中近東並みに暑いのですが、
石造りの上に、窓も小さいので中は24時間いつでもひやりとした
快適な温度に保たれています。湿度も低く、乾燥した土地なので、
日本のようにイヤな湿気が籠ったりカビが生えたりすることもありません。
大きなソファーに薪ストーブがひとつと、巨大な暖炉がひとつ、
夏は涼しく、冬は暖かい、よく考えられた造りの家です。
広々としたキッチンには6人がけの大きなダイニングテーブル
(主に調理場として使用)とたくさんの食器、巨大な冷蔵庫、
オシャレな間接照明に、そしてたくさんの楽器が並ぶくつろぎ空間。
3階部分は寝室が2つと天井の高いリビングになっています。

ちなみに、この他にもう1棟倉庫が家の入り口に建っています。
広い中庭の上に、石造りの階段を上がっていくと、
オリーブやらプルーンやらの果樹が覆い茂る畑、
家の敷地の外にもトマトやタマネギを野菜を育てている畑があり、
食事は3食、その中庭や畑の中に置かれたテーブルで食べ、
日が暮れた後はそこでゆっくりワインを飲みながらみんなで
オシャベリをしたり、満点の星を眺めたり。

DSC_1502.JPG

聞こえてくるのは、虫の鳴き声と100m程谷を降りたところにある
川のせせらぎの音だけ。モチロン、空気はこの上なく美味い。
森の中での最高のリラクゼーションライフを満喫する為の
全てが揃った、至れり尽くせりの場所です。

街から遠く、 パンひとつ買うのにも、
車で40分山を降りなければならない
ことと、
山の中なので 蚊屋を釣らないと眠れない ことだけが
唯一の難点ですが、まぁ、 そんなものは関係ないでしょう。

電気は来ていますが、 モチロンテレビなんて無粋なものはナシ
時計も流し台の上に申し訳無さそうに置かれているのですが、
殆ど誰も見やしません 。私もせいぜい1日に1、2度くらい。

陽が登って日が沈む。
みんな腹が減ったらメシを食う。

非常にシンプル。


行く前に 「とにかく、ものすんげぇど田舎だ」
聞かされていた上に、私にとって山での生活といえば、

水は全部川の水、汲みにいくときは
ハブに注意 しなければならず、明かりはランタンと蝋燭のみ、
火は全部囲炉裏かかまどで起こして、 献立の8割はカレーか鍋
トイレはナシ。全部山の中。雨が降れば何故か ムカデにケツを噛まれ
立ち止まればブヨと蚊の猛攻にやられ、顔をお岩さんの如く腫らし、
夜中にのトイレの為に外に出れ ば靴の中にスズメバチが
入っていて刺され
、外で立ち小便をすれば手前の茂みが突然動き出し、
何かと思ってヘッドランプで照らしてみれば、 猪のケツ だった、
酒は泡盛のみ、山の歌とともに先輩からのいつ果てるともしれない
一気コールが延々と続き、 「嗚呼、このままだと急性アル中で死ぬ…」
思いながらもいつの間にか潰れ果て、翌日は 地獄のような二日酔い
またクソ重たいリュックを背負って道なき道を…。


なんていう サバイバルな場所での山ごもり 想像していただけに、
(ちなみに、上記のお話しは全部、 沖縄のヤンバルの森の中での実話 )、
もう、本当に環境が良過ぎて申し訳ねぇ申し訳ねぇ…
兎に角、 謝りたくなる程すんばらし場所 なのです。


そんなこの家で、彼らは学校が休みになる 夏の2ヶ月間と、
冬と春の1ヶ月ずつ、合計4ヶ月をこの家で過ごす
そうです。

うーん、羨ましい。


そしてこんな「自然の中での贅沢」を凝縮したような場所に
集まった愉快な仲間はコチラの面々。

DSC_1247.JPG

我々3人と家主様の他に、家主様の奥さんと、その双子の妹、
モーリシャス諸島で学校の先生をする夫婦とその クソガキ…
もとい、わんぱく坊主のナエルくん。

DSC_1207.JPG

すぐにコチンを殴ろうとしてくる ので、注意が必要です。
油断しているとやられます。

そんな愉快な仲間たちとともに、昼前くらいにもそもそと起きだし、
とりあえずパンや、ジャム、チーズ等、有り合わせのものでブランチ、
その後は洗い物や掃除、洗濯、畑仕事。
基本的に日の出ているうちは周辺の山に登ったり、
谷を川沿いに遡ってみたり、川縁で泳いだり、
読書、シエスタ、日光浴に精を出す。
日が傾いてくると家に戻り、夕食を作ったり、
まだ完成していない家の修復を手伝ったりして、
太陽が沈む頃に…といっても、夜の9時過ぎくらいなのですが、
遅い夕食、その後は楽器でジャムセッションをしたり、
只何をするでもなくボーッとしたり、そして眠くなったら眠る。


いやー、申し訳ない。


本当に、心の底から、体の芯まで、骨の随まで、
南フランスの豊かな自然を満喫させて頂きました。


つい先月までの2ヶ月半程、ずっと砂漠の国々をしていた私。
走るバスの車窓から外を眺めてみても、そこにあるのは砂の大地に岩の山。
川であるべき場所は乾き切り、嘗て水を称えた痕跡があるのみ。

そしてヨーロッパに入ってからもずっと、行き先は街だけ。


ホントーーーーーーーーーーーーーーーーーーに、


山と森に飢えてたんです!!!!



たぶん、世界一の大都会であろう香港に住んでいた
1年8ヶ月という歳月と同じくらい、
緑に飢えていたのではないかと思います。


御陰様で、もの凄くいい充電をさせて頂きました。

ありがとうございます。


ちなみに、残念ながら今回は、

何もなくしていないし、何も盗まれていません。


皆さんのご期待にお応え出来なくでスミマセン。


くわぁーーーーーーペッ。



フッフッフ…運気もだんだんと俺に戻って来たようだぜ。




明日の日記では、豊かなアルデッシュの自然について
皆さんにお伝えしようかと思います。

DSC_1179.JPG

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Last updated  2009.07.29 00:33:50
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