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2005/07/19
テーマ： 車に関するお話(10533)
カテゴリ： カテゴリ未分類
スペインでの走行距離は、
やはり一日1000ｋｍを簡単にオーバーする。
今日の走行距離○×ではあまりに味気ないので、
車中からの写真も載せてみましたｽ。
それにしても、こんな長距離を走ってたったこれだけの、写真？
あたりまえのことに気が付いたんです。
高速道路が完全に整備されてから、
もうスペインでも日常の人々の生活を垣間見ることはなくなったんｽ。
全部パスしちゃう。ｗｗｗｗ
たしかに、運転環境（安全も含めて）、
想像もできないくらい向上しました。
でも、失ったものも大きかったｽ。
(左上)
運転席の私は､ つばの長い帽子をかぶっているｽ。
太陽光線が道路の方向によっては、
その帽子のつばの下から、
私のサングラスを射抜くように忍び入る。
フランスから、ピレーネをこえて、スペイン北部にて。
(左下)
Portugalポルトガル、Ciuda Real シウダ レアルとあるｽ。
スペイン南部の道路、空の色がだいぶ青くなっている。
（この日は珍しく曇っていたｽ）
道路わきには、何百キロにわたり、
この花が咲き乱れているｽ。
普通の雑草が干しあがるような気候を生き抜く、
それも小さな花をつけたままで。
特に今年は、スペインは記録的旱魃で、
イチゴなど、多くの果物がドイツの食卓にのぼらなかったｽ。
(右下)
スペインバスク地方に入って、山間の道を行くｽ。
一時期バスコ語放送一色だったのに、
この頃は、落ち着いて、大多数が、
普通のスペイン語放送になっているｽ。
人の気配のない岩山の周りを果てしなく走ると、
ときどきポツンと村が現れてまた、一瞬のうちに、彼方に消え去る。
これは今も昔も変わらないｽ。
車の窓に、夕立の水滴（バスク地方の天候はめまぐるしくかわる）
(右上)
スペインに乗り入れてすぐに、おなじみの、 ゴンザレス社 のシェリー酒の 看板 が出迎えてくれる。
始めてこれを見たイギリス人が､
追突事故を起こしたという逸話があるくらいの
迫力もんだ。
なんせ、スペインの原野には、
牛( 看板 )の大きさを類推するようなものは、何にもないんだから、
始末がわるいｽ。
この写真の牛なんか、道路わきだから、いいようなもの、
遠く原野にポッンと夕日を背にした、牛が､ 遠く視界を遮る時、
わかっていても、目をこするのは、私だけでは、あるまいて。ｗｗｗ
( 今このブログを書きながら、外を見ると、
朝方なのに、灰色の低い空、にわかに、雨が降り出した。
昨日は、夏晴れで32度もあったのに、今は、セーターを着ている。
ドイツに帰ってきたことを、しみじみ実感 )
でも、灼熱のスペインでも、
朝方は長袖かセーターが要ることはしばしばあるｽ。
我々も車の中でも、かあちゃんは､
長そで早朝はヒーターを入れて走るｽﾖ
日本での、夏のイメージとはずいぶん違うｽ。
もちろん、大都会マドリード、セビリアなんて所だと、
夜がふけても、
昼間の強烈な太陽光線で熱せられた建物が発散する熱気で、
寝苦しい日々が続くのだろうけど。
スペイン人にとってもっと驚愕なのは、
その目まいのするような、太陽の下を、かいくぐるようにして、
都市観光に励む日本人観光客の群。
ある日セビリアでヒラルダの塔近く申請書類をもらいに、きた我々が、
影をぬうようにして太陽光線を避けて影から影へ飛び跳ねるように歩いていると
大型バスが止まりドイツの観光客が出てきて
太陽を仰ぎ見るように両手を広げた。
たぶん、空港から、直接来たんじゃないかと思ったけど。
ドイツ人にとっては、
やっと太陽に出会えたっていう気持ちだったんでしょう。
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