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torres8

torres8

2006/01/22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ビーニャ さん

『なんとかしろ~!自分の家が心地よい香りで満たされれば、

樅の木が何百万本も切り倒されてもいいのか?

せめて根っこの付いたのを買って何年も庭で育てるか、

人造の木にしてよと言いたい。

木だって生命があるんだよ。

枝を使うくらいならまだしも、殺すことはないだろうにと思うのですよ。』








*
ドイツの森は、絶えず間伐(かんばつ)、枝おろし、と植林を交互に繰り返しながら、

手入れされています。



そうしないと、狭い地区に多くの木が生えていき、成長するにしたがって、

お互いにじゃまになり、しまいには、大量の木々が死滅するからです。

植林用の木は大量に、年代別に、畑の作物のように、生産されています。

クルスマスツリーや装飾用の樹木(つまり切ることを前提にしている木)は、

その畑からくる訳です。




**


枝豆の木だって、なすの木だって、もっと長生きたいかもしれない。

でも、人間は、自分たちの都合で、彼らを、根こそぎ掘り返して殺してしまう。

じゃがいものつるだって、『なんで掘りおこされなきゃいけないの?』

って思ってるかもしれない。


『僕、冬越して来年も生きたい!』って言う作物も他に、



こんな極端な、議論もなりたつわけです。



道端に、どれだけの草木があるの?

ある種の生物に感情移入すると、おかしなことになることもあります。

ハエや蚊をどうして大量虐殺するの?

バイキンだって立派な生命です。


われわれは彼らも殺しまくってる。ww

これは、イルカ、鯨の議論にもつながるわけですけど。




***
ドイツ人は、世界一森林を大切にする種族です。

民族衣装も、緑が多いし、自分達を森の民族と呼んでいる。

自分の庭の木もある一定の大きさになると、切るのに、

許可がいるくらいです。



スペイン人は残念ながら、街道の木なんか、

酔っ払い運転の車が突っ込んだからって、すぐ切っちゃう。

それで、後で木陰が無くなって暑いなんていってる。

ドイツ人は、300年かかって、

自分達の森林を育てたと誇りにも思ってる。


森林があるから、ドイツには、ほとんど洪水が起こりません。

アメリカ(カルフォルニア)や日本(北海道の大農地帯)で、

耕地の表土流出が深刻な問題となり、

今またドイツの森林行政を取り入れろと騒いでいますよね。





****
さて、日本の森(大部分は杉)は全国土の70パーセントを占めます。

しかし人の住める平地は13パーセントしかない。

だから、日本の都会や田園生活には森林は無縁のものなのです。




ドイツの森は、全国土の30パーセントを占めて日本の森より少ないようですが、

全国土のほとんど(バイエルンの南のわずかな山を除いて)は平地なので、

人々の生活に森がもっと密接に結びついているのです。



そんなわけで、素顔のドイツは、森におおわれた、緑豊かな、国土です。

国全体に深い森林が広がっています。


全ドイツの大都会(たとえベルリンでさえ)は、

深い森に包まれ、街中にも森があり、日本からやってくると、

第一印象は、その緑の多さに驚かされることです。



全国に営林署網が完備していますし、そしてなりよりも、

ドイツ人は、森をとても大切にするんですよ。



そして、森の中は、遠くまで見渡せて、そこらじゅうに、散歩道が作られています。

明治の日本の大学の農学部に最初に森林科が作られたのも、

ドイツを見習ったものです。

いまでも、ワンダーフォーゲル(Wandervogel)部なんて、

どの大学にもありますよね。

ワンダーフォーゲルはドイツ語です。





ほんとうに、何時間歩いても人っ子ひとりだれにも会わない森が、

ドイツのどこの、都会の周りにもあります。

ウサギや鹿、りすやハリネズミにも出会います。

険しい谷や高い岩山がないので、子供にもやさしい、森なのです。

グリム童話の世界そのままです。

ドイツの童話の世界では、人間達、親からさえ見捨てられた、

子供達が、森に見守られて生きて行く姿が書かれています。




《右上》
ここの森は、デュセルドルフ市の中心から、たった5キロメートルの場所です。

もちろん、デュセルドルフ市の一部です。

私の家から、5分です。向こうに池も見えます。



《右下》
ここの森には、ある距離ごとに、消火栓があります。

ドッキリカメラじゃないんですよ。

まじめなんです。(^^;



家屋のない、森の中に、消火栓をはじめて見たときには、

それが、なんだかわかりませんでした。

真ん中の『スタート』『0 Km』なんて書いてあるのは、

散歩道のスタートの表示です。



《左上》
木の幹に右から、黄色、赤、そして白のチョークの印が見えますか?

赤、はすぐに切り倒す、黄色は、その次のカテゴリー、白、健康らしいです。

こうして、絶えず間伐(かんばつ)と枝おろしをして、森を保護しているわけです。

日本で今、これが満足に出来なくて杉の花粉症が蔓延してますね。



《左下》
デュセルドルフの喧騒からのがれて、冬の乗馬で汗をかく人もたくさんいますよ。

費用が、安いから学生さんなんかにも人気の的です。

(なぜか乗馬人口の9割は女性です)~^^!




BBSへのご返事遅れてすみません!

できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います

日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。

勝手なこと言ってごめんなさい!



 お願いいたしゃ~す!忘れないでね!いやぁ~ダンケ!

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Last updated  2010/07/09 04:11:56 AM コメント(14) | コメントを書く


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