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torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) ドイツからスペインには7月末くらいに飛ぶ…
torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) 今 ドイツにいます。 雨ばかり、早くスペ…
torres8 @ Re[1]:帰ってきたトレス8(11/10) アラネアさんへ 覚えてますよ。今東京の自…
torres8 @ Re[1]:帰ってきたトレス8(11/10) ビーニャさんへ 浦島太郎です。懐かしいな…
2006/05/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
過去 のお話

ホテル・リッツ正面を出て、

高級ブティックの並ぶバンドーム広場, Place Vendôme広場の

直進道路に私が通りかかった時、私は誰かが私を、

呼んでいる声を聞いたんです。



付近は、駐車禁止ゾーンであり、中央にはナポレオン像をいただく円柱が建ち、

視界をさえぎるものもありません。


真昼のパリ、青空も見え出した、絶好のショッピング日和でした。



なまりのあるたどたどしい英語で通りの車中から。 

『なに?』私

『このスタッツィオ~ネ(駅)なんだけど、、、、』男は

徐行して近づいて来た小型車の助手席に座り、窓から片手に地図を持って、

見せるようにしながら、私に話しかけようとしていた。

『へぇ?』なにがなんだかわからない私



『あのさぁ~、私たち、今日博覧会に行ってきたんだ、

それでここに、売れ残りの出品レザージャケットがある、、、

これ、正札の半額でいいよ、もし気に入れば、だけど、、』

男は真新しい紙のカートンを開けようとしていた。



一流ブランドのロゴマークがまぶしく見えていた。 



今なにが起こっているのかを、理解しようとしていた。




『ほ~ら、こっちに来て見てみなよ!、新品だよ!

これ見てみなよ!』男の英語がイタリア訛りだとようやくわかった。




ここまでの会話では、私は半分でもこの男の話を信じていて、

車に近づきつつあった。




見るだけならいいだろう 』と私は考えていた。



『あ~ぁ、スペチア~ルだぁ~、

一着、ただで、君にあげるよ、試してみなよ!』男


『ただであげる』、という言葉を聞いた瞬間、私の直感がなにか、

異状なものを感じ、ジャケットを見るために、

車に近づき始めたわたしの足を後ずさりさせた。






『アッ、アタンスィオン!』

だれかが私の後ろで叫んだ! 


その瞬間、

小型車の運転手が、

踏んだ!






道路に響き渡る、 強烈な爆音!



小型車のタイヤがアスファルト上を跳ね上がるように、

空回りして、煙があがり、

一瞬で小型車は前方に消えた。



私が確認できたのは、車のナンバープレートが、I、MI、つまり、

イタリーのミラノナンバーだったとゆうことだけだった。



私の後ろで、異変に気づいた、仏人が、私に声をかけたので、

危険を感じた、ひったくりは、突然全速力で、逃げだしたのだった。



彼らは、私の腰に付けていたウエストバッグを狙っていたのだ、

車に近づいた私のウエストバッグを助手席に座った男がつかみ、

安全ベルトカッターで引きちぎるつもりだったのだ。



ウエストバッグのベルトがうまく切れなければ、

私の体は、高速で走る車に引きずられるはめになる。

あぶないところだった! 




この頃、バブルで急激にふえた日本人ツーリストを狙って、

各種盗難が観光地で頻発していた。

ある日本人女性添乗員が、客からまとめて、

あづかったパスポートを入れたバックをオートバイの二人組みにひったくられて、

手を最後までバックから離さなかったため、

道路、外灯の柱などに、

頭をぶつけて死亡したのもこの頃だった。



アンダルシア、Andaluciaのセビリアなどの大都会は、

特に深夜は、無法地帯になる場所がある。


アンダルシア、Andaluciaの治安悪化の現状を、どじモデが、

しきりとぼやいていたことがあった。




『スペイン語が出来ない観光客は別にして、

おまえたちみたいな若者を狙う連中もいるのかい?』私




『ちがうんだよ!問題は、スペイン語が通じないんだよ!』どじモデ 






スペインは、現在外国人の不法侵入を防ぐ

ヨーロッパ共同体の最前線基地となってしまつた。

毎日何百人の不法侵入者(主にアフリカ系)が、

セウタ、Ceutaの鉄条網を越え、フェルテベントゥラ島 、

Fuerteventuraにアフリカから、ボートで渡ってくる。



昨年、スペインの外国人不法滞在者も100万人を突破した。

(スペイン政府の調査)

その数は、天文学的勢いで増加中。


スペイン警察の対応は、我々市民から見ると、恐ろしく鈍い。



『スペイン市民警察の責任をめぐりアフリカ人移民側は告訴』

エル・パイスの見出し記事が踊る。


えっ? 


ある日、一度に、不法移民約300名が鉄条網を越えた時に、

高い塀から落ちて1名の死者がでたことに対して

のクレームである。(300名で、30人の間違いではありません。笑)



フランコ独裁の暗い過去を持つスペインは、

警察をヨーロッパ一民主的な組織に仕立て上げた。

刑務所での、待遇も、おそらく世界一(?)よい。 



母子家庭の親子の受刑者の中には、

娑婆にもどりたくないと公然と主張する者もいる。

(スペインのテレビ・ルポルタージュ)


子供の衣食住はもちろん、教育、個室がすべて保障されている。

母親の行くヘアードレッサーまで完備している。



配偶者、恋人が週に一度泊まっていくことも許されている。 

恋人はどこに寝るんだ? なんて聞かないでくださいね!

みなさん!、いっちょう、スペイン警察に捕まリますか! 






画像は、

セビリアの居酒屋街( ボロボロの倉庫 のある所)に

どじモデが我々を連れてってくれた時のもの。

あたりは、アルモドバルの映画の世界!

かちゃんもステフィもはしゃいでいた。

人通りはなく、ちょっとやばい雰囲気だった。 


しかし、なぜか、 どじモデ は私が一緒にいることで、

安心して歩いていた。

ということは、私の人相が強面(こわもて)系ということか?

なんと失礼な!




BBSへのご返事遅れてすみません!

できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います

日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。

勝手なこと言ってごめんなさい!



ご支援に感謝!たのんます!ご協力ありがと~う! 

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Last updated  2010/07/10 07:44:29 PM
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