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torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) 今 海岸の家にいます。23度24度で涼しい…
torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) 2025新年あけましておめでとうござい…
torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) ドイツからスペインには7月末くらいに飛ぶ…
torres8 @ Re:帰ってきたトレス8(11/10) 今 ドイツにいます。 雨ばかり、早くスペ…
torres8 @ Re[1]:帰ってきたトレス8(11/10) アラネアさんへ 覚えてますよ。今東京の自…
2006/05/29
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テーマ: 旅の写真(3534)
カテゴリ: カテゴリ未分類



私にとって、この三角帽子イコール、スペインそのもの、だったんです。


『アンダルシア、Andaluciaの太陽の照り映える白壁を背景に』

なんて感じの、いかつい男達の、イメージです。 

たぶん、70年くらい昔の写真ですね。

それにしても、ひどく恐ろしげな人たちですね。

年代は、肩に吊っている、マシンガン、カービン銃の

銃身の形状から判断しました。





濃紺のゴラ、gorra(野球帽)をかぶっている(?)のか、

今はほとんどこの三角帽子(黒一色)の姿を見なくなりました。


セマナサンタの時に、村長さん、判事さん達と一緒に行進していた、

Guardia Civilの署長さん(?)が一人だけ、三角帽姿だったけど。


下の2枚のカラー画像は、ごく最近の、

何かの記念式典のグアディア・シビルの礼装姿ですね。

女性の登場にもビックリしました。 



私は、グアディア・シビルを、かっての、

フランコ独裁政権の負のイメージを代表するような

捉えられ方をしてたんですね。


スペインのHPで、Guardia Civilを見て行って、







 最近のGuardia Civil、スペイン治安(警備隊)

警察関係のニュースを拾って見ました。


 Guardia Civilがインターネットビールス、




 リバティのサイス監督が 血液操作を含むドーピングへの

関与の疑いでGuardia Civil、治安警備隊によりマドリッドで拘束さる。


 国境をまたぐコカインマフィアの大量検挙。



 それに、びっくりしたのは、

スペイン治安(警備隊)警察は2002年、同性愛の警察官が、

警察寮内で同性者と同居することを認める決定をしています。



それまでGuardia Civilの寮内で同居生活が許可されていたのは、

婚姻後の男女と異性愛カップル(同棲公認)のみでした。



Guardia Civilが、石頭のガチガチ頭のマチョなんてとんでもない!


日本はどうなんでしょう? 

ロルカ(1898~1936)の詩の中に出てくるGuardia Civil

なんてもう存在してはいないんです。






またもや、いただいたコメントからです。

Sierra Hikerさん

グアディア・シビル、Guardia Civilには間違ってもかかわりあうな、

と私も聞いたことがあります。


Michenerの本Iberiaにも酔っぱらってグアディア・シビルを殴ってしまった

アメリカン・ツーリストが連れ去られて何週間も行方不明だったうえに、

正式な裁判も無く7年刑務の宣告をされた、と書いてありました。



普通のスペインの人達はGuardia Civilのことどう思っているのですか?


私とSierra Hikerさんとは、

時代的バックグラウンド(?笑、失礼!)に共通性があって

話がわかりやすいと感じました。



Michenerの本は出版1968年ですから、

当然、殴ったのはそれ以前、1975年のフランコの死までまだ、

年月があり、その時点でグアディア・シビルを殴ってしまったのは、

たいへんにまずかったと思います。




Sierra Hikerさんの生活されてる、Californiaの保守的な、田舎で、

酔っぱらいが、シェリフ(保安官)を殴ってしまったことを


想像してみてください。


シェリフを一撃でノックダウンできなければ、

射殺されてしまっても不思議ではないのでは。笑



スペイン人のお年寄りにとってはGuardia Civilは

やっぱりこわいおまわりさんなんでしょうね。





aoazulさん

セルキートってくだけた言葉は使わないのかあ。


もちろんつかいますよ、cerquitoなんてかわいいですね!

屈強な若者に会いたいです。

いい男はいますか?黒髪セミロングが好みです(笑)

そりゃ、若いおまわりさん達、

めちゃかっこいい男の集団ですよ。

写真を撮るのは、原則禁止されてのが、残念でなりません。




おまわりさんとは違う職種なんでしょ?

スペインの警察組織は4種類あり

役割が異なるんですね。

aoazulさんさんがスペインにいらした時は、

もうあまりGuardia Civilの三角帽子はめだたなかったのではと思います。



スペインの景気のよさってなんですか?地方部はそうは見えないけど

aoazulさんさんが、覚えていらっしゃる、

スペインとは、この3年くらいで、いい意味でも、悪い意味でも、

様変わりしてしまいました。笑

アンダルシア、Andaluciaに東欧の出稼ぎ労働者があふれ、

不景気ドイツから、スペインにドイツ人が出稼ぎに出て行く時代なのです。

アンダルシア、Andaluciaのイチゴつみの季節の季節では、

農村地帯では、スペイン語が通じません。




マウリッツァさん

公務員さんなんですか?

それともボランティア?

いずれにしても、頼りになりそうですね。見た目は怖いのかな?

Guardia Civilは警察の組織なので、

公務員です。

Civilなんてホンダのシビックみたいですよね。

我々年配者にとっては怖いイメージです。




 ひとくち近代スペイン史

スペインフランコ独裁政権は、

かって、独伊のファシズム政権と同盟関係にありました。

第二次世界大戦後、独伊のファシズム政権が崩壊した後も、

実に30年間にわたってその独裁体制を維持し続けました。



1975年のフランコの死で、フランコに指名されて

フアン・カルロス1世(現国王)が即位、

西欧型の議会制民主主義国家への脱皮を図り現在にいたっています。




殆ど言論の自由がなかつた、フランコ政権の功罪については

様々な議論があるのでしょうが、

最終的には歴史が判断をくだすのでしょう。



しかし、スペイン全体が当時の日本よりも

犯罪の少ない安全な国であったことは事実として、

間違いないと思います。



フランコ死後スペインは急速に自由化されましたが、

結果として独裁政権の強力な警察力が民主化された警察になって

犯罪が横行し、非常に危険な社会になってしまいました。






いただいたコメントにビックリしたので、グアディア・シビルのことを書きました。

なお、今回の画像は、すべてスペインのHPからお借りしました。


 La Guardia Civil : 治安警備隊
オフィシアルサイト



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Last updated  2010/07/10 08:37:43 PM
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