2007-10月
とにかく女性の鑑賞客が多かった作品。 越路吹雪さんの歌でピアフというシャンソン歌手を知っていましたが、こんなにも波乱な人生を送った方だとは・・・と胸にずっしりくる内容の濃い作品です。
ピアフの役になりきった女優は、なんと仏映画「ＴＡＸｉ」シリーズの主役の彼女役でヒットしたマリオン・コティヤール！！なりきり度万点なだけでなく、歌もかなりのもので必見＆必聴もの！
エディット・ピアフの４７年の生涯は、あまりに短く、濃く、美しくそして純粋そので感動します。
「MISS POTTER」大当たり！！
うさぎ（動物）大好き人間には外せない作品！！ ご存知「ピーターラビットの世界」の作者、ビアトリクス・ポターの伝記映画です。
人間達との付き合いより、自分の描く動物達が唯一の友達という生い立ちはとても意外なエピソード。
良家の子女なのに、人間性としてはユニークで変わり者・・・というキャラをレニー・ゼルウィガーがうまく演じて違和感なく楽しめます。
ビアトリクスの描く動物達が動き回って生き生きと描かれているシーンや、愛する人との突然の別れなど、時代やお国柄が叙情的に表現されて感情移入しやすい作品でした。
「題名のない子守唄」ほぼ当たり
短期間の上映作品でしたが、かなり強烈な内容。 こんなにも女性がボロクソに扱われてしまうなんて！・・・というキッつい人生（というか運命？）が自分に起こったら（即答で）絶対無理だと言えます。 「母は強し！」的なｷｬｯﾁがありましたが、そんな単純な言葉で片付けられない壮絶な運命を鑑賞するのにも覚悟がいります。 男性向けの作品ではないかもね。
「パンズ・ラビリンス」ほぼ当たり
主人公の少女とあらすじに興味をもって鑑賞してみたら・・・ちょっと後悔したかな？ ファンタジーな部分は独創性と奇抜さで楽しめますが、現実部分はかなり残酷でエグイ映像が多い作品です。（一応PG12だし！） ○垣△朗君が某番組でかなりこの作品のラストを「美しい」と評していましたが・・・確かに美しい部分はあるけれど、「絶対お薦め！」と言い切るはかなり疑問！？ ダークファンタジーで人気の高い作品の「ロストチルドレン」や「スリーピーホロウ」が雰囲気的にはやや近い感じですが・・・全く異質と思って鑑賞した方が後悔しないでしょう。
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