2004年07月21日
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いつまでも魔人こおいちに居座られちゃたまりません。
何がたまらんって大幅に生活が乱れることです。
おいらとしては出来る限りＨＰの更新はしたい。
しかし魔人の前でパソコン開こうもんならヤツへの愚痴悪口満載のここ「４リットル焼酎」がバレてしまう。
一度、ヤツより先に酔っ払って寝ちまった時、勝手に電源を入れたのか画面がえらい事になっていました。
「ぎがが寝ちゃったから俺一人でつまんなかったんだも～～ん」
って貴様アダルトサイト行ったろ！！
変なバナークリックして無いだろうな！！
「すぐ電気切ったも～～ん」
「人気キャバ嬢○○」ってのは！！
ちくしょうウイルススキャンになんぼ時間かかると思ってんだ。
しかもパソコン前で喫煙もしたのでしょう。モニターがうっすら小汚いことに。
おいらも喫煙者ですがパソコンから離れてガンガン回した換気扇の下で吸ってるんです。おいらの日々の努力台無し。
パソコンもネットライフも守るためにはヤツより先に寝てはならない…
おいらが飲むのは夜９時からですが、幸いヤツは晩飯と同時に焼酎タイムスタート。だいたいは先に寝やがります。
よし！このスキに素早く更新だ！
限られた深夜に更新したり巡回したりするとついつい酒も進んじまいます。
そしてこおいち君のイビキと歯軋りはうるさい。これまた酒を飲まなきゃ眠れません。
それにより、次の日は昼近くまで二日酔いで動けないことに。←ダメダメ人間まっしぐら。
ヤツが仕事に行ってる時は良いんです。しかし毎日規則的な時間と言う訳ではありません。
おかげでおいらは落ち着いてパソコンも仕事探しも出来ません。
一刻も早く部屋を探して出て行かせねば死ぬ。
おいらがアル中になって死ぬ。
家賃３万以下。駐車場付き。なるべくすんなり出て行ってくれそうな物件！神様助けてぇ～～！
もう自分の職探しは後回し。一人でも勢力的に部屋探しをします。
----------------------灯台もと暗しなり
おいらの願いが天に届いたのでしょうか。激近所で発見。
この辺はバブルも地上げも乗り越えた古いアパートや個人宅が多い区画です。
「８畳１ルーム ２万５千円 即日入居可」
おおおおお～～これだ。ここだー！行って見よう！
張り紙からして大家さん直結物件みたいです。ピンポ～ン！！
あれ？お留守かな？ピンポ～～ン！
「車が無いからまだ仕事から戻っていないわよ」 ぬ？？
犬を連れた近所の奥様らしき人が声を掛けてくれました。
あ あの～ご近所の方ですか？おいら部屋を探してるんです
一年くらいの予定なんですけど
「私すぐ裏の家なの。ホラあそこ。今ここは２つ部屋が空いてるんだけど１階より２階の方が良いわよ」
そうなんですか？
「古いけど２階は角部屋だし日当たりがとても良いのよ。見たいなら帰ってきた時に連絡入れさせるけど」
え？連絡入れさせるって…？
「このアパート私の弟夫婦の持ち物だから」
え～！そうだったんですか！
ついでにお聞きして良いっすか？こちら車止めるとこあります？
「弟はここの前に置いてるわ。義理の妹は建物の横のこっちに置いてるから…この後ろならもう一台止められるかも知れないわね」
パーフェクト！！
「何か書く物持ってらっしゃる？連絡先を教えて頂ければ伝えておくわ」
はいはいはいっ！これです！お願いします！
ありがとうございます！おねーさんご親切ありがたいっす！
ワンちゃんも…散歩の邪魔してゴメンな！
ワンちゃんにも礼をつくした態度が裏目に出ますた。
あるいは奥様に「おねーさん」と、ついクセで言ってしまったのがいけなかったのか…
その後ワンコについて３０分世間話に付き合うハメに。
名前はロック君だって。雑種だけどとってもお利巧さんで奥様に忠実なんだって。
今年で１５歳のオスの老犬なんだって。ふ～
----------------------程なく魔人からも管理人さんからも連絡が
「え～ なんか小汚いなぁ～不気味だなぁ～」
部屋を見る前からぜいたく言うな！
確かに…小汚い。小汚いどころかアパート周辺はと～っても汚い。
レジ袋や枯葉・ポスティングされたチラシ・つぶれた空き缶・レトルト食品の調味料…小さなゴミが散乱。
今までに見て来た「部屋と管理人さんのプロファイリング」から推測すると…ここの大家さんはかなりだらしないお方とは思われます。
なんかここだけパッと見たらとても札幌市の中央区とは思えません。
後進国のホームレスや低レベル犯罪者が裏にごっそり隠れていそうな路地裏の雰囲気…
なんか銃の密造してたり麻薬を精製してたりしてそうです。
センスも手入れも悪い狭いお花畑も怪しさに拍車をかけてます。
「こんなとこ俺いやだなぁ～」
やかましい！部屋はキレイかも知れないべ！
見てから決めれば良いべ！
行くぞ覚悟しろよ。
ピンポ～ン！
先程お電話頂いたぎがと申します。張り紙のお部屋を見せて頂きたいんですが…
「あら～～ご苦労さま！まーまー今日も暑いわねぇー」
ｳﾌﾟﾌﾟ こおいち君の苦手なチビデブ系のオバサマだ
「１階の部屋も２階の部屋も２万５千円にしたのよ！今の若い子はこんなとこ住みたがらないし古いから滅多な値段じゃ借り手が無いし、かと言って遊ばせとくのもなんでしょ～？もう儲けはどうでも良いから貸した方が痛まなくて良いってお父さんが言うからオホホホホホ」
のっけからテンション高け～
「一階はここね！ちょっと長い事空いてたからカビ臭いけど窓の下は花畑なのよキレイなのよ。狭いけど収納はたっぷりよ！」
く 臭い！部屋が臭すぎる！！
カビっちゅうかここ排水管イカれて無い？？
こおいち君管理人さんといつも通りのやりとりしてます。
築年数は見たまんまの４０年。木造モルタル。かなり見た目どおりボロ～～。でも管理費は別途必要は無いそうで。
「私もお父さんも働いてるから管理なんてたいそうな事できないのよ～。ホントはお家賃と別にお金もらって周りも内装もキチンとしたいんだけどとっても手が回らないからそんなお金は頂け無いわ～」
じゃ毎月２万５千円だけ？
多少汚くても不気味でも我慢できるじゃんか！
建物の古さはしゃーないとしても全体的に不潔過ぎ…。せめて小マメに掃除をすればもっとマシなのに…とか思ったんですけどこんな調子の管理人さんじゃ納得。
「車を止める場所があるって聞いたんですけど」
「雪が降る前なら私の車の後ろに一台くらいなら置けるけど。ゴミステーションと電信柱のとこね。冬場はちゃんと自分で駐車場を借りて止めてもらうことにはなるわね」
「じゃあ車タダで止めれるんですね！」
こおいち君一変して目がキラキラしてます。例によって勝手な拡大解釈してるんだろうなぁ…
おねーさーん！２階はどんな部屋なんですかぁ～？
「２階ね！２階はすごく良いわよ！前の人ってず～っと長く住んでたんだけど去年入院しちゃったの。いつまで経っても戻って来ないわーと思ってたら死んだんだって！あらもぅ嫌でしょ～？私たちずっと知らなくてオホホホホホ」
うわぁ 不謹慎な管理人さんだ…
さすがの魔人こおいち君もオイっ！っと目で合図してきました。
すかさず知らんぷりしときますた。
「はい入って入って～。きっと気に入るわよ！」
どれどれどんなもんだよ
---------------------------パーフェクト！！
広い。明るい。
ここって８畳なんですよね…
「昔の間取りだから今のより広いのよ。３面が窓だから陽当たりは確かなのよ～今の時期は暑いけど冬はちょっと寒いかもね！だから安くしてるのよ」
ああ あの～～今すぐは越せないんですが荷物だけでも運びこんで良いっすか？
２万５千円なんですよね？
本格的に契約する前に荷物をなんとかしたいんです！！
「今日は７月１５日かしら？本契約は８月１日で前家賃と敷金一ヶ月分で５万円いるんだけどその前から家具入れるなら…」
５千円くらいでなんとかお願いします！！
その前から住み始めたら日割り計算でお願いします！
「じゃーそれで良いわ。オマケよ！ホントは荷物入れ始めたら家賃もらう事になってるんだけど」
「やったーぎが！やったな！ここなら申し分無いな！ありがとうございます。さっそく明日から家具を運び入れますよ！オバサン！！」
こら！オバサンって言うな！！
「え？ ２人で住むの？お子さんだけが住むんでしょう？」 おお子さん？おいらの事？
あ すんません…こっちのオッサンの部屋を探してたんです。
つかおいらたち親子じゃないっす。
「あら？まー私は若い子が部屋を探しに来たって聞いてたんだけど…」
（……だまされた！！って人の顔ってこのことでしょうか…）
大家さん＆繋いでくれた奥様ともども部屋を探してるのはおいら自身だと思い込んでいたようで…
こおいち君の事は「おいらの保護者」だと思い込んでいたようで…
おいらの父親扱いされたこおいち君。大誤爆
「オバサン勘弁して下さいよ～俺こんなでかいガキいるように見えますか～ショックだなぁ～」
だからオバサンって言うな！！このバカ！
せっかく有利に事が運ぶように持って行ってるのに…
管理人さん態度急変。
「じゃ部屋の鍵は今すぐ渡すけど取り合えず１万円ってことで。」
「えっ！５千円で良いって言ってくれたじゃないですか！？」
「お父さんと相談しないとどうなるか解らないからねぇ～私の一存じゃねぇ～お父さんが良いって言ったら差額は本契約の時に引くわ。嫌なら無理にとは言わないのよオホホホホ」
ああ案の定…このバカ！おいらの営業努力が水の泡だ！！
…魔人です。身から出たサビです。
つか追々わかって来たのですが、この管理人のチビデブおばさんも裏の義理のお姉さんも犬も結構な食わせ者でした。
「良いですよそれでお願いします。決まりだな。ぎが金あるか？」
なんだよその「受けて立つ！」な態度は。
ちゅーか、どうしてこんな時に限って都合良くお金あったんだろうおいら。
一応領収証下さい！とは言って魔人に「この１万は絶対返せ！死んでも返せ！」と発狂しておきました。
この１万円で魔人が出て行ってくれるなら安いもんだ。先行投資だ。
明日から平穏な日々が…
と思っていましたが甘かった。甘かったよママン…
この魔人の新居はさらなる魔人が集うデスパレスだったんです。
何がたまらんって大幅に生活が乱れることです。
おいらとしては出来る限りＨＰの更新はしたい。
しかし魔人の前でパソコン開こうもんならヤツへの愚痴悪口満載のここ「４リットル焼酎」がバレてしまう。
一度、ヤツより先に酔っ払って寝ちまった時、勝手に電源を入れたのか画面がえらい事になっていました。
「ぎがが寝ちゃったから俺一人でつまんなかったんだも～～ん」
って貴様アダルトサイト行ったろ！！
変なバナークリックして無いだろうな！！
「すぐ電気切ったも～～ん」
「人気キャバ嬢○○」ってのは！！
ちくしょうウイルススキャンになんぼ時間かかると思ってんだ。
しかもパソコン前で喫煙もしたのでしょう。モニターがうっすら小汚いことに。
おいらも喫煙者ですがパソコンから離れてガンガン回した換気扇の下で吸ってるんです。おいらの日々の努力台無し。
パソコンもネットライフも守るためにはヤツより先に寝てはならない…
おいらが飲むのは夜９時からですが、幸いヤツは晩飯と同時に焼酎タイムスタート。だいたいは先に寝やがります。
よし！このスキに素早く更新だ！
限られた深夜に更新したり巡回したりするとついつい酒も進んじまいます。
そしてこおいち君のイビキと歯軋りはうるさい。これまた酒を飲まなきゃ眠れません。
それにより、次の日は昼近くまで二日酔いで動けないことに。←ダメダメ人間まっしぐら。
ヤツが仕事に行ってる時は良いんです。しかし毎日規則的な時間と言う訳ではありません。
おかげでおいらは落ち着いてパソコンも仕事探しも出来ません。
一刻も早く部屋を探して出て行かせねば死ぬ。
おいらがアル中になって死ぬ。
家賃３万以下。駐車場付き。なるべくすんなり出て行ってくれそうな物件！神様助けてぇ～～！
もう自分の職探しは後回し。一人でも勢力的に部屋探しをします。
----------------------灯台もと暗しなり
おいらの願いが天に届いたのでしょうか。激近所で発見。
この辺はバブルも地上げも乗り越えた古いアパートや個人宅が多い区画です。
「８畳１ルーム ２万５千円 即日入居可」
おおおおお～～これだ。ここだー！行って見よう！
張り紙からして大家さん直結物件みたいです。ピンポ～ン！！
あれ？お留守かな？ピンポ～～ン！
「車が無いからまだ仕事から戻っていないわよ」 ぬ？？
犬を連れた近所の奥様らしき人が声を掛けてくれました。
あ あの～ご近所の方ですか？おいら部屋を探してるんです
一年くらいの予定なんですけど
「私すぐ裏の家なの。ホラあそこ。今ここは２つ部屋が空いてるんだけど１階より２階の方が良いわよ」
そうなんですか？
「古いけど２階は角部屋だし日当たりがとても良いのよ。見たいなら帰ってきた時に連絡入れさせるけど」
え？連絡入れさせるって…？
「このアパート私の弟夫婦の持ち物だから」
え～！そうだったんですか！
ついでにお聞きして良いっすか？こちら車止めるとこあります？
「弟はここの前に置いてるわ。義理の妹は建物の横のこっちに置いてるから…この後ろならもう一台止められるかも知れないわね」
パーフェクト！！
「何か書く物持ってらっしゃる？連絡先を教えて頂ければ伝えておくわ」
はいはいはいっ！これです！お願いします！
ありがとうございます！おねーさんご親切ありがたいっす！
ワンちゃんも…散歩の邪魔してゴメンな！
ワンちゃんにも礼をつくした態度が裏目に出ますた。
あるいは奥様に「おねーさん」と、ついクセで言ってしまったのがいけなかったのか…
その後ワンコについて３０分世間話に付き合うハメに。
名前はロック君だって。雑種だけどとってもお利巧さんで奥様に忠実なんだって。
今年で１５歳のオスの老犬なんだって。ふ～
----------------------程なく魔人からも管理人さんからも連絡が
「え～ なんか小汚いなぁ～不気味だなぁ～」
部屋を見る前からぜいたく言うな！
確かに…小汚い。小汚いどころかアパート周辺はと～っても汚い。
レジ袋や枯葉・ポスティングされたチラシ・つぶれた空き缶・レトルト食品の調味料…小さなゴミが散乱。
今までに見て来た「部屋と管理人さんのプロファイリング」から推測すると…ここの大家さんはかなりだらしないお方とは思われます。
なんかここだけパッと見たらとても札幌市の中央区とは思えません。
後進国のホームレスや低レベル犯罪者が裏にごっそり隠れていそうな路地裏の雰囲気…
なんか銃の密造してたり麻薬を精製してたりしてそうです。
センスも手入れも悪い狭いお花畑も怪しさに拍車をかけてます。
「こんなとこ俺いやだなぁ～」
やかましい！部屋はキレイかも知れないべ！
見てから決めれば良いべ！
行くぞ覚悟しろよ。
ピンポ～ン！
先程お電話頂いたぎがと申します。張り紙のお部屋を見せて頂きたいんですが…
「あら～～ご苦労さま！まーまー今日も暑いわねぇー」
ｳﾌﾟﾌﾟ こおいち君の苦手なチビデブ系のオバサマだ
「１階の部屋も２階の部屋も２万５千円にしたのよ！今の若い子はこんなとこ住みたがらないし古いから滅多な値段じゃ借り手が無いし、かと言って遊ばせとくのもなんでしょ～？もう儲けはどうでも良いから貸した方が痛まなくて良いってお父さんが言うからオホホホホホ」
のっけからテンション高け～
「一階はここね！ちょっと長い事空いてたからカビ臭いけど窓の下は花畑なのよキレイなのよ。狭いけど収納はたっぷりよ！」
く 臭い！部屋が臭すぎる！！
カビっちゅうかここ排水管イカれて無い？？
こおいち君管理人さんといつも通りのやりとりしてます。
築年数は見たまんまの４０年。木造モルタル。かなり見た目どおりボロ～～。でも管理費は別途必要は無いそうで。
「私もお父さんも働いてるから管理なんてたいそうな事できないのよ～。ホントはお家賃と別にお金もらって周りも内装もキチンとしたいんだけどとっても手が回らないからそんなお金は頂け無いわ～」
じゃ毎月２万５千円だけ？
多少汚くても不気味でも我慢できるじゃんか！
建物の古さはしゃーないとしても全体的に不潔過ぎ…。せめて小マメに掃除をすればもっとマシなのに…とか思ったんですけどこんな調子の管理人さんじゃ納得。
「車を止める場所があるって聞いたんですけど」
「雪が降る前なら私の車の後ろに一台くらいなら置けるけど。ゴミステーションと電信柱のとこね。冬場はちゃんと自分で駐車場を借りて止めてもらうことにはなるわね」
「じゃあ車タダで止めれるんですね！」
こおいち君一変して目がキラキラしてます。例によって勝手な拡大解釈してるんだろうなぁ…
おねーさーん！２階はどんな部屋なんですかぁ～？
「２階ね！２階はすごく良いわよ！前の人ってず～っと長く住んでたんだけど去年入院しちゃったの。いつまで経っても戻って来ないわーと思ってたら死んだんだって！あらもぅ嫌でしょ～？私たちずっと知らなくてオホホホホホ」
うわぁ 不謹慎な管理人さんだ…
さすがの魔人こおいち君もオイっ！っと目で合図してきました。
すかさず知らんぷりしときますた。
「はい入って入って～。きっと気に入るわよ！」
どれどれどんなもんだよ
---------------------------パーフェクト！！
広い。明るい。
ここって８畳なんですよね…
「昔の間取りだから今のより広いのよ。３面が窓だから陽当たりは確かなのよ～今の時期は暑いけど冬はちょっと寒いかもね！だから安くしてるのよ」
ああ あの～～今すぐは越せないんですが荷物だけでも運びこんで良いっすか？
２万５千円なんですよね？
本格的に契約する前に荷物をなんとかしたいんです！！
「今日は７月１５日かしら？本契約は８月１日で前家賃と敷金一ヶ月分で５万円いるんだけどその前から家具入れるなら…」
５千円くらいでなんとかお願いします！！
その前から住み始めたら日割り計算でお願いします！
「じゃーそれで良いわ。オマケよ！ホントは荷物入れ始めたら家賃もらう事になってるんだけど」
「やったーぎが！やったな！ここなら申し分無いな！ありがとうございます。さっそく明日から家具を運び入れますよ！オバサン！！」
こら！オバサンって言うな！！
「え？ ２人で住むの？お子さんだけが住むんでしょう？」 おお子さん？おいらの事？
あ すんません…こっちのオッサンの部屋を探してたんです。
つかおいらたち親子じゃないっす。
「あら？まー私は若い子が部屋を探しに来たって聞いてたんだけど…」
（……だまされた！！って人の顔ってこのことでしょうか…）
大家さん＆繋いでくれた奥様ともども部屋を探してるのはおいら自身だと思い込んでいたようで…
こおいち君の事は「おいらの保護者」だと思い込んでいたようで…
おいらの父親扱いされたこおいち君。大誤爆
「オバサン勘弁して下さいよ～俺こんなでかいガキいるように見えますか～ショックだなぁ～」
だからオバサンって言うな！！このバカ！
せっかく有利に事が運ぶように持って行ってるのに…
管理人さん態度急変。
「じゃ部屋の鍵は今すぐ渡すけど取り合えず１万円ってことで。」
「えっ！５千円で良いって言ってくれたじゃないですか！？」
「お父さんと相談しないとどうなるか解らないからねぇ～私の一存じゃねぇ～お父さんが良いって言ったら差額は本契約の時に引くわ。嫌なら無理にとは言わないのよオホホホホ」
ああ案の定…このバカ！おいらの営業努力が水の泡だ！！
…魔人です。身から出たサビです。
つか追々わかって来たのですが、この管理人のチビデブおばさんも裏の義理のお姉さんも犬も結構な食わせ者でした。
「良いですよそれでお願いします。決まりだな。ぎが金あるか？」
なんだよその「受けて立つ！」な態度は。
ちゅーか、どうしてこんな時に限って都合良くお金あったんだろうおいら。
一応領収証下さい！とは言って魔人に「この１万は絶対返せ！死んでも返せ！」と発狂しておきました。
この１万円で魔人が出て行ってくれるなら安いもんだ。先行投資だ。
明日から平穏な日々が…
と思っていましたが甘かった。甘かったよママン…
この魔人の新居はさらなる魔人が集うデスパレスだったんです。
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