1 日のタイムスケジュール
私の 1 日のタイムスケジュールをお客様にお話した時に、
大変ですね!と、気遣いして頂ける人は、とってもいいお客様になる人だと思います。
朝 6 時に、名古屋駅前の、柳橋市場に行き、
まずは、その日、水揚げされた、地元の魚介類を見て、
その中でも、季節感、品物の良さ、調理工程を瞬間でその場で考えて、
かつ、今日のお客様の顔を浮かべ、かつ、 NG 食材、アレルギーなども頭に入れて購入する。
次は、地元愛知県以外のものを扱う魚屋さんに顔を出して、
今でしたら、富山の湾内ホタルイカの 1 番大きいものを買ったりする。
その次に、野菜屋さん、これも魚介類同様に、季節感、
お客様メニューの前回来店時と被らないか?など魚介類同様に色々考えて購入。
そして、雑貨、基礎ベースになる野菜、物がものすごくいいが、季節的にとりすぎて、安い物 ( 加工用 ) など見て周り、
7 時 30 分くらいに店に帰る。
急いで、冷蔵庫にしまい、仕込みを開始。
まずは、漂白しておいたまな板から洗い、スポンジとうの、
煮沸など。
魚、貝類、それぞれにあった仕込みをする。
お湯を沸騰させたり。
今でしたら、先に、タケノコのアク抜きが 1 番、
2 番目に三河湾ハマグリコンフィをオーブンで仕込み開始。
パンを焼くときは、
パン種発酵法を採用しているため、
先に元種のパンを仕込む。
魚介類はいっきに仕込み、
だいたい、 10 時くらいに終了。
次に手打ちパスタの用意をしてこねておく。
デザートなど、準備がいる場合は準備。
ひと段落ついたら、食事をする。
ご飯を炊いたり、おかずを作ったり。
たまには外へ食べに行く。
10 時 30 分から、可能な限り、 1 時間仮眠する。
起きたら、デザート、手打ちパスタ、基礎的な仕込み。
14 時から、夜のメニューに準じた仕込み。
アルバイトさんが 16 時 17 時に来てくれる。
皆んなで最後の仕込みと準備。
さぁ、 18 時営業です。
口取り、前菜、 10 品以上出ます。
全てに手を入れています。
さて、最初の料理を説明するために、
テーブルに行きます。
本日はご来店ありがとうございます。
最初のお皿ですが、
もうここで、私の話を全く聞かない人がいます。
さて、あなたでしたら、このタイムスケジュールを毎日こなし、
この話を聞かない人に笑顔を作れますか?
私は無理だ。
どう言われてもいい、人間ができていないから。
けど、一切の手抜きなしで用意して、
全く興味がない態度、もうダメです。
この前も、肩書きのある男性が私と仲が良い男性とみえたとき、
以前、貸切で利用させて頂いた時に、
シェフの機嫌を損ねるような事をしてしまい申し訳ありません、と。
覚えていますよ、
この肩書きのある男性は、良い人なのですが、
一緒に来た人がまぁ、これほどまでに、人の話を聞かないばかりか、
私が説明している時、自分の声のボリュームを上げて、大きい声で話しはじめた。最初から最後まで。
それで、この肩書きのある男性は、次回は前回のような人は呼ばないので、
予約を取らしてもらえませんか?、と。
良いですよ!
ミオオルトのシェフは態度が最悪、と、よく聞かれると思います。
そう言っている人は、 100% 話を聞かないばかりか、
料理に興味なし、声のボリュームを上げるような人です。
ミオオルトのシェフの態度最悪と、その人の感じたことは、
正しいと思います。
話を聞かない人には、
鉄仮面で、接します。
しかし、料理は用意していますのでしっかりします。
さて、営業終わり、片付け、 22 時から 23 時に終了。
アルバイトさんには、希望制ですが賄いを全力で作ります。
皆んな、ホント、喜んでいます。
アルバイトさんは、帰宅。
24 時くらいから、真空パック、冷蔵庫確認、掃除。
今日のメニュー記載、明日の予定、買い物など。
そして、ぼけ〜とします。
また明日でなく、今日が始まっています。
こんな感じを 22 年。
これだけしても、まだまだ仕込みが足りません。
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