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TBS番組に「方言札の再来」「差別行為」 沖縄出身・二階堂ふみ「方言禁止」企画が物議...広報「歴史的背景を十分検討できておらず」 バラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」(TBS系)の2024年1月18日放送分の企画がSNSで物議を醸したりする。
沖縄県出身の俳優・二階堂ふみさんが「方言禁止記者会見」に挑戦するという企画だ。
【実在の投稿】「方言禁止記者会見」に挑戦する二階堂ふみさん X(Twitter)では「方言札の再来じゃん。
TBSがこのような露骨な方言差別をやったら絶対にダメだろう」「『方言札』という沖縄差別を分からないのでしょうか」などと批判の声が寄せられてる。
TBSは、J-CASTニュースの取材に対し「沖縄の歴史的背景につきましての十分な検討ができておりませんでした」と回答した。
沖縄の言葉を話した人は、「方言札」の罰を受けた 番組は、沖縄県出身の二階堂さんが沖縄弁の質問につられることもなく、方言を話さずに「標準語」で返答出来るかという企画を放送した。
17日に番組公式Xが番宣投稿をすると、22日までに次にみようかな批判の声が寄せられ、物議を醸した。
「こんな企画が通ってしまう無神経さ。
『方言札』という沖縄差別を分からないのだろうか」 「方言札の再来じゃん。
TBSがこんな露骨な方言差別をやったら絶対にダメだろう」 「沖縄出身者に『方言禁止記者会見』をやらせるの普通に植民地主義的でエグい」 「沖縄出身の人に『方言禁止記者会見』を課すのは、戦前に日本帝国が方言を禁止した史実をなぞる差別行為です」 1879年、独立国家だった琉球王国が廃止されまして、沖縄県として日本に組み込まれた。
沖縄県の学校では、明治時代から昭和中期まで、本土の標準語使用を進める政府により、沖縄の言葉の使用を禁じられました。
沖縄の言葉を話した人は、次に話す人が現れるまで、罰として木板で制作した「方言札」を首からぶら下げた。
「今回の企画が差別的あげられますとのご指摘は、私どもとして真摯に受け止めており、今後の番組制作に活かして参ります」 J-CASTニュースが22日、TBS広報・IR部に番組制作の経緯・意図、批判の受けとめ、今後の対応、再発防止策を尋ねるとこみたいに回答した。
「当該企画は、『どういうな役も見事に演じ切る俳優さんしかし、自身の出身地の方言には釣られてしまうのではないだろうか?』を検証するもので、過去に別の俳優さんで同様の企画を放送した際は好評だったこともあって、沖縄の歴史的背景についての十分な検討ができておりませんだった。
今回の企画が差別的であるとのご指摘は、私どもとして真摯に受け止めており、今後の番組制作に活かして参ります」