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最近というか 昨日だが、コペルニクス的発見(!?)をした。
長年 、株式/為替といった相場の銘柄の将来価格というのはある程度 見通せる とばっかり思っていた。
実際、予測できることを前提に数々のチャート分析ツール/立派なファンダメンタルの各種充実情報、また 膨大な過去の実績Data、等々が準備されているし---。
ではこれだけ揃っていて 何故、証券会社は 自身で 取引をして 儲けようとしないのか。(山一證券がいい例だ。相当な資産を持ちながら それらを決して相場に出すことはしなかった。)
ここら辺に 答えが ありそうだ。
彼らは 実は わかっているのではないか。
株価/為替など 予測不可であることを。
そう 私が発見というか 気づいたのはこのこと;
---> 「 株価/為替の予測は限りなく不可である。」ということである。
そしてこの「予測できそうで 実は 予測できない」話題をここ2ヶ月の間にいろいろなところで目にした。
いくつか まとめの意味で記載したい。
1) 地震予知連盟の方針転換(一昨年)
--> 頻発する地震にネを上げ 結局、予知ではなく 事後対策に焦点を絞り始める。
2) 交通刑務所の署長の事故対策談義
--> 「安全運転することではない。事故がおきた時を考えて運転するに尽きる。」
3) チーフ為替トレーダーの言葉
--> 以前は相場観で買っていたが、相場にあわせ始めたら自然に利が出始めた--。
4) 「マネーの公理」ギュンター著
--> カオスの世界に 予測をするものが いたら 気をつけろ。
5) 石油プラントの設計リスクシナリオ
--> 事故とは起こるもの、が大前提で設計する。何が起こるか わからないのだ。
6) マネックス社長の6/9メルマガコメント
--> 株価予知ができると考えることは地震予知と同じく危険なことである。
7) 先物トレーダー高田氏
--> 勝つ人は予想しない。(この言葉は 重い。)
8) プロサーファー
--> Big Waveを ひたすら待つ。
9) 投資集団タートルズのラッセル サンズ
--> 「長期投資はファンダメンタル/短期投資はテクニカル」 は 大いなる誤解である。
これらに共通しているのは;
(予測によるアクションではなく )
事後の対象物のリアクションによって
これは言うは易く 行なうは難しである。
手っ取り早く当たり/はずれを 楽しめるからかしら?
面倒なことは 考えたくない--かしら、 -- ここら辺かもしれないな 。
いや もっと根が深いかもしれないぞ--。
思うに人は 秩序を求めるからではないか。そして自分自身が その秩序の中心にいたいからではないのか。多分、何も規範がないと 不安になってしまうからではないのか。
ある意味 人の傲慢さの現れかも知れない。もっと 自分以外に耳を傾けるように訓練の意味があるのかもしれないな--。
では実際に 投資では 具体的にどうすればいいんだ?
私的にまとめるなら、
この世は 相場も含め カオス、すなわち 秩序がない世界である。「一瞬先は闇」、とは よく言ったものだ。 この言葉に尽きるのではないか。
何が起こるかわからない、いつでも逃げる準備をしておけ! ということなのだと思う。
また。
追伸) 今日は 12/7である。
「なぜ予測に走るのか? 」 これは 予測自体が幻想
人は 結果を受け入れるしかない存在なのだ と思う。 予測とは ある意味 天に唾する行為なのかもしれない。
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