ロックの部屋

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CHIC


CHIC


シックが出てきた頃は、ディスコブームも中盤から終盤に向かっている時期ではなかっただろうか。このデビューアルバムの邦題は『おしゃれフリーク』だった。

ファンク系のデイスコ・ソウルにやや食傷気味だったところに、このシックが登場してきて、新鮮だった。シンプルで無駄がない、リズム音がガシッとしていて安定している。しつこさがない、爽やかなサウンド。とりわけナイル・ロジャースのギターはフュージョンぽくテクニカルだった。

1978年~1979年の頃のディスコブーム、私もこれに乗っかって、新宿のディスコへいったものです。「サタデー・ナイト・フィーバー」のステップはさすがに恥ずかしかった。ジョン・トラボルタのようにはなれなかったな。(笑)やはりファンク系の縦のりできるディスコ・ビートが好きだった。

このころ聴いていた音楽もディスコ系が主だった。

ドナ・サマー、タバレス、KCサンシャインバンド、シスター・スレッジ、シェリル・リン、コモドアース、アトランチック・スター、ピーチズ&ハーブ等々。

シックの曲では、やはり「le freak」が一番いい。スリー・ディグリーズ風の二人の女性コーラスもいいのだけれども、やはりナイル・ロジャースのギターとバーナード・エドワーズのベースですね。カッコイイのは。

ナイル・ロジャースはシックの活動以外にもプロデューサーとして、デヴィッド・ボウイの『レッツ・ダンス』等のアルバムの制作にも関わっています。ロックシーンにも影響を与えていたんですね。

かつて50枚近く持っていたディスコのアルバム(LP)も今では5、6枚しかありません。その中の1枚がこのシックのおしゃれなアルバムです。



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