発達障害家族~幸せ満喫happyライフ~

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2011.08.04
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カテゴリ: 子ども

旦那に聞いてみたことがある。

「学生時代の対人関係、そんなに辛くても、よく不登校にならなかったね。」

そしたら、小学校時代に、なんとなく面倒?しんどい?
理由は自分でもわからないけれど
布団に寝込んで、登校しなかった日があったそうだ。

ご両親は仕事で忙しいけれど
「大家族の家庭の方針は絶対」という、厳しいルールがあったそうだ。
そうでなければ、大家族をまとめられない。
特に、年長者の祖父母、両親のいう事は絶対だったようだ。

母親に、「病気じゃないなら学校へ行きなさい」と言われたそうだ。

それから、「病気じゃなければ行かないと」と思い
ずっと登校し続けた。
上下関係が厳しく、イジメもあった高校時代も頑張った。

その後の学生生活も、違和感や上手くいかない人間関係・・・
それにも関わらず、バイトで生活費を稼ぎ
きちんと卒業した。

幼い頃の単純ルールが、永続的に固定観念になるってことだろうか。
その枠から、外れる事ができない?

ルイに、その傾向が見られる。
逆手に取ったように
一度でも、「特例」を作ると、それは「特例」ではなく
「その後ずっとOK」なルールと、自分勝手に思い込むのだ。

だから、小さい頃から習慣づけについては気をつけていた。
固いけれど、旦那流のしつけを尊重した。
食事の中断や、途中退席は絶対ダメ。
それならご飯はなし。

歩きながらのおやつはダメ。
手を洗ってからじゃなきゃ、食べちゃだめ。
公共の乗り物で騒いだら、即降りる。お出かけ中止。
「これ欲しい」と泣いて騒いでも買わない。パパのお許しが必須。
3歳の反抗期に、かなりのカンシャクとバトルが繰り広げられたけれど
「うちのルール」は徹底した。
おかげで、4歳からは、子どもにとって当たり前ルールになり
私はずいぶんと楽になった。

4歳になるとルイは多動ぎみになった。

だから、自分を抑えるのはかなりの苦労だろうに
家庭ルールがルイの中ではストッパーになり
頑張って公共の場では静かにしてくれている。

幼稚園は喜んでいく。
「パパは毎日、しんどくても会社へ行く。ママは毎日、休まず家の仕事をする。
ルイは、病気でなければ、幼稚園でたくさん遊んでくる。先生からたくさん
お歌や工作、運動を教えてもらう。知らないことをお勉強するのが
ルイの、子どものお仕事だよ。」
と園に行く理由を説明した。

ルイが通う幼稚園を見学し、面接を受けることになった時
「なんでルイは幼稚園に行くの?」と聞かれたからだ。
おお、きたか、と思った。

旦那から、興味がないことや、理由がわからないこと
動機付けが全くないことは

「めんどくさい、無駄、やる気が出ない」
のダメダメ状態になるから、これからずっと続けないといけない事なんかは
きちんと説明したほうがいいと聞いていた。

理論的に理解したがる。理論で理解できないと、もやもやする。



「皆が行くから」というのは、一番通用しないようだ。
皆に必要でも、自分はべつに~必要性感じないし~と思った所でアウトだ。

なので、最初の動機付けや、納得が大事なのだろうと説明した。
それ以降、ルイは病気以外の日は「必ず登園」を自分で頑張っている。

幸いなことに、ルイの幼稚園は、毎日のレッスンに
動機付けをきちんとしてくれる。

言葉をやっと理解したばかりの、ほやほやの3歳児でも、あなどらない。
一つ一つの作業の前に、明確に「目的」と「何ができるのか」「何が楽しいか」
を説明してくれる。素晴らしい姿勢だと思う。

思うに、自閉症スペクトラムの子どもは、自分に正直なのだ。
曖昧なことや、納得できないことはしない。
よくわからないことも、やらない。
納得できたら、嫌な事でも「とりあえずしないといけないんだな~」
「ルールなんだな~」と、守ろうとする。



片付けの時も、ルイを促すのには ひと手間いる。
さらっと「ルイ、ご飯の前にお片づけして」と言うと
さっぱり片付けはすすまない。

最もやりたくない事のひとつなのだ。

10分経ち、20分経ち、4回、5回と言っても片付けないときは
私の動機付けができていない。
手を抜きまくりの時だ。

毎回、面倒ではあるけれど

「ルイ、ちょっと今話ししていいかな~。
このお部屋(リビング)は、ルイが遊ぶ部屋でもあるけど、
パパが新聞読んだり、ママが音楽聴いたり本読んだりする部屋でもあるよね。
3人で使う部屋だよね。
今は、部屋中、ルイのおもちゃばっかりだよ。
パパとママは部屋が使えないね。
だから、パパとママが部屋を使えるように片付けしておいてくれるかな。」

と、きっちり説明すると、「うん」とすんなり、片付けしてくれるのだ。

何が違うのかは、あんまりわからないけど
その時、その時に、動機付けする必要がある気がしている。

昨日言ったから、今日はわかっているだろう、が通じない。
昨日言って上手くいったら、今日も同じ事を言うと上手くいく。

そんな感じだ。
だから、一発で固定観念が入ることもあれば
毎回、毎回、動機付けしてやらないといけないこともあるのかな。







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Last updated  2011.08.04 21:58:52
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