ChoroQ play diary

ChoroQ play diary

小説 第一話~第五話


-20年前-
Qシュタイン軍 バチェリット侵攻-----
その時、ルイスは母マリーと共にバチェリットの外にある避難所へ逃げていた。
バチェリットの中心部から離れた住宅街へ差し掛かったその時、
タァン!
という銃声と共にマリーの砲塔と車体の隙間を弾丸が貫いた。
飛んでいく砲塔と共に、オイルがルイスの車体に飛び散った。
ルイスはただ、見つめるしかなかった。
すると、
プロトン兵「逃げるぞ!」
とルイスを抱えて避難所へと向かった。
ルイスは、死んだマリーをずっと見つめていた。

現在
ルイスはプロトン軍に入隊し、リベージュダースの防衛についていた。
そこに
ラテラル「よっ!」
彼はラテラル。ルイスとは士官学校からの友人だ。
ルイス「ああ・・・・・お前か・・・」
ルイスは、20年前の出来事以降、内気な性格に変わってしまっていた。
ラテラル「お前、元気無ぇなあ! まあ、いつもの事だけどな!」
ラテラルは笑っている。
ルイス「うるせぇよ・・・」
その時、
プロトン兵「敵戦車群を確認!」

第二話
プロトン軍はQシュタイン軍の猛攻に敗れ、既に最南端のリベージュダースまで後退していた。
ロドスシルト「この街が奴らに奪われれば、プロトン王国は終わりだ・・・これ以上下がる事は出来ない!全軍、命をかけてリベージュダースを守るんだ!」
俺とラテラル達は、西側から侵攻してくる敵戦車を迎撃し、これを殆ど全滅させた。
ロドスシルト「そちらは片づいたようだな。今度は左方から来た敵部隊に向かってくれ。」
ルイス・ラテラル「了解!」
俺たちは北東の方向からやってくる敵戦車群を迎撃しに向かった。
ロドスシルト「しっかり頼むぞ!」



ドン!ドン!
砲声と共に、Qシュタイン兵士が撃破されていく。
ドン!
俺が放った弾が、Qシュタイン兵の車体と砲塔の隙間に直撃し、砲塔が空高く舞っていった。
その時、20年前の出来事が浮かび上がっていた。
俺は、固まった。
ラテラル「何やってんだ!」
ラテラルの大声で、俺は目を覚ました。
既に辺りには、敵戦車はいない。
リベージュダースを無事、守る事が出来たらしい。
するとロドスシルト少佐が、
ロドスシルト「君たちの活躍によって最後の希望を失わずに済んだ」
ロドスシルト「さて、急で悪いが次のミッションへ行ってもらいたい」
ロドスシルト「現在、レジスタンス軍が手薄になっている敵部隊に対して攻撃を行っている」
プロトン兵「!」
ロドスシルト「彼らの助けに向かってもらいたい」
ロドスシルト「街の外にヘリを用意してある」
ロドスシルト「準備が出来次第、街の外へ出て北へ向かってくれ」
プロトン兵「了解しました!」

to be conntinued...


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