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2005年01月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1979年6月1日、名古屋の夜が揺れた。
「Danger Money」 のイントロの第1発目の音のデカさにビックリして飛び上がったのを今でもはっきり覚えている。(かなりカッコ悪い(^^;....)

当時はまだROCKを聴きはじめて間もない時期で、どれほどこのバンドが凄いのかを十分知らないまま(もちろんレコードでノックアウトされていたからそれなりに知ってるつもりではいた)コンサートを体験。 
だから単純に「ドラムが櫓(やぐら)みたいだ!」というのがその時の第一印象だったりする。 あ~、もったいないこと!


さて、UKのアルバムは4人編成の1stも3人編成の2ndもそれぞれよく出来た作品で優劣つけられないが、今日は2ndに収められている 「Carrying No Cross」 を取り上げることにした。

12分以上もある曲だが曲が次々に展開していき、リスナーを飽きさせない構成が成され起承転結が見事にバランスよくまとまっている。
幻想的な Eddie Jobson
そして John Wetton の少しハスキーなボーカルが続く。 スローなテンポで淡々と歌う。 しかし上手いなぁ~。
4分を過ぎたあたりから Terry Bozzio のドラムが炸裂しだす。 ボーカルがエフェクト処理(サスティンがかけられ)され徐々にフェイドアウトすると同時にバックの音がクロスフェイドインしてくる。 この躍動感と緊張感こそプログレの醍醐味である! 
そのまま力強いBozzioのドラムに乗ってEddieのキーボード大会に移行。 Zappa門下生の面目躍如の場面だ。 ポルタメントのかかったアナログシンセ風の幻想的なソロが続くまま再びBozzioのドラムが暴れだす。 ハモンドオルガンの音が加わり、Wettonのベースも激しさを増す。 さらにドラムの音数が増えていく… 一体彼の腕は何本あるんだっ!?
そんなバカげた事を真剣に考えてしまうほどの超絶テクニックの嵐である。 ここで曲は急にピアノのみのソロに激変する。 もうボクらはついて行くのが精一杯だ。 完全に 憂国の三士 に翻弄されている。 変拍子の渦に巻き込まれてしまっている。 しかしサスガはBozzio! アクセントの取り方が的確でプログレに長けたリスナーは労することもなくその濁流を楽しむ事が出来ている。 そう、これは鳴門のうずしおを楽しむ観光客にも似ている。 (あ、調子に乗りすぎました。m(_ _)m)
9:45くらいからリズムが変わり威風堂々とした曲調になる。 伝統あるブリティッシュ・ロックの風格を感じる。 クライマックスである。
そしてゆったりとしたメロディーになり最初のボーカルパートが再び現れる。 いよいよ「結」の部分である。 そのまま静かに幕を閉じていく…

こんなに美しく、力強く、繊細で、ドラマチックな音楽はそうそうあるものではない。 息もつかせぬ12分間の「音楽の奇跡」である。




1978年11月のライブ音源である。 メンバーは結成当初の4人だが、同じ曲をその4人で演るとどうなるのか!という興味津々な音源だ。
結論から言うと……、「これはこれでアリですよ♪」という差し障りのない感想で勘弁してください。
まぁ、キーボードよりも正確に早弾きする Allan Holdsworth は脅威的だし、独特なグルーヴ感を出す Bill Bruford のドラミングは魅力的である。 是非ラフなライブではなくスタジオで細かい設定を施した環境での音を聴きたかったと思ってしまう。



で、じっくり聴いてきたわけだが、最終的に最も感動したのはWettonのボーカルが最高に上手いという所かもね… いやぁ、ホントいい声してますよ♪




UK 2nd






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最終更新日  2005年01月19日 20時52分36秒
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