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2005.03.25
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 今日(3/25)は珍しく、そんな旦那さんの趣味に合わせた私でした。我家のDVDの中でもお局状態になっているものに"AMADEUS"があります。今日は、映画の中でも後半、ガンガンに奏でられる モーツアルトの"Requiem, K.626"(レクイエム) をリンカンセンターまで聴きに行きました。

 午後8時開演に間に合うようにリンカンセンターの"Avery Fisher Hall"にほろ酔い気味で着きました。開演まで時間があるので、ホール内の写真を撮っていると、あたふたと彼も到着し、席に着きました。

 休憩前にハイドンの曲も演奏されていたのですが、私・・船こいでいました。ワインの酔いとスペイン語の宿題を一夜漬けでやり午前5時に寝たのが手伝って・・良い気持ちでした。ほとんどメロディー、覚えていません(笑)。

 休憩が終ると隣にいた女性二人が席を移動していました。私の船こぎが邪魔をしたかなぁ・・。

 今回の演奏は"The National Chorale"というニューヨークのプロのコーラスカンパニーとそこに付属する"The National Chorale Orchestra"によるものでした。

 モーツァルトはレクイエムは晩年に手がけ、未完成のまま35歳でこの世を去りました。死後、弟子のジュースマイヤーによって1791年に完成されたそうです。モーツァルト自身が完成させたわけではないので、20世紀に入っても1991年まで改訂されてきたそうです。

アマデウス(期間限定)


 モーツァルト、ヴェルディ、フォーレが三大レクイエムと言われているそうです・・フォーレって誰だ?? レクイエムというと「鎮魂歌」と音楽の時代に習いましたが、ラテン語で「安息」という意味なんだそうです。


 コーラスとソロ歌手のパート、ソロ歌手4人によるパートと分けられていました。コーラスのパートは本当に昇天してしまうくらい響きがありました。"Rex tremendae"は迫力があって怖いくらいでした。訳を調べると「おそろしい王よ」となっていました。どうりで・・

 モーツァルトのレクイエム作曲に当たっては今でも研究が続けられていて、順番どおりに書かなかったとか、弟子に最終曲は"Requiem aeternam""Kyrie Eleison"の一部を用いるように指示したとか・・いろいろ言われています。今では、"Racrymosa"(涙の日)の8小節が絶筆となっているそうです。この曲も"AMADEUS"で流れています。ちなみに田宮二郎版の「白い巨塔」で財前教授が亡くなるときにバックにかかっていたのは、この曲です。

 改めて天才を感じました。頭の中でいろんな音が鳴っていたんですよねぇ・・。帰り道、旦那さんが「アインシュタイン曰く"♪が一つでもずれているとモーツァルトの音楽は壊れていた"」と言っていました。そのくらい、精密な音楽なんでしょうねぇ・・。子ども向けのモーツァルトのCDも売れているようですよね。そういえば、小学校のときに聴いていた、子ども向けのクラシックの中には"Eine kleine Nachtmusik"の第一楽章があったなぁ・・。

 あぁ・・"AMADEUS"が観たくなりました。。





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Last updated  2005.03.27 09:30:29 コメントを書く
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