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2005.12.02

行列のできるスープ屋さん に行ってみました。

　ブライアントパークの並びにある "Soup Man" はいつもすごい行列です。開店当初は赤絨毯が敷かれ、盛大なオープニングセレモニーをしていました。４時頃に行くとお客さんは私一人。空いてる・・とルンルンで中に入ると気になるサインが・・。

FOR THE MOST EFFICIENT AND FASTEST SERVICE
THE LINE MUST
・Pick the soup you want!
・Have your money ready!
・Move to the extreme left after ordering!
　なんじゃ・・と思って固まっているとお店の人が「1人だからゆっくり選んで良いわよ」と声をかけてくれました。お薦めを聞くと "Lobster Bisque" だとか・・。シーフード系が飲みたかったので、ロブスターを一番小さいサイズ(cup)で注文しました。〆て$8.95なり。なかなかお値段も良いですなぁ・・と思って帰ると、スープの他にパンが２切れと小さな林檎ちゃんがこれまた２つ、そしてお店のロゴが入ったが入っていました。スープは濃厚で、これはなかなか腹持ちが良さそうです。優しい奥様は美味しいスープを旦那さんにも分けてあげようと、一口飲んで我慢しています。

　それにしても何でいつもあんな行列なのか不思議に思って検索していると、ドラマ(シットコム;situation comedy)のエピソードで有名になったお店と知りました。

　"Friends"(旦那さんが好きらしく我家には録画ビデオがかなり眠っている・・)"Everybody Loves Raymond"などが有名なシットコム。その代表作の一つに "Seinfeld" Soup Man のAl Yeganeh氏だそうです。熱心なシットコムファンでない私でもこのエピソードは聞いたことある、ある～状態でした。どうりであのようなサインがあったと納得。

　元々は冬期限定で"Al's Original Soup Kitchen International"をオープンしていたそうです。実在のお店でもモタモタするお客さんが多かったらしく、日本語のサインもあったようです。

　そしてこの年中オープンの"Soup Man"。店長に怒鳴られたかというと実際は逆でした(笑)。店員さんとスープができるまで・・と雑談していたら、いつまで経っても品物が出てこない・・。「スープは?」と聞いたら、左端で黙っていた店員さんが「できています・・」とボソッ。店長さん(写真上右端の人)が「お待たせしてすみません・・」と言いながらドアを開けてくれました。

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