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九州の民謡


・   九州各地の昔から歌い継がれる民謡を集めて見ました   ・







鹿本中発表会

あんたがたどこさ★     ヨヘホ節    げんこつ山のたぬきさん★
  五木の子守歌     おてもやん    鹿本町音頭
  ゆうびん屋さん     黒田節    谷茶前
  田原坂(たばるざか)     てぃんさぐぬ花★


以上の歌のイントロが聞けます。



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■ ■ ■  あんたがたどこさ
熊本



あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場さ 船場山には 狸がおってさ
それを漁師が テッポで撃ってさ
煮てさ 食ってさ うまさがさっさ

あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場さ 船場川には エビさがおってさ
それを漁師が 網さでとってさ
煮てさ 食ってさ うまさがさっさ


これは、地方によっていろいろなバージョンがあるごたるよ。

地方のあんたがたどこさ

東京じゃ下が変わるごたるたい。

煮(に)てさ  焼(や)いてさ  食(く)ってさ
それを木(こ)の葉(は)で  ちょっとかぶせ  




音楽付きは こちら からどうぞ!






肥後さ~♪

で始まる手毬歌、これも熊本たいね。


あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場さ 船場山には 狸がおってさ
それを漁師が テッポで撃ってさ
煮てさ 食ってさ うまさがさっさ

あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場さ 船場川には エビさがおってさ
それを漁師が 網さでとってさ
煮てさ 食ってさ うまさがさっさ


これは、地方によっていろいろなバージョンがあるごたるよ。

地方のあんたがたどこさ

東京じゃ下が変わるごたるたい。

煮(に)てさ  焼(や)いてさ  食(く)ってさ
それを木(こ)の葉(は)で  ちょっとかぶせ  




音楽付きは こちら からどうぞ!



そんで、この船場山はどこにあるとか?



唄に登場する「船場川」(せんばがわ)は、現在の熊本城の長塀に

沿って流れる「坪井川」のことで、船場の地名は、熊本市船場町下

1丁目、船場町2丁目、3丁目や船場橋として残っています。

この坪井川の両岸に船着き場があったので「船場」の名前が生まれ

たといわれています。唄が作られた当時は、清流の中に小エビも群

れていて、また、周りには「船場山」と唄われているように、狸が

出没する林や竹やぶがうっそうと茂っていたのかもしれない。


一説によると、今の熊本郵便局あたりに船場山があったという話も

あります。

詳しくはこちらを参照

↓「気になる!くまもと」HP

http://www.kininaru-k.jp/bns/back_doc/09072001/hakken.html




実際、このうたでばあちゃんと遊んでもらいよったような記憶があ

ったい。

うちは両親共働きで、ようばあちゃんに面倒みてもろたたい。

背中にねんかかって昼寝したり、庭にお絵かきしたり。


あんまり書くと涙ん出てくるけん、やめよ。

なつかしゅして、涙腺のよわなるけん。

今でん元気たい。

90いくつ。

かあちゃんとはけんかばかりじゃったが孫にはやさしかった。
















■ ■ ■ おてもやん 
  熊 本



おてもやん あんたこの頃 嫁入りしたでは ないかいな

嫁入りしたこた したばってん

ご亭どんが ぐじゃっぺだるけん まぁだ杯ゃせんじゃった

村役 鳶役 肝いりどん

あん人たちの おらすけんで 後はどうなと きゃあなろたい

川端町っぁん きゃあめぐろ

春日 ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃぁて 花盛り花盛り

ぴーちくぱーちく ひばりの子 げんぱく茄子の いがいがどん


* おてもやんは十人並の不美人。







■ ■ ■ 五木の子守唄 
  熊本



■代表的な子守唄の歌詞と意味


おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんと 盆が早よくりゃ早よもどる

(子守奉公も盆で年季が明け 恋しい父母がいる古里に帰れる日が待ち遠しい。)


おどんが打っ死(ち)んだちゅうて だいが泣いてくりゅうか うらの松山蝉が鳴く

(遠く離れた所に子守奉公にきて私が死んでもだれも悲しまないただ蝉が鳴くだけでさびしい。)


おどんが打っ死(ち)んだら 住環(みち) ばちゃ
埋(い)けろ 通るひと毎(ご)ち 花あぐる

(私が死んでも墓参りなどしてくれないだろう それならば人通りがある道端に
埋葬してもらったほうが誰かが花でもあげてもらえるだろう。)


花はなんの花 ツンツン椿 水は天からもらい水

(あげてもらう花は何でもいいが道端にたくさんある椿でよい水がなくても雨が降ってくるから。)


おどんがお父っつあんは あん山(やみゃ)おらすおらすともえば いこごたる

(私の父は遠くに見えるあの山で仕事をしているだろう 
又あの山の裾に古里があり早く帰りたい気持ちが増々大きくなる。)


おどまいやいや 泣く子の守にゃ 泣くと言われて憎まれる

(子守にとっては泣きやまぬ子はどうしようもなくどんなにあやしても泣きやまない子守の仕方が悪いと叱られる。)


ねんねした子の 可愛さむぞさ おきて泣く子のつらにくさ

(子守背中ですぐ寝る子は 子守にとって楽であるが いつまでも泣いて寝ない子は普段は可愛いけれど 憎らしい。)

五木村HP









■ ■ ■   よへほ節

熊本



1.主は山鹿の骨なし灯籠

       ヨヘホ ヨヘホ 

   骨もなけれど肉もなし

       ヨヘホ ヨヘホ 



2.洗いすすぎも鼓の湯籠

       ヨヘホ ヨヘホ 

山鹿千軒たらいなし

     ヨヘホ ヨヘホ 



3.心荒瀬の蛍の頃に

        ヨヘホ ヨヘホ 

   溶けし思いのしのびうた

        ヨヘホ ヨヘホ 



4.山鹿灯籠は夜明しまつり

        ヨヘホ ヨヘホ 

   町は灯の海人の波

        ヨヘホ ヨヘホ 



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