こさぶろうくんの愛
【とーちゃんと こさぶろうくん・置き去り生活】 (創作話し)
つまらない事が 理由で、夫婦っちゅうものは よく
けんかになる事があるもの。
外で 腹の立つ事があったり、体調が良くないのに、
相手が 気付いてくれなかったり などで
家出まで 考えてしまうこともある。
ある日、かーちゃんは そのちょっとした事のけんかで
リュックサックに バナナと財布を詰め、犬のご飯も詰め、
もちろん かーちゃんにべったりの 犬も連れて・・・・
それから、犬のトイレ用シーツと トイレットペーパーも
１巻き・・・。 家出といっても、一両日 家を出ればいい位に
思い、自分の実家は 近いが・・・近すぎる・・・とーちゃんの
実家に行こう。飛行機で、1時間だ。ここは、成田空港も
近い。タクシーで向かおう。
こうして、ぃやに 詳しく書かれているが、創作話しの
家出となった。詳しすぎなぁ～い？とつっこみ、禁止だよぅ。
嫁に逃げられ 家に残ったのは、とーちゃんと かめの
こさぶろうくん・4才・甲羅の長さ 15ｃｍ。
2人だけの 楽しい(?)生活が始まった。
とーちゃんは、毎日 会社へは、弁当持参。
かーちゃんの代わりを務める こさぶろうくん・4才の
仕事となり、今まで 衣類容器の中で のんびり・じゃぶじゃぶ
すごしていた生活では、なくなった。
とーちゃんは、会社の お昼の時間が お楽しみ・・・・
こさぶろうくん自作の弁当を 開けてみた。
かわいいだんご虫・みみちゃん・・・つぶつぶしたのは・・・
あぁ、かめ用フードですな・・・
とーちゃんが、それを食べたかって・・・
知らないよぉう。 作り話だもぉーん。
帰宅したとーちゃんを、かーちゃんの大きなエプロンつけて
迎えるこさぶろうくん。
「とーちゃん、おかえりー」
おやつには、かなぶんを 砂糖で煮た おいしそうな・・？・・
おかしが、山積み。
冷蔵庫には、またまた だんご虫やら、みみちゃんやら、
青虫やら、とかげのしっぽやら・・・(T_T) (T_T) (T_T)
悪気はないものと・・・とーちゃんも叱りにくい。
夕飯も、想像通り・・・・
とーちゃん、とうとう 大きな声を上げてしまった。
『野菜が、足りないやろうっ!!』
『ありゃ、ごめんなさーい』
こさぶろうくんは、庭に出て そこいらの草を
ちぎって来て、お皿に ちょんっと添えてくれた。
『とーちゃーん、おふろ はいってねぇー』
とーちゃんがふろ場へ行くと・・・湯気が見えない。
水だ。それも、少ない。ひざまでも ない。
いつもの こさぶろうくんの住環境・そのままだ。
とーちゃん・(T_T) (T_T) (T_T)
『もう、寝るわ』
『あ、はいはい、おふとん 敷いてありますよー』
寝室に行くと、お布団の上には・・・
水分を含んだ 泥・どろ・ドロ・・・・・・・
また、その上には、どこで手に入れたのか
大きな やねがわらが・・・
『こんなかわら、特注で作ってもらうの、大変だったのよぅ』
いつもの こさぶろうくんの 冬眠のための寝床と
そっくりだ。 そして、愛情いっぱいだ。
ｂｙあり・んこさんの日記より
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