感動的に笑ったヨ(1)

元気なお年寄りってすばらしいワ!

 友人の曾祖父はほとんど寝こむことなく100歳で天寿を全う。95歳の時足元が頼りなくなってきたので、
家族の者が「おじいさん、杖使いなはれ」と勧めたそうな。その時、爺様はこう答えた。「うん、もうちょ
っとトシとってからな。」

 爆笑しつつも、長生きするお年寄りはここらへんが違うんだとしみじみ思いました。ほんと、頼もしいお
じいさまでした。元気で長生きし、長患いせずに召されるのは、まさに人間の憧れでしょうね。



母子手帳を見間違った私

 保健所保健婦時代のできごと。最初に勤務したK保健所では、当時、乳幼児健診の受付は午後1時からで
前もって母子手帳を出しておくシステムをやめていました。だけど、早めにやってきて母子手帳だけあずけ
順番をとろうという人もいて、そのたびに「申し訳ないですが」と断っていました。

 当時、新米保健婦だった私は、午後の健診にそなえ会場の準備をせっせとしておりました。するとその時、
30代の男性が手帳を私の目の前に突き出してきました。お父さんが順番を取りにきたんだと思った私は
「すみません、受付は1時からですので・・・」と言い始めたところ「いえ、違うんです」と手帳をさらに見
せつけるんです。

 えらく黒っぽい可愛らしくないカバーだなとは思ったものの、母子手帳にカバーをつけている人も多かった
ので、私は「へ?」。

 何と、警察手帳だったんです。私が属していたのは保健予防課でしたが、保健所には飲食店などの営業許可
などを担当する衛生課があります。薬事・理美容・浴場関係も衛生課の仕事。つまり、浴場→風俗関係の事件
のことで、衛生課を訪ねてきた刑事さんだったワケです。

 ドラマではしょっちゅう見る焦げ茶色の警察手帳ですが、まさか、母子手帳と間違われたなんてこと、それ
までにあったでしょうか?間違う方も間違う方ですが、健診準備を必死にやってる保健婦に手帳を差し出す方
もたいがいだと思いませんか?昼休みで受付に人がいなくて、そこいらへんの職員をつかまえたんでしょうけ
どね。我ながらこの勘違いに大笑い。先輩保健婦たちもあきれつつも大爆笑してくれました。



モヒカン刈り

 今でこそ小さな子供さんもヘアカラーしたり、大胆なヘアスタイルにしたりは珍しくなくなりましたが、私が
保健所に勤めていたのは、10年以上も昔。

 転勤して2カ所目のO保健所時代のことだから、もう15年以上前です。1歳半健診で、モヒカン刈りの男の
子の予診を担当しました。お母さんは、ごくの大人しい化粧とヘアスタイルと服装の女性です。驚きつつも「まぁ、
素敵な髪ねぇ」と言ったところ、お母さんは困ったような表情で「父親の趣味なんです」とポツリ。すると、い
つの間にか噂のお父様が母子の後ろに立っていました。見事なモヒカン青年でした。お母さんも二人にあわせた
ファッションをしてほしいと、密かに思ったものです。都会ならまだしも、のどかな地方の街では、画期的でし
たね。



帰国子女はバイリンガル

 同じく2カ所目の保健所時代のこと。3歳児健診でに、2日前に海外の赴任地からから一家で帰国したばかり
の親子が来ました。もちろん、お母さんは普通に日本語で話しますが、帰国子女の3歳時ガールは、日本語がま
だちょっと苦手。

 予診で「お名前は、おトシは?、あなたは男の子ですか、女の子ですか?」など子供さんに質問するのですが、
帰国子女には英語で質問。「ほわっちゅあねーむ?」「はうおーるとあーゆー?」「あーゆーあ ぼーいおあがー
る?」。英語を習い始めた頃に教わるこの程度の横文字をまるでひらがな読みしてるみたいな発音で質問した私
に対し、見るからに利発そうな帰国子女は、見事なホンモノのイントネーションと発音と横文字にふさわしいア
クションで答えてくれました。思わず赤面の一こまでした。



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