はなひな~アメリカの子育て日記~

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セラピスト変更を決意した2回目セラピー



が、今回も、最初の5分でまたむっとしだした。
いや、ひなじゃなくて、セラピスト・・・。

つーか、そのおもちゃ、ひな、嫌いなんだよな。

が、しつこくつまらないおもちゃで、また色を教えようとするセラピスト。

彼女は、子供の状況をみて教えているというよりも、
マニュアルに沿って教えている。

が、はっきりいって、セラピーなんて特別教育。
そんなマニュアルどおりできる子供は、セラピーなど受けなくても、
すでにしゃべっとるわい・・・。


などと思いつつみていた。

そうしたら、また、ひなが、飽きてきだした。

で、ちらちらと外を見ている。

そうしたら、セラピスト、怒って、ひなの顔の前で

「外はみない、このおもちゃ、欲しいんでしょう?Red、Red」
と大きな声で、大きな口で言った。

と、ひな、外を見たかったのに目の前に顔を出されて嫌だったらしく、
その顔をどかそうと

「ノー」と言って顔をはらった。

ら、張り手になっちゃって

しかも、私が「爪を切らないといけない」と思いつつ忘れていたので、
ちょっと痛かったらしく、またセラピストキレタ。

そして

「この子、言語以外に、問題がありますね。
注意力が散漫で、こんなことではセラピーを続けられませんし、
効果はありませんよ。

一度、行動療法を受けた方がいいです。

こんなに雑で乱暴な子は初めて。
ちゃんと一つのおもちゃに集中できないなんて!
サイコロジストにみてもらった方がいいですよ!!
将来こんなことじゃ大変ですね」

と怒り出した。

そのときは、すごいショックで、その足で病院に行き、

先生に

「行動療法士に紹介状を書いてください」と頼み、

「でも、普通ですがねえ」と言われたが

「いえ、お願いします」と頼み込んだ。


でも、その後、家に帰り冷静になって考えてみた。

ひなの2歳児親子クラスでも、
そんなにずっと座って聞いてられる子なんて少ない。

だから、何個も工作やらアクティビティーが用意され
「子供の好きなことをやらせて、それで集中力をつける練習しましょう」

って感じだし、室内で遊びたくないなら外で遊べないいい、
2歳なんてそんなものよ。と先生も言っていた。

だから、2歳って、そんなに30分、机に座って、
つまらないおもちゃで遊べるもんかいな???

という疑問がでてきた。


確かに手が出たのは悪かった。これは絶対にひなが悪い。

が、自分のセラピーをたなにあげているかも。。。

なーんてふつふつと怒りがわいてきた。

ちなみにひなはプリスクールには通っていない代わりに、
音楽クラス、体操クラスにも通っている。

どちらも大好きなクラスで大好きな先生なので、ナイス集中力。

先生をたたかないのみならず、先生の言うとおりに上手にできる。

体操クラスの準備運動の上手さは、他のお母さんが笑うほど・・・。

そんなことを考えていて、やっぱり
セラピストは専門家だが、自分の子供のことは、私が一番わかっている。

言葉は遅いけど、だからって、あそこまでひなのことを悪く言う人と、
今後続けていけるわけがない、と思った。

もうセラピストの中ではひなは、乱暴な子、と言うイメージしかないから、
どれだけ通っても、ずっと険悪なまま・・・・。

時間の無駄だし、その前にファイターくわっさんが怒り出しそう。

じゃあセラピーやめる?

いや、いや、セラピーは続けたい、など自分の中で色々考え、

「あ、そうだ、最初にやってくれたセラピストは
1時間もひなの集中力を持続させてくれてたな」


と思いだし、早速オフィスに電話。

「すいません、セラピスト替えてくれませんか?」と。。。

実際「理由は?」と聞かれたら、
文句の一つは言ってやる気持ちで、カンニングペーパーに英語で文句を書き、
意気込んで電話した私。

それに、最初のセラピストは、忙しいから予約入れられない、と聞いていたし。

が、あっさり

「あ、そう、じゃあいいわよ。」と変更。

あ、そうだった。アメリカって、自分の希望を伝えないと、
一番悪いのにさせられることがあるんだった。


で、来週から最初の、よいセラピストにかかることに決定。

今度こそ、本格的なセラピーの報告ができるといいと思います。


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