そらうた

『 そらうた 』

メーカー名
発売日
2004/8/27
ジャンル
ADV

音声
あり

プレイ時間
一キャラ約5時間ほど




主人公、道隆(みちたか)は5歳の頃、事故に遭ってしまう。
病室で目を覚ました道隆が見たものは、死んだ両親の霊。
息子の無事を確認した二人はすぐに成仏してしまう。
わけもわからず両親を呼びつづける道隆。
そこへ従姉妹である霊子(たまこ)が現れる。そんな道隆を見て、霊子は悟る。
『幽霊が見える』ということを。霊子は幼い道隆にそのことは自分以外に教えないようにと約束をさせ、そして、自分は道隆の事を信じると。
その後、道隆は父の兄の家に引き取られ、霊子とは姉弟関係になる。
そして10年の月日が流れた。
舞台は瀬戸内を一望できる田舎町。
道隆は学園の二年生。

道隆は霊子と幼馴染の知夏と夏休みを過ごしていた。
知夏に夏休みのほぼ毎日を引きずりまわされながら。
しかし、幼いころから幽霊を見て育ち、幾人もの幽霊の成仏を目の当たりにしてきたため、道隆は心が激しく震えることがなくなっていた。
普段は意識していなかったが、肉親である祖母が突然死亡し、葬式へ行っても何も感じなかった。

その事がたまらなく悔しくて、悲しくて涙する道隆。
そんな道隆を見て、膝枕をしながら優しく諭す霊子。
『冷たい人は自分が冷たいからって泣いたりしないよ』
霊子の優しさに包まれながら道隆は眠りに落ちていった。
翌日、目を覚ますと、突然霊子が居なくなっていた。
手紙を一つ残して…………。
                     (メーカーHPより)



シナリオ ★★★★☆80点

序盤、幼馴染とラブコメしているので、このままラブコメ一直線かと思いきや…いきなり『死人』が!!(汗)しかも、ヒロインかよ!(爆汗)……あの…そのキャラ……一番楽しみだったキャラなんですけど…?(滂沱)
と、怒涛の展開です。中盤は屋上で起きた事件を調べながらも穏やかに…終盤は切ない展開となっていくようです…結構、ジーンと来ました。
特に真奈&澪シナリオは、ジワ~と来るものがあり良い出来です。
葵シナリオも主人公と葵のイチャイチャぶりに思わず微笑んでしまいました。



システム ★★★☆☆70点

普通…ですね。回想、音楽鑑賞(歌も可)、シーン回想有り。



CG   ★★★★☆90点

原画は、前作『ゆきうた』でお馴染みのフミオ氏。相変わらず良い仕事してます。ひじょ~に綺麗で可愛いです。塗りも問題無し!ただし、背景は正直…あんまり良くないですね。無機質な部屋と描写しているのに…普通の部屋みたいな背景は、いただけないです…(困り)



音楽   ★★★★☆80点

気のせいでしょうか…前作『ゆきうた』と似た曲が多いような?
意識して創ったのかもしれません。
で、曲の方は数も中々多く、歌もOPとEDがあり中々の出来です。



H    ★★★☆☆70点

純愛系にしては、かなり頑張ってます。
絵も綺麗で可愛く魅力的なので、なおさら良い感じ。
キャラ一人当たり平均で2~3回のシーンがありましたので、数も十分です。

『萌えてください』(笑)



総評   ★★★★☆80点

前作の『ゆきうた』が良かった分、正直今作は不安だったのですが、それを吹き飛ばしてくれました。現時点では、十分良作だと思います。

笑顔で泣きたい人は買いです!







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