無法地帯のドッグフードと年金記録不備！

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2007.08.21

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テーマ：愛犬のいる生活(77188)

カテゴリ：犬

　安部首相が公言していた「年金は１００年安全です。」と言うのは国民を愚弄した詭弁であることが明らかになった。民主党の長妻昭

　自民党の長期保守政権の政治行政は腐敗しきっており、信頼できないものであることが国民の前に明らかにされた。国民の多くが自分の年金は大丈夫かと疑念を抱いている。
　人の老後の生活の支柱になる年金の問題さえいい加減に扱われている。

　日本の犬に関する政治行政は実にいい加減であることを知っている愛犬家は少ない。
牛豚鶏などの家畜は法律で保護されているが、法律的に家畜ではない犬は法律の保護を受けていない ことを知っている人はそれほど多くはないと見ている。

　つまり、牛豚鶏などの家畜の飼料は飼料安全法で厳しく規制されているが、ドッグフードには法律の規制はない。日本では犬は食べないので、その食べ物を規制しなくても、人体に悪影響を及ばすおそれがないという考えだ。つまり、愛犬は法律的には牛豚以下の扱いだ。

　ドッグフードの製造販売に相当の規制をかけているアメリカやカナダで、最近、特定のドッグフードを食べた犬が数百頭も毒死した。毒死の原因物質については、このブログ｢愛犬問題」で化学的に深く掘り下げて解説してある。メラミン入りドッグフードで犬が大量死！

そこで、 日本の農林水産省もドッグフードの法的規制の大切さを認め 、ドッグフードを法的に保護しようと言うことになったとのこと。良いことだ。

　今まで、自由気ままにやりたい放題にやってきたドッグフード業界の反対もあって、その実現がいつの日になるか気になるが、一歩前進であることは間違いない。

　日本の愛犬家の多くがドッグフードは栄養満点の「総合栄養食」だと信じ込まされている。つまり、ドッグフード業界にだまされていることに気でいてない。
　人の残飯のほうがドッグフードよりもはるかに良い犬の食べ物であることを理解してない。 残飯は塩分が多いというのは非科学的な詭弁だ。犬にも人と同じように塩分を排泄する腎臓がある 。

　原料が明らかにされてない商品に良い商品はない。儲けるためにはどんな不正行為もするのが世の中だ。 法律の規制がないので、愛犬家が喜ぶように、適当に、何とかの肉と表示しているだけだ。誰も検査はしない。 だまし得なのだ。

　ドッグフードの原料は畜産や農産廃棄物だ。つまり、人の食品に向かないゴミだ。中には保健所で殺処分されて犬猫の死骸もある。詳細は下記の参考随想に記述してある。

　法律の規制が厳しい人の食品についてさえ、ミートホープ（株）の偽装牛肉問題や石屋製菓（北海道）のチョコレート菓子「白い恋人」の賞味期限の改ざんなどの問題が多発している。社会問題化したのは内部告発に基づくものが多いので、実際はもっと多くの不正が横行しているだろう。

誇大広告や虚偽表示は当たり前のことだと思っている。つまり、愛犬家はだまされている。
　たとえば、人用チーズよりも高価な犬用チーズは品質的には人用チーズの賞味期限切れのものが原料になっている可能性もある。そのことを理解してない愛犬家が多い。
　ご自分の頭をフル活用することをお勧めする。頭は使えば使うほど真実を洞察してくれる。

鶏の手羽先の先 が主食だが、牛肉や豚肉は飼い主と同じ味付けのものを分け与えている。塩分や香辛料も気にしてない。健康だ。

参考随想

手作り食餌とドッグフード　３８編の随想集

参考随想