犬の麻酔死亡率は人の１００倍以上も！？米国獣医師会誌は１２倍以上と発表しているが！

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2013.11.17

犬の麻酔死亡率は人の１００倍以上も！？　米国獣医師会誌は１２倍以上と発表しているが！

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テーマ：愛犬のいる生活(77186)

カテゴリ：犬

　米国獣医師会誌に発表してあるアメリカでの犬の麻酔による死亡率は、人の場合に比較して １２倍 だ。その数値は、はたしてほんとの数値か。 実際は桁が違うほどはるかに高いのではないか。 獣医界に都合が良い数値が捏造されているとみている。同誌はその傾向が強い。愛犬家を騙している。

　他の捏造欺瞞の一例を上げる。
アメリカやイギリスの信頼できる報告書によると、犬用ワクチンの副作用の発生率は少なく見積もっても１％だ。
ＷＨＯ（世界保健機関）が認めている人用ワクチンの許容限度は０，０１％だ。
つまり、 犬用ワクチンは人用よりも１００倍も危険だ。
詳細は犬用ワクチンは人用よりも１００倍も危険！　しかも重篤な副作用や死亡も多い！

　なのに、米国獣医師会誌は犬のワクチンの安全性は人のワクチン並みであるかのようなでっち上げの数値を発表している。米国獣医師会誌の記事を安易に信用するとだまされる。　

犬の麻酔による死亡率が、人の場合の１２倍とは低すぎる。桁が違うのではないか。
実際の犬の麻酔による死亡率は、人のそれに比較して １００倍以上も 高いのではないか。
人の場合は、歯の治療などほとんどが局所麻酔だ。麻酔死することはない。全身麻酔は重大な開腹手術などでしかしない。
一方、獣医は犬が暴れるからという理由で無暗に全身麻酔をする。歯石取りや胃洗浄などでも全身麻酔をして、犬を麻酔死させることが多い。

　だから、 人が麻酔で一人死んだとすると、犬は１００匹以上、いや、１，０００匹以上も麻酔死 しているのではないかと思っている。麻酔死の犬の数は実に多い。ブログ「愛犬問題」にも愛犬の麻酔死の怒りと悲しみの投稿が多い。

　人の麻酔には専門の麻酔医がいる。そのうえ、麻酔設備も麻酔技術も日進月歩している。患者が麻酔死すると提訴されて高額の損害賠償を請求されたり、いろいろと厄介なことになるので、できるだけ最新の設備や技術に置き換えている。だから、人の場合、手術の技術的な不成功ではなく、麻酔そのもの失敗で死亡したという報道に接したことはない。人の麻酔死は極めて少ないのではないか。

　ところが、 犬の麻酔死はごく当たり前のように頻発 している。数名の開業獣医に愛犬が麻酔で死亡しない保証ができるかと尋ねたことがある。全員が「でできない」と即答した。やむを得ないので、遠方の獣医大学のお世話になったことがある。
適切な麻酔設備もない状態で安い低級品の麻酔薬を使用 しているとみている。詳細は乳腺腫瘍の予防のため避妊手術？バカな！　麻酔死のほうがはるかに怖い！にある。

お粗末な麻酔器具と安価な麻酔剤 を使っている各動物病院で犬はコロコロと死んでいる。悪徳獣医は、麻酔の不手際で犬を殺しておきながら、死んだのは犬の健康状態が悪かったからだと屁理屈をこねて補償をしないことが多い。カネの亡者の犬殺しの悪魔の商売だ。
悪徳獣医の不正診療を放任
麻酔死は明らかに医療ミスだ。獣医側に全責任のある過誤診療だ。提訴して数十万円の慰謝料と損害賠償を請求したほうが良い。

　獣医の麻酔による犬の死亡の事例が多い。ブログ「愛犬問題」にも 歯石取りや胃洗浄などの麻酔 で獣医に殺されている愛犬たちが多い。
　なのに、獣医は犬用麻酔の怖さを愛犬家に隠して教えない。 インフォームド・コンセント違反の犯罪 だ。獣医は正しい説明をして飼い主の同意を得てない。
獣医にだまされて、 愛犬の命を懸けてまで歯石取りをする 飼い主も思慮が無さすぎる。物事の軽重がわかってない。下記の関連随想集に詳細な記述がある。

　また、当然、 避妊・去勢手術 でも多くの愛犬たちが 麻酔死 しているだろう。

　犬の麻酔死亡率について記述したアメリカの記事を翻訳して紹介する。

原文 Did You Know That the Death Rate is 12 Times Higher for Pet Surgery Compared to Humans? But Many Veterinary Hospitals Are As Safe As Human Hositals

獣医の手術の死亡率は、医師のそれに比較して１２倍も高い。なのに、動物病院は、さも人の病院と同じように安全だと思われている。

米国獣医師会誌に掲載されている調査報告書（２００８年）によると、 麻酔による犬の死亡率 は、人の場合に比較して １２倍以上 も高かった。
ところが、麻酔が人の場合と同じような方法で行われていたら、そのリスクは似たようなものであった。

愛玩動物の手術は、人の手術よりもあるかに危険である。しかし、獣医が行っている手術は、現在の方法である必要はない。

複数の獣医大学で実施された調査によると、獣医が、人の場合に使用されている同じ技術とプロトコル（医学上の基準）を使用すると、獣医の手術のリスクは、人の病院と同じレベルまで低下する。
愛玩動物の飼い主は、獣医の手術の危険性について最も重要なことを知る必要がある。
特定の動物病院と他の動物病院を比較するときに、得られた情報に基づいて、どちらの動物病院に愛犬を連れて行くかを決めるには多くの事実を知る必要がる。

獣医が使っている麻酔の種類と方法は、愛犬たちの手術中の安全性を大きく左右する。
獣医が使っている 麻酔剤や麻酔方法には実にいろんな種類 がある。
これらの 麻酔剤の安全性とコストは大きく異なっている 。

あなたは、獣医がなぜ最も安全な麻酔技術を選ばないかについて疑問に思うでしょう。
避妊手術で卵巣と子宮を摘出する場合、 注射で麻酔 をすれば獣医のコストは ５ドル で済む。

一方、 吸入剤麻酔 の場合は ２２０ドル と多大なコストがかかる。ＥＫＧでモニタリングしたり、血圧測定、パルス・オキシメーター、呼吸維持装置と高度な麻酔技術が必要になるからだ。

そういうわけで、 低コストの麻酔装置と安い麻酔剤は、獣医にとっては魅力があり、大きな利益をもたらしている。

現在の利益優先の世の中で、低品質、高リスクの麻酔を行っている獣医が、はたして実際に高品質、安全、低リスクの麻酔技術に多大な設備費用をかけることができるだろうか。
設備投資をせずに、低品質、高リスクの麻酔を行っている獣医は、避妊・去勢手術のような手術を行って二重の利益を得ているようなものである。

獣医にとっては低コストの手術は、より多くの利益をもたらす手段 である。
安価な避妊・去勢手術を売り物にして宣伝広告している動物病院は、その 手抜き手術 の説明をしない。
その手抜き手術は安価ではあるが、次のような欠陥がある。
高リスクの注射麻酔をする、モニタリングはほとんどしない、低賃金で訓練が行き届いてないスッタフ、複数の患者に同じ医療パックを使用する、加圧滅菌してない医療器具、割引の安い手術用の縫合糸を使うなどだ。
動物病院側は、それらの欠陥についてはまかり間違っても説明をしない。

低コストの割引販売の避妊・去勢手術は、経済的に余裕のない家族に対して、避妊・去勢手術の安価な選択肢として、そのサービスが広く提供されている。
と同時に、 低コストの手術は獣医に多大な利益 をもたらしている。

　　　　　　　（　翻訳者：　ブログ「愛犬問題」開設者　Paroowner ）

　この原文の英文記事はもっと長い記事だ。全文の三分の一ほどしか翻訳してない。
翻訳してない部分は、獣医が如何にすれば安全な麻酔ができるかを記述した獣医向けの文章だからだ。
ブログ「愛犬問題」の愛読者は一般愛犬家だ。麻酔や手術をご自分でするわけではない。それは獣医の仕事だ。つまり、安全な麻酔技術の詳細を翻訳して紹介しても、一般愛犬家にはほとんど益がない。だから、その部分の翻訳は割愛した。

　その代わり、獣医の麻酔から愛犬の健康と命を守るために、この下にある麻酔死に関する関連随想集を一読することをお勧めする。獣医の麻酔が如何に怖いものであるかがわかる。

　（　蛇足　英文の学術記事を読解できる獣医は、ご自分で原文を読むことをお勧めする。熟読の価値のある良い内容だ。だが、ほとんどの獣医が読解力が無いのは残念だ。ハイ。）