愛 こ と ば・心 の 散 歩 路

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2020/11/18
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カテゴリ: ロータリークラブ













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    ^-^◆ 『ロータリーソング』について



「会長、先日、ロータリークラブに臨時参加させて頂いた時の
 ことなんですが……」

「はい、何か問題がありましたか?」

「いえいえ……、問題ではありません。少しびっくりしました」

「もしかしたら……ソングのこと……かな?(^。^)」

「はい、会長が点鐘されてすぐに全員が立ち上がられ、
 歌の斉唱になったでしよう……。一瞬、ドキッとしました。
 会場のみんなで歌を歌うなんて、式典時の『君が代』くらい
 ですもんね……。けっこう年配の方々も大きな口を開けて
 歌っておられたんですが……何だか気恥ずかしくなりました」





「ふふふふっ……貴方は正直な方ですね。そうなんですね。
 実は、私も入会の折に若干違和感を覚えたんです……」

「そうでしよう、ああいう事例が他に身近に在りませんからね。
 気恥ずかしかったですよ……」

「ははははっ……、すぐに慣れますよ。
 ロータリーの為に作られた歌ですから歌詞に含蓄があります。
 では、今日は、その辺りの話をしましょうかね……(^-^)」

「はい、是非お願いします。(^-^)」

「『我等の生業(なりわい)』というソングがありますが、
 日本の代表的なロータリーソングなんです」

「あっ、私が行った時、確か……その歌だったと思います」

「『我らの生業、様々なれど、集いてはかる心はひとつ……』
 でしたかね(^-^)夫々業種の違うロータリアンが共にクラブを
 結成して、平和と親睦の目的に向かって『クラブ奉仕』
 ・『職業奉仕』・『社会奉仕』・『国際奉仕』の4大奉仕に
 努力するという内容になっています……」





「……『クラブ奉仕』というのは主に、親睦と理解して
 良いですかね。(^-^)
 歌詞の表現が昔風で……難しかったです……(^_^;)」

「最初の内はそうかもしれませんねぇ。
 特に歌詞には職業奉仕の重要牲が強く謳われていますからね」

「今から、少しづつ学んでいって、歌詞も理解できるように
 なりたいと思います……」

「会員の歌を聞いていて、気恥ずかしいだけでしたか?」

「歌が終わった時にですね……何というか皆さんの誇りというか
 一体感のようなものを感じたのは確かです。歌にはそんな力も
 あるんですね……」

「今放送されている朝ドラの『エール』でも似たような事を
 言っていましたね。確かに歌には得も言われぬ力があります」





「他にはどんな歌が歌われているんですか?」

「馴染み深い歌では『奉仕の理想』があります。この歌も、
 『我等の生業』とよく似た内容です。
 自己の職業奉仕を通じて世の為、人の為になるように、
 そして、最終的には世界平和が永遠に続く事を願望している
 そんな歌詞です」

「会長、ロータリーソングを良く吟味すると、
 ロータリーの考え方も少し理解できそうですね……」

「ええ、そういう面もあるかな……。(^-^)
 今あげた2つのロータリーの代表的ソングは、リズムも若干、
 スローテンポで厳粛さがありましてね、身の引き締まる感が
 するので、よく大会や協議会の開会時に歌われています」





「会長の所では、週毎に歌う歌を決められていると聞きました」

「そうです。ウチのクラブでは、この厳粛な歌を、
 月の第一週と二週に歌っています。
 第三週に歌う『それでこそロータリー』は軽快なメロディー
 でしてね、1番の歌詞で会員同志の親睦を、2番では社会の
 ため平和のために努力するという内容になっていますね。
 通常は、一番だけしか歌っていませんがね……」

「四週目は……?」





「第四週には『手に手つないで』です。
 これはロータリーの拡大と親睦を内容として歌われ、
 クラブの会員結束と世界平和に向かって努力しようという
 リズミカルで、歌いやすいソングです」

「……様々あるんですね(*^_^*)
 そして、世界の平和が……大きなテーマなんですね……」

「この歌は、合同行事などの際に最後にみんなで歌って、大いに
 盛り上がる歌ですね。(^-^)
 例会で歌うロータリーソングは、ロータリアンとしての任務や
 目標を再認識し、またクラブとしての団結力を高める事に
 寄与していると思っています」





「新会員は、沢山の歌を覚えないといけないんですね…………」

「大方のロータリーソングは、一般的に馴染みが薄くて、
 実際には多くの会員が、歌えないのが実情なんですよね。
 会を和ませるということがロータリーソングを歌う意義である
 ……と考えれば、時にはロータリーソング以外の歌も歌って
 良いのではないかと……私は思っています。
 日本各地には、そうされているクラブもあります……」

「いわゆる、クラブファーストの考え方ですね。会員が望めば
 オーケーなんですね……(^-^)」

「そうです。色々な議論は起きるでしょうがね。
 みんなで決めたら……それで良いのです。
 日本には昔から親しまれ歌い継がれてきた四季折々の懐かしい
 童謡・唱歌もありますから、これらをロータリー ソングに
 合わせて、皆で声高らかに合唱することによって、
 その意義が更に深まるという面もありますよね……」





「なるほど…………」

「国内のクラブでかつて例会の開会点鐘前に日本の唱歌を一年間
 歌ったクラブがあるそうです。
 日本の唱歌の美しい歌詞を味わうと共に、年配会員と若い会員
 の会話のきっかけともなったと伝わっています。
 ロータリーソングも、まだまだ様々な工夫の余地も
 ありそうですね。
 はい、今日はこれ位にしておきましょう……(^。^)」

「はい、ありがとうございました。(*^_^*)」




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Last updated  2020/11/18 10:28:00 AM
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