私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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「 私が大蔵省に入省してから35年、今、日本の政治も経済も、本当に曲がり角に立っている。 戦後、日本は、ずっとアメリカ合衆国の手の中で踊ってきた。アメリカが日本を反共の防衛ラインとして位置づけ、自分の国の市場を開いて、日本の資本主義を支えてきた。 日本の輸出産業を支えたのはアメリカの大衆であり、日本の政治を支えたのは、アメリカの兵隊達だ。 官僚達は、意志を持たない子供として、アメリカに甘え、もたれかかりながら、自分達の舌に合う蜜を探せばよかった。 社会全体が意志のないカラクリとして動く。官僚達は、時々油をさして歯車がうまく動くように調整し満足した。 意志などあってはいけなかった。日本人が大人として振る舞えば、いっぺんに裸で、戦いの場に引きずり出される、そのことが怖かった。 しかし、アメリカの子供ではいられなくなった今、日本人は未来を自分で作らなければならなくなった。だが、誰も未来を作る準備などしていなかったのだ………。毛利甚八「ケントの方舟」より◆◆ランキングに参加しています。◆◆良かったら一票お願いします。◆◆クリックして~~ ( ^-^)===================================================================================
2005/06/24
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東京の次男から、父の日の祝いという事で、焼酎を送ってきた。「吾唯足知」という、珍しい名前の焼酎だ。 なんといっても、焼酎は九州が本場だから、東京でこういう珍しい物を求めるのは、大変だったに違いない……。あいつらしい。 由緒書きを読むと…………「ワレタダタルヲシル」と読むらしく、意味は、● 理想を追求し、試練に立ち向かうかたわら、 あるがままの状況を受け容れて、常に満足する心を 忘れてはいけない……。● 足る事を知る者は、身貧しけれど心富む。 得る事をむさぼる者は、身富めども心貧し。 京都の大雲山龍安寺という禅寺に、水戸黄門が寄贈したといわれる、つくばい(手水鉢)があるとか。銭型をしていて、真ん中に水をためる正方形の孔が開いており、その孔を中心として、時計回りに、五・隹・止・矢と彫られており、孔を「口」の字に見立てると、「吾唯足知」と読めると、いうことが記してあった。 五 矢口隹 止ちょっと、凝り性の次男らしいメッセージだ。 事情で、祝い事は慎む心境だったが…………、とりあえず、一杯だけチビチビとたしなんでいたら、北京の長男からの贈り物を家内が持ってきた。……空けてみると、……靴下。それも、五本の指が分かれた、まるで、手袋のような靴下セットだ。足の指の間を刺激して、健康に良いらしい。次男の焼酎を空けたときに、「足」という字が、飛び込んできたが、長男からも、「足」に履く物を送ってきた。今年の父の日は、「足」「足る」がテーマか?そうこうしている内に、8キロ程離れた所に住む三男一家が、プレゼントを持って来てくれた。何と……、「焼酎サーバー」貰った焼酎に履かせる物が来た…………。何とも、足と焼酎に縁深い、父の日であった。それにしても、有難い事…………だ。こっちは、10年前に亡くなった父に線香上げて、「チ~~~ン」と……合掌……………………。◆◆ランキングに参加しています。◆◆良かったら一票お願いします。◆◆クリックして~~ ( ^-^)================================================================================
2005/06/22
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「夢」を育むために 「志」の実現のために 「幸」を掴むために 「情」に流されないために 「義」を貫くために 「信」を全うするために 「真」を重んずるゆえに 「礼」を養うために 「智」を磨くために 「恩」に報いるために 「公」を護るために 「陰」を忘れぬために 「世」を支えるために 「仁」を培うために 「愛」に生きるために 「命」燃やすために <……ご冥福を……南無>===========================================================================
2005/06/21
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※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 散り急ぐ 百日草の 切なさよ 満ちる月見ず ひとり旅立つ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 大いなる 慈愛の心 胸迫り 笑みを忍びて 紫陽花に泣く ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
2005/06/20
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 人が 他人の心を 自分の事のように理解することは 至難のわざどんなに 相手の立場に立っているように見えても 所詮は 交換可能な価値の世界でしか ものを見ておらずあらゆるものは 自分の持ち合わせている 物差しの範囲でしかない人の心の痛みを感じる等とは 千年たっても至難のわざか 人は 他人の心の傷を 癒すことはできないのか 只 只 共に涙するのみか……………… ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2005/06/20
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鷺田という男が、とあるパン屋を訪れた。そして、2,000円分のパンを買い求め一万円札を出した。あいにく、釣り銭が切れていたパン屋の親父は、鷺田を待たせて隣りのタバコ屋に行き、その一万円札を千円札10枚にこまめて貰った。 戻って来た親父は鷺田にパンと8,000円の釣り銭を渡した。……鷺田が帰ってから数分後、隣りのタバコ屋が、血相かえてやって来て「さっき、あんたが持って来た一万円札は偽札だよ。」と告げた。 見ると、確かに偽札である。どうして、気がつかなかったのかと思うほど真っ赤な偽札である。 日頃から、タバコ屋の誠実な生き方を尊敬しているパン屋の親父は丁重にお詫びを言って、金庫の中から一万円札を出してタバコ屋に弁償した。◆さて、ここで問題。◆パン屋は、一体いくらの損をした事になるか。 但しこの際、パンの仕入れ値は考慮せず、売り値が 全部「損」と計算する。 さぁ、計算してみよう…………!! さてさて、 この、 極めて、 簡単な、 問題の、 答えを 出すのに 人々は、 どんな 計算の 仕方を するでしょう? 過去の、 例で 言うと 色々な 計算の 仕方が ありましたが、 概ね、 次の 三通りに 分類出来る 様です。 A.ストーリーの順を追って、差し引き計算する人 B.登場人物三人のうち、 (1) タバコ屋は損得無し。 (2) 鷺田は、釣り銭とパンで、一万円の儲け。 (3) よって、パン屋は、一万円の損。 と、考える人。 C.一万円の偽札事件が成功したという事は、 被害者が一万円の損をしたと考える人。システム思考とは……? 答えの出てくるスピードがえらく違ってくるものです…… (-_-)◆◆クリックして~~ ( ^-^)============================================================================
2005/06/10
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「中村勘九郎って知ってる……?」「バッ…バカにすんな!知ってるよ。襲名したろう……」「うん、勘三郎……を……な。もう大分経つな……」「あのな、アメリカなんかでも歌舞伎やってな……。 歌舞伎の新しい客層を、ジャンジャン開拓してる って……知ってるか?」「もう、若手と言えるかどうか分からんけど、以前から 歌舞伎界に新風を吹き込んでるよな……」「……なんだよ。急に歌舞伎なんか……」「いや、勘九郎がギター弾くのを、知ってるかなと思って……」「ほう……、知らんが、イメージ的には分かるなぁ……」「どんなジャンルと思う……」「まっ……なんだ。民謡とまでは言わんが、日本の古典的な 匂いのするヤツだろうな。……うん」「ロックだ」「…………ロック?バンド組んでるのか?」「知らんが、ロックを弾くんだ」「意外性が強いなぁ……ホントか?」「……だから、ロック弾いてサンになった……」「…………」「九郎の九から、ロック(六)弾いて(引いて)みな。サン(三)だ」「9-6=3くらい、子供でも分からぁな……」「……で、勘九郎が、勘三郎になったのよ。ロック弾いて……」「何、何、コラッ……ふざけんじゃないぞ!おおっサブゥ~~」「はははっ……まだ、終わらんぞ。9・6・3を丁寧に言うとだな。 御を付けて、御963……ご苦労さん……。歌舞伎界の将来 のために、勘九郎時代、本当に今までご苦労さんって…… わけ……」「ヒャーーー……コジツケー……」「ついでに、9・6・3を足してみてよ……」「……ん?……18だ」「なっ!18だろうが……」「何だよ……又」「第18代中村勘三郎を襲名したのよ」「あっ、ナルホド……」「どう?……面白い……」「ちーーーっとも……。今度他で使おう…………」「ふふふふっ……」◆◆クリックして~~ ( ^-^)" border="0">===========================================================================
2005/06/10
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なぜ、人ばっかり気にするの?自分が自分らしくしなくて……一体……誰が自分らしくしてくれるって言うのよ……◆◆クリックして~~ ( ^-^) ================================================
2005/06/06
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6月1日…………。仕事の仲間の父上が……ご逝去された。……昨夜が通夜で……今日が葬儀。…………参列させて頂いた……。今は亡き、「チョー理論派」の先輩の言葉を借りれば、「参列しょう……と思った」もう10年も前になるがよく言われたものだ。「いいか、友人の不幸事の知らせを受けた時、 相手と、お前の関係の色模様の彩度が分かる。 聴いた瞬間に次の類型のどれに近い考えを持ったか? (1)参列しなければならない。 (2)参列してやりたい。 (3)参列したい。 (4)参列しょう。」分かるような分からないような説だったが……。通夜も、葬儀も大変な参列者だった。故人の、家族親族も含めた、壮大な人生を垣間見る思いがした……。10年近い、壮絶な闘病と社会活動の両立の中で、闘われた歴史を、弔辞に、ご挨拶に伝え聞いた。無言で父を送る彼とのこの7、8年の付き合いが頭を巡る。折々の……色々な……、些細な不可解な場面の答えを知らされる思い…………。享年73歳……とか…………今時、若すぎる。彼の無念を思うと、心が痛む。涙が滲み出てきた。自分が、父を見送った日の事が、一瞬脳裏をかすめた。人の世の定めとは言いながら、何とも悲しく切ない…………。…………南無阿弥陀仏…………ご冥福を祈って。 =================================================================================
2005/06/04
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片地 「はぁ………それは良いとして、次ですが ………ビジネスの場で、セックスの話題で すか……?」阿武 「有り得ますね。諸刃の剣ですがね………。 いわゆる『落ちる話』レベルの物から、最近 ではバイアグラとかね………」片地 「……昼真っから、それも会社でですよ……」阿武 「……と思うでしょう?それがどうして、お客 さんによっては、この手の話が好きで好きで 堪らないという方もいますから、ご用心……。 ……必要に応じて……、又、自分の、話術の 実力に応じて使い分けるって事でしょうかね。 これは、生兵法は怪我の元です……」片地 「セクハラとの関係もありますよね。ウーン、 なるほど…………まっ、私は、『君子危うきに 近寄らず』で、まいります……」阿武 「ははははっ、それが良いかも…………。 最後の“仕事”は……、仕事そのものについて の軽い話題と言うことです。……相手のお仕 事に興味を持っていれば、よく、使える話材 でもあります。………そして、最後が衣食住。 衣食住に関わる色々な話材を、普段から、 準備しておくと良いでしょう」片地 「うーん、奥が深いなぁ…………。いやー、色々 と………良い話を有難うございました」阿武 「どう致しまして…………、そのカード、名刺入 れにでも、忍ばせて、時々見ながら使って下さ い……。“木戸に立ち掛けせし衣食住”とい う風に、暗記してると良いでしょう」片地 「ほんとに、オマジナイみたいだ…………」阿武 「では、健闘を祈りますよ。さようなら……」 <完>========================================================================
2005/05/29
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阿武 「はい、後はですねぇ。……“ケ”は健康の ケで、“セ”は、セックスのセ、“シ”は、 仕事のシです。………あとは、衣食住ですか らね…………」片地 「よく、出会い頭に“お元気ですか? とか、 お元気そうで……”っていいますから、健康 というのは、………良く分かります」阿武 「最近はね、けっこう年輩の方は皆さん、生活 習慣病に関心がありますし……、食事制限などで、 減量を試みておられる方だって多いですよね。 ……まぁ、この話材は、最近では、年輩の方 なら自然と出てくるものと言ってもよいでし ょうね……」片地 「テレビの番組だって、健康をテーマにしたものが 多くなりましたよね。……コマーシャルも……」阿武 「そうそう、面白い川柳を教えましょうか……。 『成人病 病院よりも みのもん太』はははっ」片地 「凄い、人気ですよね……。ははははっ……」阿武 「高齢化社会の進行と共に、もっと顕著になる でしょうね。何でも、『健康』って付けると、 売れるような傾向さえあります。特に食品……」片地 「ああ、それそれ……、聞いた話ですが、海水浴 シーズンに、浜辺で売れ残ったサンダルに、 『健康サンダル』って銘を打ったら、たちまち 売り切れたそうです」阿武 「……ほう、それは凄い。……で、何で健康に 良いんですか……?」片地 「いえね、表面が少し凸凹してて、足裏を刺激 するって訳ですよ。……そんなつもりで出来た サンダルじゃーないらしいんですがね…………」阿武 「ははははっ……、面白い話ですね。……最近は、 ダイエット名人の重役さんなんかも増えてますから、 けっこう、出しやすい話材かな……?」 <続>===========================================================================
2005/05/28
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心のこもった言葉……という飛行機は 心……という飛行場に着陸する口先だけ……という飛行機は 耳元飛行場さえ突き抜けて 着陸する滑走路を持たず ただ…………宙をさまよう ============================================================================
2005/05/28
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片地 「…………家族?」阿武 「そう………家族。今、片地さんが、ちょっと、 妙に感じたように、仕事の場で、家族の話題 なんて………、通常の感覚ではありようがあ りません」片地 「親しい友人や、会社の同僚にだって、家族 のことは、そう簡単に話すものではありませ んからね」阿武 「ええ、だから、この話材は、相当近しい感覚 を持ったお客さんとの間で……ということに、 なるでしょう………」片地 「………ですよね」阿武 「しかし、逆に、そんな相手だったら、人間関 係もほぐれているし、親しい訳ですから、あ まり、話題に困るということも無いわけです」片地 「そう言えばそうですねぇ」阿武 「……だからこの話題は、自分の喜怒哀楽の 感情に素直な時に、自然と出てくるものであ った方が良いでしょうね」片地 「……と、言いますと?」阿武 「ええ、例えば『どうしたんだ、何時に無く元気 無いな』等と声をかけて頂いた時なんかに、 余り隠さずに、父母の病気が気になっている事 とか、子供の受験が気になってるとか、家族では ありませんが、親友の家の不幸の話とか、ふと、 もらしてしまうという感覚ですかね…………。 わざわざ売り込む事でもありませんから………」片地 「普通は、隠したいことですね。……見破られ たら、恥ずかしい位だ……心の動揺ですから」阿武 「だから、話材として、作戦的に使うというもの では無いと思います。口に出す場合も、相手 の気持の負担にならないように話すことが大切で、 くどいのは危険ですね」片地 「本当に、相手によりますねぇ」阿武 「まあ、お客様の家族と、自分の家族の共通 点とか、類似点とか、接触点とかの情報が入 った時に、さりげなく、合わせてみるくらい が良いでしょう。……例えば、お互いの子供 の学校が一緒とか、先輩後輩とか、父母の出 身と、お客さんの出身に、類似点があるとか、 家族の趣味や、特技や、クラブ活動などに、 共通点があって、お客様が、そのことに、強 い関心を持っておられる場合とか。まあ、こ れは、このくらいにしておきましよう……」片地 「分かりました。……………でっ?」 <続>===================================================================================
2005/05/27
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阿武 「そう、そうですよ。御社は、いくつかの大きな 企業合併をされましたし、社名の変更もされまし たよね。……それだけでなく株式上場に代表され るように、会社の形態や規模……社会的立場…… 等も、相当に大きく変わってきましたね」佐知 「………!」阿武 「実は、私ね……、御社のその色々な大変化の中で、 人事に注目します。……特に社長の交代……。これは、 見逃す事の出来ない、大きな節目だと感じるんですよね。 ダイリンさんを語る時にですよ、その立て役者達を抜き には考えらないと思うのですが、その中枢に位置する のが、現会長は勿論のこと初代社長と二代目社長です よね」佐知 「ええ………よく、言われます」阿武 「そして、それがね、単に初代社長から二代目社長に 替わられたというだけじゃないでしょう……。ねっ?」佐知 「…………」阿武 「……この時代辺りから御社事業を囲む市場の情勢も、 それから……社会環境も、それに対する御社の対応も 著しく変わりましたよね。もうこれは別の時代と 言っても過言ではないほどに………」佐知 「えっ、はいはい、確かに……販売する商品すらも 変わってきました……。コンピュータとの絡みなんかは もう、極端に変わりました」阿武 「そういった意味で、二代目社長が就任された、 1980年をひとつの区切りとして、それ以降を、 Newダイリンと考えるならば、Newダイリンの 歴史は2000年で、丁度20歳と言う事になります。 ……ということは、今現在は、若さに溢れた新進気鋭の 面を持った企業と考える事ができます」佐知 「うわー、凄い!……50年にわたる熟成した経験と、 はたち前後の行動力、バイタリティが両方あるって 事ですよね。………良い経験を大切にする気持ちと ……新しい感覚で引っ張っていく力…………」阿武 「まさに、鬼に金棒でしょう。それにね、かって、 “ダイリン元年”と位置づけられたという、 1984年を区切りと考えれば、Newダイリンは、 15才の思春期という事にもなりますよ」佐知 「凄い!若い!……でも、変わっても初心を忘れたら 駄目なんですよね。……何年たっても」阿武 「佐知さんは、若いのに感心ですね。50年史の中にも、 社長や、その他幹部の方が“原点”という事を 語られていますね。まさに初心と言う事でしょうね」佐知 「50周年企画で、いろいろとスローガン掲げたりして やってましたけど……」阿武 「そうそう、企業理念や行動指針も掲げられてますね」佐知 「私ですね、ダイリンは“善隣”を大切にしなくちゃ いけないんじゃないかと思います」阿武 「善隣……? 御社の前身である“善隣出版社”の、 あの善隣と言う字ですね……」佐知 「ええ、そうです……」阿武 「えーと……あれは確か、創業者である初代社長が、 若き日に勤務された華北交通っていうか、通常、満鉄と 言われていた会社の社訓から引用されたんでしたね。 確か“善隣協和の大義を宣揚すべし”という言葉に 由来していると読みましたが……、字の示すとおり 隣人と仲良くしていこうという意味らしいですね」佐知「ええ……ええ」阿武「おまけに凄いのは、隣人という言葉は、既にこの時点で 日本国内に限定されていない意味だったという事です」佐知 「ええ……、この初心は一番大事だと感じます……。 これから、海外事業を本格的に進めていく上でも、 なおさら………」阿武 「うーん、なるほどね。……いやー、佐知さん立ち話で 随分長居をしてしまいました。50周年という 大きな区切りの行事の中で、貴方たちのような、 若い人達も、色々な事を感じたり考えておられる 事を知って清々しい気持ちになりましたよ……。 佐知さんありがとう。ダイリンさんは………、 こりゃー強いな……。……………では……」佐知 「お茶もさし上げずすみません……。 また、お寄り下さい」 <完>==============================================================================
2005/05/25
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<……1999年の晩秋……>佐知 「あっ、阿武さん、こんにちわ!…お帰りですか…?」阿武 「やあー、こんにちわ。2000年対策の会議で来ました。 たった今終わりましてね。……帰るところです。 でも、あなたに会えて丁度良かった……。一昨日 “ダイリン50年史”確かに受け取りました。 送って貰ってホントありがとうございました」佐知 「いえー、とんでもないです。そう言われると、 かえって恐縮します……」阿武 「しかしまあ、50年って一口に言いますが、 大変な歳月ですよねぇ……」佐知 「ええ……、私も今度しみじみ考えて、うわー、 半世紀なんだって感動してしまいました……」阿武 「そうですよねぇ、佐知さんだと……、お父さん 達がまだ小学校に上がるか、上がらないかという 時代の創業開始ですもんねぇ……」佐知 「もの凄い歴史だなって……つくづく思います。 ………でも………」阿武 「……ん………?でもって………?」佐知 「ええ……少し言いにくいんですけど……」阿武 「………………?」佐知 「……私なんかまだ年が20代半ばにも達して いないでしょう。そんな年齢のものからすると、 50年っていう長さが、あまりにも実感から かけ離れていて、今いち、ピンとこないというか、 ………そのう……よく意義が呑込めないというか……、 歴史の重さの様なものを肌で実感する事ができない というのが、正直なところなんです。こんな事言うと、 叱られそうですけど…………」阿武 「……うーん、なるほどね…そうか……佐知さんは 入社してまだ3年位でしたかね。うーん……無理もない 実感でしょうね……。でもね、その実感もね、会社に とってはとても大切な事だと思いますよ」佐知 「阿武さん分かって頂けますか? 嬉しいですー。 ……50歳って言うと経験豊富だなと思う面と、 そこそこの年配だなぁと感じる面もあるんですよね。 ……申し訳ないけど……そこに古さも感じて……」阿武 「そうだと思いますね。特に、あなた達の職場は IT系の専門部門で全体に年齢が若いしね……」佐知 「そう、そう、そうそう、そうなんですよ。若さの 爆発力みたいなもので、突き進んでいく面を、 常々感じているものですから………余計に……」阿武 「……佐知さん、あなた、興味深い指摘をしましたね。 考えてみれば……御社は長い伝統という歴史的な資産の 上に、バイタリティあふれる10代後半のような、 若さを、併せて持っている会社かもしれませんよ」佐知 「えっ……!?」阿武 「いえね、――― 社史を読ませてもらっていて、 感じたんですけどね……。御社の50年という長い 歴史を、幾つかのステップに区切って考えるとしたら、 どうなるかなって思ったんです」佐知 「……区切るんですか?」阿武 「そう……、歴史には何々時代って言うように、 その時々特有の特徴や、色合いがあるでしょう。 身近な例で言うと、“昭和”って一つの時代ですが、 その64年を太平洋戦争の終結を境に、戦前…戦中と 戦後という風に、分けて語られることが多いよね。 戦前派とか、戦後派とかいう言い方もするでしょう?」佐知 「あっ!……そう言われればそうですね。ダイリンも、 そういう大きな区切りというか、節目を持って成長して きたんでしょうか……?」 <続>==============================================================================
2005/05/24
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歓迎会の帰りです。…………JR車中……。風邪の調子がいまいちなので、二次会は遠慮して、早めの帰宅……。乗客が結構多くて……座れません。最近は、何故か人の移動が激しくて……、JRも例外では無いようです。あんまり気分も良くないので、下を向いて立っていたんですが…………。何かしら視線を感じて左横を向いたんです。赤ちゃんがいました。二人挟んでその向こう……。若いお母さんですが、あっちを向いてて、丁度赤ちゃんが、こっちを向いています。お母さんの右肩越しに、じっと見ています。 ……眼が合いました。表情を変えずに、じっと見ています。赤ちゃんって、あんまり、まばたきしませんね。こっちの方が負けて視線を外してしまいました。まだ、じっと見ているのを左の頬に感じます。 ……又、見ます。……眼が合います。人形のように同じ顔でじっと見ています。何、考えてんでしょうね…………。…………今度も、こっちの負けです。それでも、…三回目。……四回目。………五回目。 ずっと負けっ放し………………。なんか、気恥ずかしいものです……。 ………………何回目でしたかね。私の右側の人が急に大きく揺れたんで、ついそっちを見て、又すぐ顔を元に戻したんです。 …………にこっと笑いました。……赤ちゃんが、にこっと笑いましたよ。ホントに、天使の様な笑顔ですね。「イナイ・イナイ・バー」のようなタイミングになったのでしょう。心が洗われるような何とも言えない笑顔です。 もう一度、右向いて、又振り向いたら、 又、笑いました。間の二人も気付いて笑っています。なんか、ほっとしますねぇ。赤ちゃんの笑顔って…………。疲れもふっ飛びます。……………………。……孫の顔を見に行きたくなる……。そんな宴会帰途の、1ページでした…………。============================================================================
2005/05/23
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「よっ!久しぶり……陽に焼けたな……」「うん、『五月会』で佐賀まで言ってきたよ」「さつき会……?……盆栽の会かな?」「ハハハハッ……違う、違う……」「……ん……?」「毎年、五月に集まるから、『五月会』って言うんだ」「ああ、そうか……。毎年集まって何するの?」「基本は懇親だけど……な。最近は『懐かし会』になったかな」「何……?……それ。……懐かしい?」「うん……、一年振りに会う人が多いからな……」「みんな、離れた場所に住んでるんだ……」「うん、それもあるけど、大半の人がリタイヤしてるからな」「えっ、そんな……高齢?」「えーと……、会長が80歳で……」「……!」「……副会長が、お二人とも、73歳かな……?」「ええっ……!じゃ、随分前からやってんだ……」「ああ、今年が、35回目の開催だったよ」「…………すっ凄い」「だから、会長が、45歳の時に始めたんだな……」「ひゃー……!!!!!」「最初はさ……、掛長だった会長を中心にした職場の親睦旅 行だったわけよ」「じゃー、メンバーは、その方の部下だったの……?」「うん、大半がな……。副会長も昔の上司に当たる」「ははぁ……、納得。昔の上司の慰労会でもあるんだ」「そういう、側面もあるかな……?まっ今となってはお互いの慰 労だな」「でも……、35年続くって……なかなか無いよ」「ここのところは、敏腕の常任幹事がいてな……。至れり尽くせ りなのよ……」「ああ、なるほど、やっぱり世話人次第だよな。名幹事なんだ」「世界中探しても、彼に勝る幹事は居ないよ……ウン」「それは、ちょっとオーバーじゃ………………ん?……無いの か。…………それはスゲー~~~」「最初の頃はさ、ワラビ狩りに行ってたのさ……大分まで。メン バーの一人に大分出身の人が居てね。その人の実家に行 ってたのよ」「なるほど……五月にね。……そういう季節だね……」「……それから、だんだんゴルフが盛んになってきたからね」「……そうか。今じゃ、ゴルフ旅行か?……でも、80歳……」「……うん、さすがに会長は数年前から、観光組の方に行かれ たがね。副会長二人は健在よ……」「へえー……、でも、確か73歳って……」「ああ、……でも元気元気。今回なんか、その副会長のお一人 が、優勝よ……」「凄いなぁ……。でも、いいなぁ……。で、観光組って何よ?」「うん、ゴルフやらない人もいるだろう。だから、一日目は、観光 組と、ゴルフ組に分かれるわけ…………」「あっ、なるほど。でっ、宿で合流って事か……?」「ご名答!!」「何人くらい、集まるの?」「今年は、都合で来れない人も居たから、11人だった」「元々、同じ職場の人達だから盛り上がるよね」「そうそう、思い出を共有しているからね。みんなが様々な喜怒 哀楽の歴史の証言者でもあるわけだ」「ふーん、何となく分かるなぁ…。親戚みたいな雰囲気かな?」「ホントに……、何の気兼ねも要らないし、とにかく良く笑うよ」「悠々自適の皆さんは、一年に一度の楽しみって訳だ」「ゴルフのニギリでな……。少しでも頂こうもんなら、一年かけて コツコツと貯めた年金を取り上げるって……叱られるよ。もち ろん冗談だけどね……」「ハハハハッ……面白い。夜の宴会なんかも凄そうだね……」「……最近は、平均年齢も上がったんでね、かなりおとなしくな ったけど、昔は、夫々数々の武勇伝があるよ……」「分かる……分かる」「夫々の大失敗談がいつまでも話のネタでね……」「冷やかしたり……冷やかされたり……だな」「秋には、番外でゴルフ&夕食会を……って事になってる」「……なーんか、うらやましいなぁ。やりがいのある職場だったん だろうな」「色々あったが、良い職場だったよ。でなきゃ、続かない……」「と、言う事は良い上司達だったってか……?」「……そういう事」「そんな、仲間持ってるなんて、うらやましいよ……良い話をアリ ガトな。……こっちまで楽しくなったよ」================================================================================
2005/05/22
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「空しい」が口癖のDさんの、酔った時のことば========================= 『 慈しみの心は豊かな心 夢が芽生え 理想と相まみえ 望みを生み出す 強い望みが信念となり 計画を育て 実行を育む 実行こそが 成果の源となり 成果生まれれば それは報酬となり 報酬は 和に貢献する 慈しみの心で 幸せになる 』==================================================================================
2005/05/21
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「矢」のように鋭く早く。 「口」を開き、あれこれと 「言」う、それは 「音」として空に飛び、 「戈」(ホコ)の様に突く。 「知識」という字をバラしてみたら、 何と勇ましく動的な、成り立ちよ。 じっと、内に秘めたり、 仕舞い込んで喜んじゃ可哀相。 ……………………漢字る旅人===================================================================================
2005/05/20
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やらなければならない事と、 やりたい事とは違う。 やりたい事と出来る事とは違う。 やらせられる事と、 やりたくない事も違う。 やりたい事だけでは、 喜びや満足はあっても、 魂の充実に乏しい。 やらなければならない事と、 やりたい事が一致すると、 魂が活性化する 知と勇と、その後ろに仁が必要だ。===================================================================================
2005/05/15
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長い人生、色々あると思います人生は、長いんだと思えば心のゆとりも出るんじゃないでしょうかゆとりが欲しいときは、長いと思うに限ります短いと思ったら、切羽詰まった考えになるのでは…………急ぐときには、短いと思うのが良いのでしょうかでも……、結局は一緒のことですよね夜毎、夜毎、睡眠という名の元に意識不明になりますが……これは、疑似の死に等しいと感じます明くる朝目が覚めるという確実な保証など誰にもないのでしょうそう考えると……たとえ長いと思おうが、短かいと思おうが、今日という日が、人生のまっただ中で唯一の現実人生の全てかもしれないですね急ぐこともないし……あえて、ゆっくり行くこともないし……ただ自然に……自分のペースを噛みしめながら…………自分の歩幅を楽しみながら…………歩かれるのも、また良かろうと……思います==============================================================================
2005/05/14
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「郵政民営化の審議なあ…………」「……ん?…もめてるか?」「ああ……互角の戦いだ」「……と、いうと?」「うん、政府と与党と野党がそれぞれ譲らない……」「なるほど……互角か?そろそろタイムリミットだろう?」「まさに……しかしなあ」「この期に及んで互角とはなあ……」「……ああ」「……優勢見えんか?」「?……ん?……そう、郵政民営化の問題だ……」「…………互角か……」========================================================================
2005/05/13
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『その気になればいつでも出来る』と、 思う心の事を怠け心といいます……。 『すぐにやれ 様子をみるな ためらうな』
2005/05/07
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連休もちょっと一区切り……という5日の夕方、みんな出先から帰ってなくて……家にはお袋と二人だけ。「…………晩ご飯、どうするネ…………?」「どうするって……………食べるよ。」「やっぱぁ、食べるよねぇ…………ふぅ……。」「(……そうか……そういう事か……)作るの大変やろうから 外に食べに行こうか?」「そうしょう、そうしょう。」って事で外へ…………。 近所に“ドッキリ亭”という、ちっとは名の知れたしゃれた店があります。小さな店ですが、何とかいうお店紹介の雑誌に載った事があるとかで、時々、北九州市、福岡市から、遥々客が来るとか………………。丁度、夕食時なので、店内は結構沢山のお客さんでした。休みの日の特徴は、子供連れのファミリー客が多いという事。「いつも、ありがとうございます。何にしましょう?」「こんばんわ、えーとねぇ、まず生ビールね。それから…………、 ドッキリ焼きと………………。」「承知しました。…………今日は、子供の日なんで、 お母さんに連れられて来ましたね……。」「ああん? あぁ、そうそう、俺も子供やもんね。ハハハハ…………。」あちこちで、笑いが起こっています。耳の遠いお袋は詳しい事は分からず、只、ニコニコ笑っています。「『お母さんの奢りで、お子さんの払い』ってとこですか? ねっ。」全くうまい事を言うマスターです。同じ町内ということもあって、日頃からよく話しているので、言葉も弾みます。色々な年齢の、色々な親子達が、ワイワイ、ガヤガヤと楽しい、夕食の一時を過ごしました。……考えてみれば、親ある限り幾つになっても子供なんですね。帰り道、お袋と歩くのは久しぶりですが、今は、背の高さも、歩く速さも全然違うから、ゆっくり、ゆっくり歩いて、腰を屈めるようにして、話さねばなりません。お袋の方はマイペース……。悠々と歩いています。ちょっと、記憶に残る“子供の日”でした。『 鯉のぼり 風が吹くまで 立ち眠り 』=================================================================================
2005/05/05
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◆コロッケの回想から………… 幼いころの母親の言葉で、今、最も耳に残っているもの 「人様の真似をするような人間にだけはなるな」 「青い熊、あおいくま、あおいくま、あおいくま・・・・・・・・・・・・」 あ…………あせるな お…………おこるな い…………いばるな く…………くさるな ま…………まけるな =====================================================================
2005/05/02
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「あら、里見さん……、こんにちわ」「まあ、誰かと思いました……」「桜、散ってしまいましたねぇ……」「随分、お久しぶりで……」「……お元気そうですね」「お正月以来ですか?お会いするの……」「顔色も良くて……」「暖かくなって助かります。寒いのに弱いもんで……」「お買物ですか?」「奥さん、薄着でうらやましいですよ」「体もあっちこっち、ガタが来ましてねぇ……」「このまま、暖かくなってくれると嬉しいんですが……」「お互い、達者で居ないとねぇ……」「奥さん!特別大安売りの話、聞いてます?」「えっ?どこどこ、何処の店ですか?」……長~い一方通行会話を経て、やっと対話になった……。(;^_^A=========================================================================
2005/04/28
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〈JR車中・外は初夏の陽射し……〉◆花粉症 月光仮面の 群れが往く◆お婆さん 席を譲れば 同級生◆配役で 犯人バレる サスペンス◆キャスターは 日本が困ると 楽しそう=============================================================================
2005/04/27
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朝6時15分に目覚ましをかけているが、その4分前、11分に強い地震で起こされた。 一ヵ月前とほぼ同じ強さ……。15秒程様子を見て一階に降りテレビ……。震度5強……先月より強い。被害が気になる。 緊急連絡網から次々にメールがはいる。人も会社も無事……安心。…………冷たい雨がシトシト降っている。 交通機関はほとんどストップ……。 足止め……。=======================================================================================
2005/04/20
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凄まじい台風が近畿・中部を襲い、京都では、濁流のバスの屋根に、多くの人が取り残された頃、何と、上高地~黒部~飛騨高山の旅の真っ最中……◆上高地 小雨に煙る 旅情かな 傘の散策 深き想い出◆天候が 決定版の アルペンと トロッコ列車で 雨を恨みつ◆台風の 爪痕凄い 高山路 観光旅行が 変わる視察に ◆バス移動 長き時間の 窮屈に 我が身縮めと 祈る空しさ ( ̄~ ̄)=====================================================================================
2005/04/15
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<日本のことわざ> ●沈黙は金………………●不言実行 <英国のことわざ> ●語れぬ者に名士の資格無し えらい違いだねぇ~~~~ ========================================================================================
2005/04/13
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「昔はガムシャラで……恐いもの知らずだったよ」「昔? …………すると今は?」「そんなに、単細胞でもなくなったなぁ……」「昔は、向う見ずだったって事か……?」「いや……それなりの計算はしていたとは、思うが………」「年齢と共に、少しは変わるんじゃないかい?」「うーん…………」「お前さんも、恐いものが出てきたって事かい…………」「ああ……、何が恐い、誰が恐いっていう訳じゃないけどな」「ん…………と言うと?」「影響みたいなもんかな……」「影響……?」「知らず知らず、人に被害を及ぼしてるんだ……」「ん?………被害?」「ああ……。腐ったり、諦めたり、意欲をなくしたり……」「なるほど………そういう事か……」「悪気は、これっぽっちも無いんだけどなぁ……」「地位が上がるほど、犠牲者も多いか?」「それはそうだ。…………思いもよらぬ所でな」「ある程度は仕方ないんじゃないか?企業なんだから……」「そんなことは無い。そこ迄見通してなくちゃー」「処遇の事なんかを言ってるんだろうが……」「それもある……。が、それだけじゃない………」「全員、満足なんて無理な事だぞ。企業で………」「満足は無理でも、全員納得ってのはあるはずだ」「ウン………納得ね……………全員か?」「……諦める事こそがいかんのだ」「しかし、大変な事だぞ。…………限界あると思うよ」「だからといって、見切り発車して良いというものでも無い」「そんな事言ってるから、慎重になるんだ……」「うん?………慎重か?俺って……」「最近……な」「お前がそう言うんならそうだろうな………しかし……」「……しかし?」「慎重って事は必ずしも悪い事ではない………」「君らしくない事を言うじゃないか?」「……………………これも、俺よ」「ガムシャラを懐かしんでるくせにか……?」「思慮周密にして、果断に富み………でさえあればな」「しかし、じれったいだろう?………えっ!」「うん…………、本音はな………」「ハハハッ! それで昔を懐かしむというのも変やな」「……それはそうだ」「ところで、昔、昔っていうけど、いつ頃よ?」「34、5才かな……」「管理職でもないし、責任範囲も狭いし…………」「恐いもの知らずってのは、いわば無責任だったんだな」「違う違う」「なんでよ?」「だって責任が無かったんだから、……勇猛だったって事よ」「そうか…、無責任ってのは取るべき責任を取らない場合だ」「随分、上司を困らせたんだろうな?」「そりゃーそうよ。矛盾を見付けると我慢できなかったからな」「あーあ、矛盾だらけなのに………………世の中」「大変だったと思うよ、上役連中。下から突き上げられて……」「今の幹部の人達だな? しかし、結局かなわなかったろう?」「……………………」「どうなのよ」「……ああ、ふところが深かったなぁ……」「やっぱり、そうか?」「うん………、泳がされてる感じさえあったよ……」「フーン、お前でも……、お前でもそうか………」「――― もう一度、昔に戻ってみるかな?」「良いんじゃないか。矛盾の意味も変わってるだろう」「………というより、矛盾を解決しなくちゃならん」「ハハハッ、立場が逆になったか?」「上司にぶつけるだけが、ガムシャラでもないもんな」「そうだな。しかし、このままじゃお前、結局小さくまとまるぜ」「周りへの影響が気になってなぁ……」「それも、考えようだろう? 所詮パーフェクトなんて無理だよ」「お前の持論の勝率ってことか……?8勝2敗じゃなぁ……」「バカ! 6勝4敗よ」「それは、ひどすぎるだろう?」「世の中、そんなもんよ。あとは、星の中身だな……」「……なるほど。星の中身か…………中身な」「………おい! もう一軒行くぞ」「分かった分かった…………。お前、いつまでも変わらんなぁ」 ===================================================================================
2005/04/13
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今日は、日曜日……。朝からテニスの試合でした。丁度、終わった頃に雨が降り出して、今、帰ってきて…………。シャワーを頭から、きも~ちよく浴びて、ホット一息ついたところです。久しぶりの親睦ゲーム……。稽古不足にしては、満足できる結果でした。テニスコートで、初めての経験をしたので、日記に書きたくなっちゃった訳でーーす。それは、第二試合目の3セット目でした。カウントは、2-1とリードしています。大事なセットです。ゲームですから、どのセットも大事には、違いないのですが、カウント「2-1」の時は、リードしている側も、されている側も、一段と気合が入ります。このセットを、こちらが取ると、「3-1」となって、勝利は目前に見えて来ます。しかし…………取られると、カウント「2-2」となって、振り出しに戻ってしまうわけです。…………こっちのサーブ……トスを大きく上げた瞬間に、信じられないような物凄い突風です。30m程向こうにある大きな桜の木の並木辺りは、先ほどから、風が舞ってはいたのですが、こっちの方は不思議に微風だったので、体が押される程の突風に、一瞬、おおっと思いました。……が、かまわずに、空中で風に流されているボールに飛びつくようにして、叩きました……。次の瞬間……、コート一杯に、粉雪のように舞って来ていた大量の、桜の花びら吹雪を突いて、ボールが疾風のように(そんなに早くなかったと思うけど……)相手サービスコーナーに飛んでいきました。オーバーな言い方をすると、ボールが霞むほどの、桜吹雪でした。綺麗でした~~~~。幻想的でした。テニスを始めてかなりの歳月が流れましたが、まったく、初めての光景でした。ホントに、綺麗でした~~~。ボールは、フォールトでしたが、プレイヤーは、四人とも、数秒間……、コートに舞う、桜花びら吹雪を味わいました。良い、親睦試合となりました。懇親に、花を添えるとは、まさに、この事でしょう~~~~~~。 =============================================================================================
2005/04/10
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「皆さん入社おめでとう!今からの研修は辞表の書き方です」「………………!?」「えーと……書き方について知っている人、手を上げて下さい」「………あのう………、ちょっと良いでしょうか?」「はい、どうぞ!なんでしょうか?」「…………私たち、今週の水曜日に入社したばかりで………」「そんな事は百も承知です。だから新入社員教育をやってる訳です」「はぁー、……でも、…………辞表ですか?」「課長!僕に発言させて下さい。要するに希望に燃えて入社 したばかりの我々に辞表なんて………、縁起でもないって 言いたいんです」「いいや、演技ではありません。いたって真面目です」「………? いや、その演技じゃなくて……、フゥー………」「えー、言っておきますが、……辞表は、会社を辞める時、 誰もが書く様になっている物でして、古い人だから書くとか、 新人だから書かなくて良いという物ではありません。 みなさん、わかりますね!」「……そんな意味じゃなくて……………」 「皆さんで当社に強制的に入社させれられた人、居たら手を 上げて下さい」「…………?」「ははぁ居ませんね。では自分の意志で入ってきた人………? 全員ですか………。分かりました。もちろん、入社承諾書に サインしたんだから当然そうだろうけどね」「……?……?……?」「昨年、当社は広く世間に向かって、今年度の新入社員募集の 意志を表明しました。沢山の方が応募され試験という方法を 使って、会社と応募者の調整を図ったことは、皆さん知っての 通りです。その結果、皆さん方に絞りこまれ、会社としては 入社頂けますかという、最終的な意志の確認をさせて 頂きましたね」「………………」「そして、先日、会社と皆さん方一人一人との間で、正式な 雇用契約を結んだわけです。この間何か皆さん方に強制力が 働きましたか?」「……………………………」「勿論、日本国内でそんな事があろうはずはありません。 中には親戚縁者や恩人などとの、義理が働いた人がいるかも しれませんが、これとて、最終的な強制力を有するものでは ありませんね。日本では、憲法において職業選択の自由が 保証されています」「課長!我々も教育を受けてきた者です。そんな事は十分………」「承知の助と言いたいんでしょう?……それは結構。皆さんは あくまでも、自分の意志で考え、我が社が要求した数々の 条件にチャレンジしました」「…………」「そして、その条件をクリアーして、自分の意志で入社を して来たあなた方ですから、入社と同時に今度は、当然自分の 意志で退社する権利も有した事になります」「…………………………」「もちろん雇用は契約で成り立っていますから、会社との 種々契約事項に違反すれば、当然の事ながら強制的 に解雇されることも有り得ます。が、一般には、自分の 意志か、契約期間満了で退社します」「…………………………………」「ここで、再度確認しますよ。あなた達は本日現在、自分 の意志で我が社に在籍し続けるつもりですね。 …………そう、ハイ、分かりました。当然の事ですが、 皆さんの在籍について、誰かから何らかの強制を受け る事は、一切ありません」「…………」「いいですね。ここの所をはき違えない様にして下さい。 では、社員として重大な意志表示のひとつである、 辞表についての説明をします。…………良いですね」「…………」「ハハハッ………。もう何人かの人は分かっていると思 いますが解説しましよう。先日、会社という大きな箱の 中に、あなた達が入ってきた事は事実です。しかし、 あなた達の、それぞれの人生迄スッポリ入ってきた訳 ではありません。あくまでも、あなた達の大切な人生の 1ページに、我が社での生活が記述され始めたという ことです。当たり前過ぎることですが…………。 当社は、自分の意志で物を考える力を持った人を求 めています。おんぶにだっこで、流されていく、社員に だけは、絶対にならないようにして欲しい。その、意志 の原点が、企業人では、そこに、居続けるかどうかの 意志なんです。居てこそ活動できるし、発言できるから です。言うまでも無く主体はあくまでも自分、つまりあなた 方自身です。」「………」「これからの、長いビジネス生活の中で、主体である自分 と、企業活動という団体戦から発生する公的な行動の 要請、また、雇用契約を基本として発生する強制的な 指示命令等々と、バランスをとっていかなければなりま せん。 自主性を失うとバランスが崩れ、責任ある行動をとる ことが難しくなります。……ここで、えーと……木頭さん、 さっき、配った資料の最後のページを、読み上げて頂 けますか?」「ハイ……、“野鴨を飼い慣らすことはたやすい。しかし、 飼い慣らされた鴨は、二度と再び野鴨には戻らない。 企業は野鴨を求めている”…………………」「はい、ありがとうございました。IBMの創立者、 ワトソン氏の、あまりにも有名な言葉です。よく、 味わって下さい。 ………では、辞表の書き方に移ります」「!!!!!!」 ================================================================================
2005/04/09
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◆強すぎる責任感は……ある時人を臆病にする◆ 責任感は大事だ しかし 責任よりも、もっと大切なものがある ---それは意欲だ 自信を持つことは大事だ しかし 自信よりも必要なものがある ---それはきっと勇気だ 管理社会になって 責任や自信が強調され 意欲や勇気の大切さがなおざりにされてはいないか……? 強い責任感は時として人を臆病にする 自信もまた問題解決の着手を 遅れさせてしまう事がある 意欲と勇気に裏打ちされた行動は 常に前向きであり 煌めく若さがある 若いという事は年齢を 言っているのではない あらゆるものから 決して逃げないということ 決して…………あきらめないということだ ===========================================================================
2005/04/08
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博多は 桜 ほぼ満開 みんなで花見に行った 夜桜 二日酔~~~~い!!! やっぱ~ 桜は きれいやね~~~=======================================================================================
2005/04/07
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◆快晴! 暖かな良い日和り山王公園の桜もそろそろほころび始めるかな昼休みにのぞいて見よう来週は、花見??? ヒヒヒッ ∧_∧ (´∀`) ( ) | | | (__)_) ================================================================================
2005/03/30
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親戚の若チャンが式を挙げます地震の爪痕も生々しい福岡の天神のホテルです若チャンには、13人のいとこ達がいて若チャンは、11番目の女の子です偶然にも、結婚をするのも11番目です13人のいとこ達の内、女の子は4人しかいません小さい頃から、皆に可愛がられ愛されて……甘えて……育ってきました今日は、いとこ達がみんな集まります一番遠い所は、北京から駆けつけます次に遠いのが、札幌です東京も三人います後は、京都、九州…………いつもの事だけどいとこ達が全員で祝福のコーラスをしますプロ並みに上手なハーモニーでいつもお客さんの大変な拍手と新郎新婦の、笑顔を貰っています両親はもちろんの事、叔父叔母……そして沢山のいとこ達に祝福されてきっと、若チャンは、今日嬉し涙を流すでしょう今年は、日本海海戦100周年の年だそうですそのすぐ近くの海辺で、若チャンは生まれました今年は、皇室でもおめでたい事が…………そして、大変な、地震も来ちゃって……悲喜こもごもの、酉年に…………若チャンは大きく巣立って行きますオ・デ・ト・ウ-------- V(^-^)V ===============================================================================
2005/03/26
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「…?………じゃーお前、そいつの方が体力あるから効果出ないだろう?」「…………バテさせる方法がある」「わかった!………時間制限して、そいつだけ、早く走らせるわけだな」「…………ウーン、ひとつのアイデアだが……違う」「…………?………どうすんだ?」「………うん、そいつにだけ“俺が良いって言うまで走ってろ”って言う」「………5周って言わないのか?」「ウン、1周から、100周以上迄の可能性を与える」 ◆ ◆ ◆『お、お、お、おい、何だこれ! 地震だ!!!!!!』『だ、大丈夫か?』『動くな!!!! こ、こ、こ、これは凄い!!!!!!』『ヒャー!!!……落ちてきたー、、、、大丈夫か。』『テーブルの下、、、、テーブルの下』『火は消したぞーーーー』 ・ ・ ・『テレビ、テレビ・・・・』『よっしゃ………………、うわー!!!!!!震度5や~』 ◆ ◆この間・・・・・20秒……… ◆ 初体験。いやーーーーー、怖い怖い!!!!!!!!! ◆ ◆ ◆「それで……」「他の連中の場合はな……5周目の時一段と力が入る。あと1周と思うと、 力が湧くんだ………。ところが、何周走るか分からんヤツは?………、 もう、3~4周でバテバテ……。………こっちの方ばっかり気にしながら、 ダラダラと走ってる。物凄く疲れる走り方だ…………」「疲れさせてから、どうした?」「今、言いたいこととは関係ない。……後日話してやる」「…?……目標が無いと、疲れる……と、言いたいか?」「ペース配分も出来んだろう?」「確かに…………。四六時中、全力疾走じゃバテるしなぁ………」「……お前の職場、こんな風に部下を疲れさせてるヤツいるんじゃないか?」「ウン?ウーーン………………………いるなぁ」「スピードってなんだ?」「うん…………?又、何だ?」「早く着く手段だ………人より早くって事もある」「そりゃー、そうだ」「何処に着く?」「何処って……そりゃー、目的だろう……………」「……だろう?目標持たない奴は、むやみやたらに突っ走る……そして ……訳も無く疲れる」「……」「目標があればペース配分できるから、じっくり時間をかけるべき時は、 ちゃんと時間をかける……」「目標は……………計画と……深い関係か?」「充実って、急激と緩慢のバランスだろう」「………………ナムアミダブツ……」「目標を持たなくては…………」「目標目標って言われてもねぇ……。ヘヘヘヘッ。まっ、持った方が 良さそうだな……」<完>===========================================================================
2005/03/20
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物事がうまくいかないのは、 力が無いからだけではない。 すぐ諦めるからだ。==============================================================================
2005/03/14
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日曜日の朝。起きて……、カーテン開けたら……!うっ!何と……一面の雪化粧。冬だってこんなに積もったか~~。早速、携帯カメラ………。真っ白いボリュームの光で、うまく明暗が出ない。清廉で眩しいが……、春の雪なのに華が無い・・・・・・・。思い切って、 前に、籠花を置いて……パシャッ。こんな、写真になっちゃった。 まっ、いいか……!!。=======================================================================
2005/03/06
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◆一日3通まで投稿できるという事なので、3通目を、携帯から試している。現在、特急列車で移動中。これから移動も多くなるから携帯入力も慣れておかねば……。今日は雛祭り。未来の初節句だ。(・_・|思いやりのある、明るい娘に育って欲しい。(^-^)=====================================================================================
2005/03/03
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