♪ again and again ♪

♪ again and again ♪

#1 言葉にできない









  立海 幸村精市














※幸村目線。

3月5日、今日は僕の誕生日。

仁王と柳生と切原と丸井とジャッカルが見舞いに来てくれた。


「幸村、見舞いに来たぜよ~。」

「仁王君病院では静かに。」

「先輩にプレゼントがあるんっすよ。へへっvv」

「何かな?」

「ジャッカル持ってこーい。」

「俺かよ?!・・・ったく・・・」



ガラガラと荷台を押してくる。

上には大きな箱がのっている。

何かな?



「箱オープンぜよ~。」

『イエーイvv』

里・・・美・・・なんでここに?

「お~い幸村。何か反応してくれないと泣くぞィ。ジャッカルが。」

「俺かよ?!」

「何で・・・」

「「「「「『???』」」」」」

「あれほどくるなと言ったのになんで・・・里美がここに・・・」

『彼女として当然でしょ?』

「・・・はぁ。」

この娘は伊東里美。3年で真田の幼馴染。

「幸村があきれた確率95%」

「たるんどる。」


いつ入ってきたのかわからないが、柳と真田がいた。

『あぁ。弦ちゃん。いたんだ。』

「?!・・・。」

「真田がいじけた確率120%ぜよ♪」

「仁王・・・」

「ぷぴ☆」




「今日の面会時間はとっくに過ぎてますよ!!」

看護士さんが教えに来た。



「もうそんな時間っすか?」

「みんな帰るぞーィ。」




ぞろぞろと立海R+@が病室から出て行く。

いったい彼らは何をしにきたのか・・・。




♪~♪~♪~♪~

僕の携帯が鳴り出した。

?・・・メールだ。







           From 里美

           題名:プレゼント

           本文:ベットの下を

           見てごらん♪


















・・・・何かな?

半信半疑でのぞいてみた。

青い包みが1つ置いてあった。

その上に手紙があった。





僕はまず手紙を読むことにした。








            幸村へ

         ストールだ。  真田

        喜ぶ確率95%。  柳

      みんなで選んだっすよ。  切原

    使わないと怒るぞィ。ジャッカルが  丸井

           俺かよ。  ジャッカル

     気に入ってくれるとありがたい。  柳生

            プリ♪  仁王






      誕生日おめでとう。  里美
















「・・・フフッ。ありがとう・・・」

みんながくれたストールは暖かかった。















・・・・・しかしこれが彼女からの最後のプレゼントになった。











******************************





次の日の朝真田からの電話で目が覚めた。

♪~♪~♪~ピッ

「はい。」

「真田だ。」

「どうした?」

「今朝里美がお前のいる病院に運ばれた。親が忙しくてつけないらしい。」

「?!わかった。今から行ってくる。」

ピッ



・・・里美・・・。








急ぎ足で里見の病室へと急いだ。


















******************************







コンコン・・・

静かめにノックをし、病室に入った。









カーテンをゆっくり開けた。

『あっ、精ちゃん。おはよー。』

「里美・・・はぁ。」

『ん?どうしたの?』

「真田が電話をくれた。」

『ふーん。』

「ふーんって・・・」

『心配した?』

「したに決まってるだろ!!」

『苦労をかける。あははー。』

「・・はぁ。」

『あっ、そうだ。プレゼントどうだった???』

「フフッ。ありがたいよ。そういえば里美誕生日今月だったよね?」

『うん。23日だよ。』

「お返し何がいい?」

『・・・ん~・・しいていうなら・・・』

「なら?」

『思い出が欲しい。でも、もうもらってるよね。』

「どういうこと?」

『精ちゃんに出会えたって事。』

「フフッ。それなら僕も同感だ。」

『精ちゃん、好きだよ。』

「うん。」

『世界で1番好きだよ』

「うん。」

『ずーっと好き・・だ・・ゲホ・ゲホ・・・』

「?!里美?!大丈・・・!!」












血・・・・だ・・・・。



僕はすかさずナースコールを押した。

「里美しっかりしろ!!里美!!」

『精ちゃん・・死んでも・・好・・きだ・・よ・・・』

「がんばって!!里美!!」

『ごめ・・・』





里美のまぶたがゆっくり閉じていった。







医者がかけつけたときには帰らぬ人となっていた。

























-ボクハ セカイデイチバン タイセツナヒトヲ ナクシテシマッタ-




















それでも僕は君を想う








君の愛が途絶えても・・・・・











   END



●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○





突っ込みどころ満載なこの小説・・・


病院では絶対、携帯つかえねぇだろ。うん







2005・4・6


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: