奇改屋のチラ裏雑記

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2012年04月08日

桜　花

テーマ：桜の季節・お花見の季節(3253)

カテゴリ：弐字

お父さん、お母さん、子供が1・2・・５人。
正面の席にお母さんと乳飲み子が座った。
おもむろにお母さんはオッパイを出し、
赤ちゃんに母乳をあげはじめた・・・・。

2012年つまり平成24年、4月8日のできごとである。
昭和の時代には見た風景だったような気がする。
別段悪いことではないし、人間は哺乳類なわけだし、
まあ、驚いたわけだ。

京都に桜を見に行ったりしてた時期である。
そんな気力はないので近所で桜見物をと。
思いついたのが、やっぱり靖国だった。
九段下の改札口を出たら、8月15日かと思う程ごった返していた。
それはそうだ。桜の名所、千鳥ヶ淵も最寄りだからな。
武道館での日大の入学式も重なって、スゴい人波になった。

桜もすばらしく咲き誇っていた。
靖国の境内、英霊達が約束をした桜の木々。
満開の桜の中を歩いていたら何故か涙が込み上げてきた。

死んだら桜の花の咲くころ、靖国神社でまた会おう。

人によっては、桜の季節の靖国は花見に行くのではなく、
会いに行く場所なんですね。
ありがとうの涙が今　この胸に溢れてる

国を思い自ら散った人たち。その人達の約束の場所。

若杉正喜伍長
少飛14期20才、60振武隊、昭和20年5月4日都城東出撃沖縄へ