【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

【カラーガード大好き】マイレージジャンキー 時々 「鉄」

2006/08/13
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テーマ: 鉄道(25290)


この特急車輌は所属が静シスなんです。ホームグラウンドが静岡なので、下りのムーンライトながらとして使うために静岡の車庫から東京駅に送り込みをしなければなりません。回送にするのも勿体ないと考えたのか、送り込みは普通列車として運行されています。

時刻表からこれを見抜くのは非常に簡単です。東京発着の東海道本線の普通列車はグリーン車が付きます。例外的にグリーン車が併結されていない列車で、静岡発着であれば、特急車輌の可能性大でしょう。

普通列車のグリーン車のアコモデーションは概ね特急車輌の普通車と同等です。特急車輌で運転される普通列車に乗るということは、ただでグリーン車に乗れるようなものです。強い「お得感」がありますね。

さて、アコモデーション的には「お得感」がありますが、ダイヤ的にはただの普通電車です。東京まで3時間以上かかります。

いつものように行程を総括します。最初に乗った『ながら91』は先週も乗ったダイヤで新味はありませんでした。しかし、併走する『定期ながら』の混雑ぶりが物凄いですね。お盆&コミケのインパクトはでかいようでした。

名古屋は猛烈な雷雨でした。大雨の中、関西本線の始発に乗り込み亀山迄行きました。追加運賃なしの選択した訳です。追加運賃〈伊勢鉄道を経由する〉ありの『みえ51』とか、青春18きっぷが使えないので、根本から金がきる『南紀1号』も有り得たのですが、時間もあるし節約することにしました。

実際の乗車車輌は、亀山まで普通電車〈211系〉、亀山から津までローカル線用の気動車〈キハ11〉の4両編成でした。津から多気までは快速みえの自由席〈強力な機関で有名なキハ72〉、多気から紀伊勝浦までは特急『南紀1号』〈キロハ85〉でした。ダイヤの関係で多気から紀伊勝浦まではどうしても特急を使わねばならないのですが、省けるところは徹底して節約した乗り方にしました。

新宮から西はJR西日本の管内です。電化もされております。JR東海の管内とは雰囲気ががらりと変わります。車輌も電車になりますが、バリエーションはなく大体105系でした。で、太地で降りたりしながら、目玉列車の『きのくにシーサイド』になっていく訳です。きのくにシーサイドについては昨年に乗った経験ありとは言え、客室・展望室とも大したものでした。前回乗車時と違って売店は営業してました。開放展望室は大変暑く、生ビールがたくさん売れていました。ただし、この『きのくにシーサイド』が辛いのは車窓自体が見劣りするんですね。白浜から西はそんなに海が見えんのです。函館本線の小樽付近には敵わないでしょう。紀勢本線で車窓が素晴らしいのは、白浜の東でしょう。



和歌山から先はド・ローカル線の和歌山線の乗り潰しを行いました。同じ車輌が和歌山⇒五条⇒高田⇒桜井⇒奈良と進むのですが、行き先表示は『五条行き』とか、飽くまで別の列車扱いなのです。もちろん列車番号は変わりました。管轄が変わる毎に別の列車として扱うのかなあ。

乗り潰しを始めた頃には、桜井線も潰そうと思っていたのですが、『携帯国盗り合戦』で奈良県をコンプリートできたし、外も暗くなって車窓も面白くないので、高田で王寺行きに乗り換え、奈良を経由して京都に進みました。後で調べたら、桜井を回っても、京都到着は全く同じだったようです…。

京都からは目玉列車その2の『ムーンライト高知』です。最後まで、併結の『ムーンライト松山』とどちらに乗ろうか迷い、発車直前に松山行きのチケットを次週の指定券に交換しました。

この列車の編成は変わっていました。機関車と客車6両で、前3両が高知行き、後3両が松山行きでした。高知行きは、12系を改造したと思われるロザ、青函連絡船風のマス席のロザ、出荷時アコモの14系ハザ×3両、ボロボロの改造12系のロザでした。

14系のハザが全然眠れないのです。簡易リクライニングシートは夜行ではダメです。

鉄子でも紹介された列車なんですが、あれから運転形態が変わってます。鉄子の頃は、ムーンライト九州と併結されていて、岡山で切り離しだったのですが、現在はムーンライト九州とは併結されなくなり、切り離しは多度津になっていました。

この汽車を阿波池田で下車して、40分時間を潰して琴平行きに乗って目玉列車その3の『瀬戸大橋トロッコ』に接続しました。この阿波池田ではムーンライト高知との接続ダイヤを上手く調整してあって阿南行きなどに乗り継げます。ムーンライト高知は土佐方面に限定されず、徳島方面や奈半利方面・大歩危小歩危にも使える列車です。いいかも知れません。

阿波池田からは普通列車琴平行きに乗りました。土讃線の三県県境付近は普通列車のダイヤが極端に薄く、特急でしか通ったことがなかったのです。こんな態度ですから、鉄子で横見さんが紹介し、菊地さんが感動した坪尻駅など当然見落としていたのですが、今回は普通列車〈と言っても単行気動車〉でしたので、しっかり味わうことが出来ました。この駅に停車する場合だけスイッチバックしなければならないのですが、通過する時には何もしなくて良いと言う珍しい構造の駅でした。

琴平では琴電の駅を見て、朝食を食べただけで、時間となりました。目玉列車の『瀬戸大橋トロッコ号』に乗り込みました。

この汽車も変わっていました。185系気動車1両とトロッコと言う編成で全車指定席です。指定券には9Aといった座席番号が印刷されている。これは当たり前なのですが、9Aは185系にもトロッコにも在って、両方とも僕のものだと言うのです。色々な列車に乗って来ましたが、一枚の指定席券で2席に有効というのは初めてでした。

この列車が良く通過待ちをするのです。多度津で15分、児島で12分という感じでウェイトが入って来るのです。おかげで大量の車輌写真を撮影出来ました。



これが終わったあとは、長く苦しい帰路なんです。ここはレポート不要ですね。

まあ色々なことがあって、夜行の『ムーンライトながら』をキャンセルして昼間の「速い快速」を乗り継いで、今、平塚まで来ている訳です。

どうでしょう? 本人は大変満足しています。ただ毎週末に連続車中泊に疲れて来ました。来週で夏の青春18きっぷシリーズも一段落するはずです。





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Last updated  2006/08/16 07:14:20 AM コメント(7) | コメントを書く


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