noleeko70年生まれ

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初めてのインド(part8)

インド列車
インドの2等寝台です。座席の背もたれをカパッと持ち上げて2本の
ベルトで吊り下げます。座席、背もたれ、荷台の3台がベッドになります


ウノに突き放されて、呆然と列車内で立ち尽くすわたし。

そうか、女だからとか旅人には通用しないんだ・・

そういうことがあって過去日記に書いたイギリス、アイルランド人の
優しさに感動したわけです(単純、苦笑)

あてもなく席を探す私。そうすると一人のインド人親父が
「席がないならうちのとこあいてるから来ればいい。
向かいには西洋人の女性もいるし」

その申し出についていく私。実際スキンヘッドのドイツ女性が
向かいにいて3人で軽く会話しました。寝る時間が来てドイツ人は
速攻就寝。このオジサンいつまで経っても席から離れません。
私「別のとこ行かないんですか?」
インド人「いや、まだいい、ここで寝てなさい」
警戒しながら横になって暫くすると私の足元に座った親父、
手がすう~と私の太ももへ。

げ???(なんでこんなにインド人痴漢が多いんだ!)

起きて(ちょっと弱気に)抗議する私。
なんで又信じちゃったんだろう(激しく後悔)
「気のせい」といったオヤジ。
再び触りにきた。
さすがにこのとき怒りました。我慢も限界!
抗議した後、席を離れようとしましたが通路が狭く
私が進む方向の先頭にオヤジが先歩きする形に。
連結に向かうと少し広くなります。
連結にはタトゥー入りまくりの
西洋人ヒッピーのお兄さん(他にお金なさそうなインド人
数人も)がシタールのケースを抱えて座ってました。
私達の様子が変だったのかお兄さんが話しかけてくれました。
そうするとスケベオヤジが「おれは悪くないんだ!」
とインド人がよくやる手口で私を差し置き
言い訳をかまし始めました。

私は
「もういいっ!!! とっとと出て行って!」
と大声で叫びました。いそいそ消え去りったスケベオヤジ。

事の次第を飲み込めたお兄さんは優しく
「ココに座りなさい」と自分の座ってた場所を私に
譲ってくれました。(ってもただの連結のとこの床なんだけど(笑))
お兄さんは私のせいで列車のトイレ前に追いやられるはめに・・・
でも気にしないで難しそうな本開けて読んでました。

他のお金のない痩せたインド人の横で彼らと同様に
三角座りで膝を並べて無言で床に座ってました。

これで明日までお尻が辛いけど、ココのほうが安全・・・

そうこうしてると一人のインド人男性が通りかかり汚い臭い
便所前に座るヒッピー兄さんに話しかけました。
「こんなとこで何やってんの?!」
兄さん「いや~席がなくてね」
インド人「じゃあ私の席空くから来なさい」

兄さん「あ~、それならこっちのお嬢さんに席譲ってあげて」

インド人、私に気付きました。そしてこっち来るように言われたのですが
「でも・・」と申し訳なくお兄さんにいうと「お行きなさい」と微笑み
優しく言われました。
でもさっきの痴漢オヤジのこともあったので警戒して
「あなたの席はどうなるの?本当に余分にあるの?」としつこく
聞こうとすると
「心配ない。私は次で降りるから」と。
今回又同じ目に会うと又戻ればいいやとギャンブルな状態で車両に
向かいました。
実際そのおじさんはすぐに次の駅で降りてしまいました。

そして寝台(といっても3人がけの座席に横になるだけ)
で横になったとき
涙がぼろぼろ止まりませんでした。





~ちなみにこのとき初めて生ヒッピーに接したんですね。
いかれたヒッピーじゃなくて雰囲気があって大人の方でした。
もともと彼らの持つアートな部分は好きでしたが
多分ここからヒッピーへの
興味のきっかけをもっと深くもったんじゃないかしら・・・~


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