ドクターイワタの認知症ブログ~東海エリア最高の治療実績~

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Apr 13, 2025
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​オーストラリア旅行~ドクターイワタ 娘の結婚式に~​
久しぶりに海外旅行に行ってきました。2006年にアメリカから帰国して2007年に開業しました。開業するときから1年に1週間の休暇を4回とるという方針でやってきました。家族で旅行してほっとした時間を過ごします。
今回は娘の結婚式でオーストラリアのシドニーを訪れました。妻と末娘と一緒です。娘はシドニーの大学を出て、シドニーで仕事をしています。新郎新婦は昨年日本を訪れてくれ、親交を深めました。娘とは大学1年からの知り合いで身長2mのナイスガイです。新郎新婦がシドニー空港まで迎えに来てくれました。ホテルチェックイン後シドニーを案内してくれました。一緒にトラムに乗って公園と美術館を見学して来ました。同日、両親も一緒に食事会を行い、素晴らしい両親であり、娘が家族に愛されていることを確信しました。翌日は家族3人でトロンガ動物園へ行きました。現地で長女と孫とも合流しました。







結婚式の行われたブルーマウンテンはシドニーから電車で2時間半の場所にあります。美しい山岳地帯で最高の天気に恵まれました。結婚式場はブルーマウンテンの渓谷上の屋外で行われました。芝生の広場があり、ブルーマウンテンを見渡すことが出来る素晴らしい場所でした。テントの下にテーブルと椅子がセットアップされ、芝生内にピザトラックと移動式トイレが乗り入れてありました。グルテンフリーおよびデイリー(牛乳製品)フリーのピザも用意してくれました。芝生の渓谷よりが石段になっており、石段に座って結婚式を行い、芝生の中のテントの下で親族と友人のスピーチが行われました。娘と新郎にはたくさんの素晴らしい友人がいることも分かり、娘はオーストラリアでちゃんと生きているんだと安心しました。




9時間半の飛行機での移動は疲れましたが、晴れ晴れとした気持ちで帰国することが出来ました。
Good luck both of you!!  God bless you!!

ドクターイワタの認知症治療
​ ​ ​​​​~認知症専門外来:1500名 & 認知症専門往診:130名​~​​​ ​ ​
上記、新患予約サイトにて予約可能です。 希望日および希望時間 ①10:30am(-12:30pm) ②11:00am(-1:00pm) を選択して下さい。

​問診、 神経学的所見、改訂長谷川式 簡易知能スケール(HDS-R)、時計描画テスト(CDT)、発達障害スコア、老人性うつスケール、甲状腺機能(TSH, FT3, FT4)、ビタミンB欠乏症(ビタミンB1,ビタミンB12, 葉酸)ビタミンD、ミネラル欠乏症(TIBC,フェリチン,亜鉛)に加え、頭部CT (GEマルチ) を施行します。同日からサプリメント治療および他院投薬調節を行います。1週間後には血液検査結果に従って食事指導および補充療法を開始します。自己免疫疾患やアレルギー疾患がある場合はGFCF指導もおこないます。

​ ​ ​ ​新患予約サイト​ ​​​
​​​​​
​症例報告​


親戚からの紹介である。既往歴:H31右肩関節断裂、三菱重工病院。中部労災病院①メトアナ配合錠HD(メトアナ100mg/メトグルコ500mg)2錠(②リバロ1mg③ウルソ600mg④グルベス配合(グルファスト10mg/ベイスン0.2mg)3錠。  物忘れを呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮なし、③側頭葉萎縮軽度、④左海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:0、ピックスコア:1、特発性基底核石灰化症(IBGC)/軽度認知障害(MCI)/多発性脳梗塞として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8/9、改訂長谷川式:25/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にリバロ1mg中止、フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒3錠を勧めた。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。14日後、中核症状は改訂長谷川式:22/30(-3)、近時記憶3/6(+-)と軽度悪化、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:HbA1c7.0,TCL170,TG213,Zn75以外異状なし。VitB1=22,VitB12=256,葉酸=7.7。ビタミンB12低下症に対してシアノコバラミン1Ap筋注およびメコバラミン1mg開始、糖尿病に小麦粉(パン/麺)禁止とした。42日後、中核症状は改訂長谷川式:28/30(+6)、近時記憶4/6(+1)と著明改善した。
治療のポイント
1.スタチン中止
高齢者(65歳以上)に対する高脂血症治療薬の投与は認知症の原因になるという論文報告があります(Statin withdrawal in people with dementia. Cochrane Database Syst Rev. 2016 Sep 9;9(9))。総コレステロール、HDL、LDLに関わらず、スタチンは全員中止すべきです。総コレステロール(TCL)200以下の場合、特に150以下の場合に高度認知症の頻度が増します。スタチンを投与してもプラークは増加すると論文報告されています(N Engl J Med 2008 Jul 31;359(5):529)。従ってコレステロールが下がっても動脈硬化は進んでいると言い換えることが出来ます。スタチンはミトコンドリア毒であるという報告もあります(Expert Rev Clin Pharmacol 2015; 8(2):189-99)。
2.フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒による認知症治療
フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は軽度認知障害(MCI)の状態で投与すると認知機能改善および認知症発症予防に有効です。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑制行為抑制および認知機能改善に有効です。興奮性があり抗認知症薬(ドネペジル/レミニール/リバスタッチ)を投与すべきでない場合に第一選択の選択肢です。金銭的にサプリメント購入不可の場合、フェルラ酸代替品としてガンマオリザノール50mg2錠1日2回朝夕食後を処方します。
3.ビタミンB12低下症
ビタミンB12欠乏症は栄養および薬物補充療法により認知機能改善が見込めます。ビタミンB12=500μg/dlを目標にメコバラミン0.5-1mgを開始します。胃癌に対する胃2/3-全切除術の既往がある場合は、ビタミンB12吸収障害のため毎週シアノコバラミン1Ap筋注を1ヶ月間、翌月からは毎月シアノコバラミン1Ap筋注とします。
4.中性脂肪高値/成人型糖尿病
糖尿病にも成人型自己免疫糖尿病が報告されていますhttps://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32498935/。成人型2型糖尿病はリーキガット症候群により膵臓インシュリン産生細胞に対する抗体が生じて糖尿病を発症すると考えれます。当クリニックでは糖尿病患者にグルテンフリー実践を指導しています。リーキガット症候群を考えて同時にカゼインフリーも指導しています。グルテンはモルヒネに似た構造をしており、中毒性があるため食欲を抑えず楽なります。グルテンはアミロペクチンAという血糖値を上昇させる成分も入っています。グルテンフリーの食事ならアミロペクチンAの摂取量も抑えられます。血糖値への影響が少ないグルテンフリーは、糖尿病患者さんには非常に適した食事法なのです。グルテン(小麦粉)食、たとえば、朝がパン食、昼夕が麺食という方が中性脂肪が上昇、脂肪肝、皮下脂肪貯留、後にHbの糖化が起こり、HbA1c上昇=糖尿病となるのです。糖尿病の方に認知症の方が多いというのは、グルテン過多の方がリーキガット症候群となり、自己免疫疾患である糖尿病と認知症を合併するのは必定なのです。当クリニックではグルテンフリー食を勧めていますが、糖質制限食は勧めていません。糖質制限を1年以上続けると寿命を短くするという論文報告があるからです。日本の旅館のような食事、朝食であれば、白米、味噌汁、納豆、卵、鮭、海苔というような食事、朝昼夕食すべて白米と高タンパク食(肉、魚、卵、大豆)を中心に摂取するように勧めています。


知り合いからの紹介である。既往歴:子宮筋腫、八事日赤。R2緑内障、わたらい眼科。物忘れ、甘い物好きを呈していた。頭部CT: ①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮なし、④海馬萎縮なし、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所。以上から、レビースコア:1、ピックスコア:1、軽度認知障害(MCI)/前頭側頭葉変性症(FTLD)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:24/30、近時記憶3/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒3錠1日3回毎食前を勧めた。脳血管性認知症(VD)に様子観察とした。。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。14日後、中核症状は改訂長谷川式:25.5/30(+1.5)、近時記憶6/6(+3)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:Alb3.7,TC173L,TG180,Zn69以外異状なし。VitB1=36,VitB12=849,葉酸=6.4。低アルブミン血症3.7g/dLを4.3g/dLを目標に毎日鶏卵3個(毎日鶏卵1個増やすとでアルブミン0.2g/dL増加するという当クリニックの知見から)増やすように指導した。亜鉛欠乏症にプロマック75mgを提案したが、食事療法を希望されたため毎日鶏卵3個を徹底するように指導した。緑内障にグルテンフリーおよびカゼインフリーダイエット指導を行った。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:27/30(+1.5)、近時記憶6/6(+-)と更に軽度改善した。
治療のポイント
1. 低アルブミン血症に対する治療
低アルブミン血症に対しては肉、魚介類(魚、貝、いか、タコ、海老、カニ)、卵(ゆで卵、卵焼き、目玉焼き、生卵、温泉卵)、大豆(豆腐、納豆、煮豆など)を増やすように食事栄養指導を行います。特に施設などでは温泉卵を定期購入するように指導しています。施設患者10名以上で温泉卵開始前後でアルブミン血中濃度を測定したところ、毎日温泉卵1個増やした場合、血中アルブミンが0.2mg/dL上昇、毎日温泉卵2個増やした場合、血中アルブミンが0.4mg/dL上昇することが分かりました。当クリニックでは卵1個=血中アルブミン濃度0.2mg/dL上昇を基本にして食事栄養指導を行っています。卵は個数で指導しやすいこと、高齢者でも摂取しやすいこと、安価であること、厚生労働省の栄養指導でも1日の卵の摂取個数の上限がないことなどが理由です。肥満、高度糖尿病でない場合は、経管栄養剤(エネーボ、イノラス、エンシュア、ラコールなど)なども併用します。
2. 味覚低下または亜鉛欠乏症
亜鉛欠乏症に対してはプロマック75-150mgを開始します。亜鉛欠乏症は栄養および薬物補充療法により認知機能改善が見込めます。プロマックを投与することで興奮状態となる場合があるため注意が必要です。興奮状態になった場合は直ちに中止して、ノベルジン25mgを開始します。ノベルジンは吐気のため食欲低下を招くことがあり、興奮を伴う場合のみ投与します。食事栄養療法(牡蠣、あさり、アーモンド、レバー、ほたて、卵、鶏・牛・豚、しじみ、納豆など)および経管栄養剤(エネーボ、イノラス、エンシュア、ラコールなど)を投与します。


施設からの紹介である。物忘れ、幻視:人が居る、暴言、徘徊、食欲低下、座布団を投げる、左歯車様固縮を呈していた。1か月前に夫を亡くして独居。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③左>右側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:5.5、ピックスコア:3、特発性基底核石灰化症(IBGC)/レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:7.5/9、改訂長谷川式:10/30、近時記憶0/6と高度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。高齢独居のためメコバラミン1mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。7日後、中核症状は改訂長谷川式:12/30(+2)、近時記憶3/6(+3)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:TCL162,Hb11.9,Zn67以外異状なし。VitB1=20,VitB12=249,葉酸=7.7。ビタミンB12欠乏症に対してシアノコバラミン筋注開始、メコバラミン1mg継続した。亜鉛欠乏症を認めたが、易興奮状態であり、プロマック回避した。90日後、中核症状は改訂長谷川式:14/30(+2)、近時記憶1/6(-2)と軽度改善、易興奮にウインタミン6mg朝2mg夕4mg、夜間せん妄にロゼレム4mg/リボトリール0.125mgを開始した。
治療のポイント
1. 暴言および暴力に対する治療
暴言および暴力に対してはウインタミン朝4mg夕6mg、フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒朝2錠夕2錠を投与します。ウインタミンは切れのある薬ですが、至適用量は人によって様々であり、ウインタミン4-6mgを1日2-3回まで不穏時として追加できるように処方しておくのが大切です。不穏時と言っても、本当に興奮しているときには内服出来ないので不穏になった少し前の時刻に翌日から追加していきます。ウインタミンは5%肝機能障害を合併するので注意が必要です。肝機能障害を起こした場合はすぐに中止して、セルシン1.5-3mg分3またはクエチアピン37.5-75mg(糖尿病禁忌)を開始します。フェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒は前頭葉の活性を上げることで前頭側頭葉変性症に伴う脱抑行為抑制および認知機能改善に有効です。
2. せん妄に対する治療
夜間せん妄に対してはロゼレム4-8mgから開始して2週間-1か月様子を見ます。2週間-1か月経過しても改善が見られなければリボトリール2.5mgを追加します。夜間せん妄に幻視が加わった場合は抑肝散加陳皮半夏2.5gを追加します。夜間せん妄に夜間不眠が加わった場合はクエチアピン12.5mgを追加します。それでも夜間不眠が続いた場合にはクエチアピン12.5mgをレンドルミン12.5mgへ変更します。


知り合いからの紹介である。物忘れ、幻視:人が居る、介護抵抗、昼間傾眠、夜間不眠、尿便失禁、食欲低下、甘い物好き、語義失語を呈していた。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④左>右海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞軽度。以上から、レビースコア:4、ピックスコア:3、レビー小体型認知症(DLB)/脳血管性認知症(VD)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:18/30、近時記憶2/6と中等度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒2錠を勧めた。独居生活のためメコバラミン1mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。14日後、中核症状は改訂長谷川式:23/30(+5)、近時記憶4/6(+2)と中等度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:s-Cr0.76,eGFR54.6Alb3.9,Zn79以外異状なし。VitB1=35,VitB12=280,葉酸=5.7。ビタミンB12低下症にメコバラミン1mg継続した。2か月後、中核症状は改訂長谷川式:21.5/30(-1.5)、近時記憶6/6(+2)と近時記憶は軽度改善した。
治療のポイント
上記参照


知り合いからの紹介である。物忘れ、生真面目、高度難聴を呈していた。独居生活。頭部CT:①頭頂葉萎縮なし、②前頭葉萎縮軽度、③側頭葉萎縮軽度、④海馬萎縮軽度、⑤両側基底核ラクナ梗塞数カ所、境界領域梗塞、⑥その他  両側淡蒼球石灰化。以上から、レビースコア:2.5、ピックスコア:0、特発性基底核石灰化症(IBGC)/混合型認知症(MIX)として治療を開始した。中核症状は時計描写テスト:8.5/9、改訂長谷川式:23/30、近時記憶2/6と軽度低下していた。認知機能低下にフェルラ酸50mg/ガーデンアンゼリカ10mg粒1錠を勧めた。脳血管性認知症(VD)にシトルリン含有赤ミミズ粉末1Capを勧めた。高齢独居のためメコバラミン0.5mgを開始した。ビタミンB1、B12、葉酸、TIBC、Ferritin、Zn血中濃度を測定した。14日後、中核症状は改訂長谷川式:24/30(+1)、近時記憶3/6(+1)と軽度改善、上記周辺症状はすべて消失した。甲状腺正常。一般採血:BUN22.2,Alb3.7,TG163,Hb10.6,Zn63以外異状なし。VitB1=29,VitB12=167,葉酸=5.4。ビタミンB12欠乏症にシアノコバラミン筋注開始、メコバラミン0.5mg継続、亜鉛欠乏症にプロマック75mgを開始した。1か月半後、中核症状は改訂長谷川式:25/30(+1)、近時記憶4/6(+1)と更に軽度改善した。
治療のポイント
上記参照
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Last updated  Apr 27, 2025 04:14:27 PM
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