日記

 日記

2009/09/27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
寝ようとしていると、耳元で、プーンという羽音がした。
どうやら、奴等は2匹いたようだ。
僕はそっと身体を起こすと机の上の電気スタンドを点けた。
奴等は光に引き寄せられる。
あとは僕がその光の傍でじっとしていればいい。
光に誘われ近づいてきた奴は僕を見つけ、血を吸おうと僕の身体に停まるだろう。
そこを逃すな。羽音に集中しろ。

――――聞こえた。

瞬間、視界を黒い影が横切る。

しかしそれなら目で追うのは簡単だ。
空中で捕らえようと奴の動きの先を読んで腕を振り回す。
しかし奴は僕を嘲笑うかのようにそれをかわす。
ダメか。やっぱり身体に停まるまでじっと待つべきか。
しかし、それじゃ潰れた奴の身体で汚れてしまう……!

と、急に羽音が遠退いていく。
奴が急上昇したのだ。
僕から逃げるように素早く、奴は天井の蛍光灯の横に停まった。
そしてそのまま動かない。
チャンスだった。
奴は僕の手が天井まで届かないと思って油断している。

僕は日本史の問題集を解いて真っ赤になったルーズリーフを手にとった。
そして慎重に、音を立てずに、
そっと奴のすぐ下まで手を伸ばす。
そして――今だ。
僕は跳んだ。

故に、跳んだ。
深夜の静まり返った家の中に、パンッと乾いた音が響く。
そして、着地。
少しよろめいたがすぐに体勢を立て直し、
僕は天井を見上げる。
見上げた先には、赤と黒の染みが1つずつあった。
黒の染み――奴の死骸だった。

こうして、僕はこの数日に渡る戦いに勝利した。
椅子に上り、アレルギー発症時用のトイレットペーパーで奴の死骸を掴む。
光の下でそれをよく見てみると、やはり身体は黄色かった。
それを、奴の死骸に触れないように丁寧に丸め、ゴミ箱に放り込む。
それからまた椅子に上り、天井についた赤い染みをトイレットペーパーで拭き取った。

これで、本当に終わりだ。

気づかない内に右腕と右足を刺されていたようだが、大した被害ではなかった。
終わったのだ。
これで安心して眠れる。
僕は半ば倒れ込むようにして布団の上で横になった。
心地よい眠気が僕を包む。
何日ぶりかの、安心――。

しかしこの安心感も長くは続かないだろう。
奴等はまだ絶えたわけではないのだから。
明日にでも第三第四の奴が少しの隙間を通ってこの部屋へとやってくるだろう。
そして、それはまた戦いが始まる事を意味する。

……いや、そもそもこの戦いに終わりなどないのかもしれないな。

「ふふっ」

僕は声に出して自嘲気味に笑った。




とか言っちゃったりして(^O^)
ネタでここまで書いて来て、オチを考えてる途中で「やっぱり厨二臭すぎるだろ」と思って消そうかと思ったけど、
やっぱり何だか勿体ないから更新してしまった。
うううー寒いね寒いねもう秋だね。
ぼくらの11巻は今秋発売らしいけど、正確な日にちはわからんのかね。
明日調べてみよう。
明日朝練遅刻したらごめんなさい。
蚊の野郎が耳元で鳴いて俺を起こすからいかんのです。
それじゃ今度こそおやすみなさい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009/09/28 02:28:30 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: