<お遊び>オーラの泉・スピリチュアル

SQ Life 木精占い


den 17 september 2006 copyright ....一応コピーライト。

この内容は完全なるフィクションとして私がもしゲストで呼ばれたときにどんな鑑定をしてもらうか、シナリオを書いてみました。

実際に鑑定してもらった内容では まったく ありませんが
過去のつじつまや私が霊感の強い人からちょっと聞きかじった話などを盛り合わせています。

この内容は全てフィクションです!
登場人物と内容には一切の関係はございません!

読み物として楽しんでいただければ幸いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

会話形式のため以下このような略させていただきます。

太一君 太
美輪さん 輪
江原さん 江
そしてゲストの私 明

<オープニング>
太「今日はですねぇ。ちょっと面白いお客様です。」
輪「そうですね。私は今世では初めてお会いするんですが。」
江原さん笑顔で頷き。
輪「来世でお会いしている方なんですよね。」
太「ええ?来世?」
輪「そう」
江「ふふふ」
太「来世っていうのはこれから先ってことですか?まあ、今から会うって事で未来?」(スタッフ笑)
輪「魂にはこの世界で言う過去も未来も無いの。時間という概念がないのね。」
太「難しくてよくわかんないですが・・ってことは、この方は未来からやってきた方なんですか?」
江「そういう方なんですよ。」
太「ほおおーーー」なんとなくつかめていない様子の太一君。

太「ってことは、前世がない。今世が一番最初の人間?ってことですか?」
輪「今世の前は動物だったかもしれない」
江原さん目を閉じたままじっと聞き入る。
太「これは、番組初ですよね。動物だった記憶を持っているとか?」
輪「・・・それはご本人に聞いてみましょうか。」
太「どんなお話が聞けるのか!楽しみになってきました。」

太「ゲストの方からのメッセージが届いています」
「今日はとても楽しみにしています。ところで私の過去世ってないのでしょうか?」 江原さん、美輪さん笑。

<ナレーション>
明里子 昭和XX年静岡県生まれ。親の転勤で三重、広島などに移り住む。
中学校で剣道をはじめ大学卒業まで続ける。

大学卒業後、北京へ留学。北京で仲間を募り剣道チームを設立。
帰国後、茨城で就職。そのころから、舞台に興味を持ち始める。
能楽堂に通う傍ら、狂言台本の外国語訳を始める。

その後北欧へ移住し、執筆活動を続けながら現在に至る。
日本の古典芸能の海外進出に貢献している・・。


テロップ〔未来からやってきた魂の記憶?明里子の背後には??〕


スピリチュアルチェック
画面・シルエット姿。ライトが当たって明里子のアップ。
ナ「明里子さん、『オーラの泉』へようこそ。
  それでは、これからスピリチュアルチェックを始めます」明里子、軽く会釈。

質問

自分の性格を一言で言うと何ですか??
明「・・・・一言でいえません。感情的だけどクール?熱しやすくさめやすい・・かな??」 

子供のころなりたかった職業は?
明「ブラックジャックを読んでいたので漫画家か医者になりたかった」
太「ああ、ブラックジャック」明「はい。手塚治虫が好きでした」

子供頃に好きだったテレビ番組と聞いて思い出すのは?
「海のトリトン」「起動戦士ガンダム」「宇宙船艦ヤマト」「幻魔対戦」「バビル二世」「サイボーグ009」 なんだか、男の子が好きそうなのばっかり・・・。
太「ガンダム、面白いですよねぇ」

貴方が良く見る夢は?
「自分が未来に住んでいるという夢を良く見ます。明らかに今から50年後だとか思えるような夢をたまに見ます。」太「正夢・・・とは違うんですよね。」


生まれ変わったら何になりたいですか??
明「くじらになりたい。この世で一番大きなものに」太「く・じ・ら」メモ。


不思議な体験をしたことはありますか?
高校時代に、金縛りにあって、そのときに死んだ父方の祖父が勉強机の上に立っていたのを見てビックリしたことがあります。
小学校・高校のときは結構そうだったのですが、大人になったらほとんどなくなりました。



想像してください、貴方が落ち着く場所はどこですか?
「教会とか、神社とか、お寺とか・・・そういう神仏があるところです」



太「さあ、明里子さん、どうぞ、こちらの方に」スタッフ大きな拍手。
明「よろしく、お願いします」美輪さん、手を席の方に差し伸べ。
太「よろしく、お願いします」 
輪「ようこそ、お越し下さいました」 
  明里子の方へ席の方へ手を差し伸べ。明里子、深々と会釈してから、席に着く。

明「すごく、緊張しています・・・」
太「初めまして、ですね。お二方とも」
輪「そうですね。ここで今世初めてお会いしましたので。はじめまして」
明「こちらこそ。番組はみていないんですけど、サイトを通じて拝見させてもらっています」
輪「外国に住んでいる方がオーラの泉を見てくださっている」
太「江原さんも、まったく面識が」
明「はい。はじめまして。
お話は方々から伺っていまして、その縁でオーラの泉を見始めました」
江「そうですか。私は以前イギリスにいたことがあったのでそういうご縁もあるのでしょうね」
太「イギリスはスピリチュアルなことが結構盛んなんですか?」
江「研究所なんかがありますからね。公的な機関としてスピリチュアルな活動が認識されている場所です」
太「へぇー、そうなんですか」
輪「明さんは霊気ヒーリングもなさってるんですね。それで目覚めちゃった」
<字幕 霊気ヒーリングとは、日本発祥の手当て療法、現在海外で徐々に普及しているヒーリングの方法>
明「はい、それ以前からスピリチュアルなことには非常に興味があったのですが、アンテナが鈍いのか、感じたこととか不思議な体験はあまりなかったんです。」

太「霊感とか、そういうのが?」
明「なんていうのかな、霊気を始めた後からやたら五感が鋭くなりまして」
太「でも、小学校時代に霊を見たとか、そういう体験なさってますよね」
明「そういうのに異様に興味を持った時期があっただけなんですが、高校を出るころからすっぱり無くなったんですよ。」
江原さんうつむきつつ聞き入る。
明「霊気は外国生活を始めてからなんです。外国だったらもうちょっとそれっぽいの(騎士とかの霊?)を見てもいいのだけど、和風な龍やお侍さんのようなものを見たことがあります。それと、朝起きてぼんやりしているときに必ずなにか予兆のようなものをみてどきっとすることが」
太「予兆?」
明「なにか凄いトラブルにあっているときに、必ずといっていいほど、天使とか、神様とか、そういうのが私を見ているような、そんな感じがするんです・・・っていうか実際観たこともあったりして」

明「お侍さんが怖い顔をしてこっちをにらんでいるように見えたことも。外国ですからね、なんというか、何でお侍さんなのかなって」

輪「いいものと悪いものが一緒になっている感じでしょうね。」
江原さん、黙って明里子の上のほうを眺める様子。

太「明さんもけっこう江原さん寄りの方なんですね」
江「・・・もともと、そういう感覚のある方だと思いますが、日常にもまれて一時期その能力が衰えたのですね。その後霊気で感覚が鋭くなってしまった分、霊媒に近くなったので、いろんなものが見えたりするんです。」

輪「ただ、ご自分の中ではっきり自覚なさっていないから、混乱しているところがおありになるわね。」

江「今ね、貴方が住んでいらっしゃる場所、これね、・・・前世とかかわってます。・・それとね、・・・(5秒ほど沈黙)前世はあるにはあるのですけどね・・・目的を果たさないで人生終えられているんです。」

明「・・・・・・実は・今住んでいる場所、微妙に違和感感じるんです。でも、離れられないような感覚もあって。
その一方でここ以外の場所で懐かしさを感じる場所が、2箇所あるんです。」

太「ああ。それは前世の記憶ですよ。明さん」(スタッフ笑)
輪「ふっふっふ。だから、過去世を引きずっているのよ。」

江「前世の記憶が今の場所につれてきてしまったのだと思います。(再び沈黙)・・・うーん。ええとね、魔女狩りがあったんですよね。そのときにね、不思議な力で人を治していて、疑われて・・・・ええとね、結構ひどい処刑されてます・・・首のあたりが弱いのは、そのせいです。あと、腰もね。」

明里子「・・・」黙って聞き入る。

江「・・・・・・誰からも見放されているようなそんな姿が見えるんですよ。誰も助けてくれなくてさびしい。孤独みたいなね・・」
太「・・・・」

江「それと、もうひとつね、これはいつの時代だろう。江戸よりもっと前の時代ね。外国に、西洋の国に一人で行っているんですね。その時代、外国に行くなんてほとんど出来ない時代じゃないですか。・・・奉公じゃないけど、売られていったような、そんな感じの。修道女みたいな感じかな。表向きは。だから、教会にいたこともある。」

江「一人で外国に渡ったときの寂しい姿が見えるんですよ。」

輪「そう、そこでも迫害されている。病気の人たちを治している姿も見えるんですけど。それが逆に不信感高めちゃったのね。」

太「過去世の記憶があるんですね。ちゃんと。ふう」

輪「でもね、それは、過去の記憶が残っているだけね。今世で貴方が外国に住んでいるのには、ほかに意味があるのよ。江原さんもおっしゃってたけど過去世で日本から外国に何度も渡っているのだけど。目的が果たせないまま終わっている。」

明「・・・そうなんですか。今帰ったらまずくないか、ってそんな感じで、後ろ髪引かれているというか。そんな感じがするんですよね。今の生活、決して安定しているわけじゃないし、日本に帰ったほうがいいのかなあとか、思うことがしょっちゅうで。・・・」

輪「そう?・・・あのね。ふふん・・今回も外国で大変な思いをなさっていた時期があったけどね。でも、今世でね、そのとき貴方を助けてくれた方がいたでしょう?だから、もうちょっとそこにいなさいっていうことなのよね。」

明「はい、それはもう偶然とは思えないくらいのタイミングで、助けてくれた人がいました。これはもう、必然かなと」

太「あ、それは僕が言おうと思っていた言葉だったんですけど」(スタッフ笑)
太「物事は全て必然なんですよ。そこにいるのは必然だからなんです。」

明「あははは」

輪「あっはっは。」

江「ふふふふふ」

<未来からの魂>

太「未来からの魂、っていうのが僕はすごく気になるんですけど」
明「あは、今お話伺ったら私にもちゃんと過去世あるんですね。」
輪「魂の世界って、過去も未来も無いんですよ。時間っていう概念はね、人間が作ったものに過ぎないから」

江「魂のタイムマシンって、あるんですよね」
太「自分で自分が未来から来たという感覚があるんですか?」
明「いいえ、未来そのものが私にはどんなものか、わからないんですけど、
夢に良く見るんですよ。近未来というか」
太「ほー」
明「近未来だから、今のこの時代とそう変わらないんですけど、明らかにこの世界は今より後だ、という感覚があって、その中に自分が生きていたことがあったと思ったことがあったんです」

江「だから、夢の中の内容をしっかり把握していれば、未来で発見されているものなんかがチェックできて面白いんですが、明さんの今世とかかわりのない部分でカットされちゃうんでしょう。つまり影響がないってことです。」
明「そうですか。残念です。宝くじの当選番号でも見れればとか思ってたんですけど」(笑)

江「過去世って、明さんもそうですけど、いくつもいくつもあるわけです。だから、夢に良く見るという未来の過去世もあるのだけど・・・」
江「どっちかというと、やっぱりこの世でいう過去の過去世の記憶を引きずっているほうが今世では強く出てきてます。近未来の夢というのは正夢になることもあるでしょうから、印象が強いときは日記か何かに書いておくといいですよ」
明「あ、そういえば、私正夢って見たことあるんです。高校のときだったんですけどね、運動会で、私がタッチの差で負ける夢。翌日の運動会で同じことが起きたとき、鳥肌立ちました。」
江「うん、命にかかわるようなことじゃないでしょ、ないです。そういうのは守護霊が守ってくれてるから。17歳のときですね。それ」
明「そうです。」(驚いた感じですこし体をそらす)
江「もともとそういう勘のある方に、守護霊がそういうのを見せてくれて自覚しろ、っていうこともありますから・・・」
明「はぁ・・そうか。その頃って私はぜんぜんそういうのに興味なかったですし。」
輪「うん、お侍さん一杯連れて歩いていた時期よ。邪魔者が一杯いた頃ね。」
明「・・・そうなんですか。」
輪「剣道やってらした頃って、そういうの一杯いたんですって(上のほうを見ながら確認するように)。それでね、そういうパワーで結構いい成績とか残してらっしゃるんですけどね、それは・・・かなり後ろの方が動かしてらっしゃる。悪者がね。悪いパワーでそこまで行けた。」
明「・・・なんか、怖いですね。美輪さんのおっしゃること、鳥肌たってます今。」
輪「おやめになって、良かったわね。防具手放したものね。外国に住んでから。それでいいのよ。」
明「未練が凄くあるときとか、今でもあるんですけど」
輪「それは、過去世の記憶がまだ残っててそれが欲しがっているの。本来のアナタじゃないの。」



<守護霊>

江「あのね、最初のお話にありましたけど、守護霊さんにヒーラーさんがいますね。例の魔女狩りで刈られてしまった日本人。・・・日本人っていうか、日本から来て、外国で死んでしまった人・・」
輪「外国に来て無念の死を遂げた人・・・それともう一人・・・これはね。」

江「・・・。ええとね。作家さんがいますね。いつの時代かな。これは・・・。中世のヨーロッパの格好?していますね。・・・・音楽なんかもやってたみたいねこの人。音楽などにかかわっている人。楽器もやっていたようだけど、そんなに上手くないから、文章書いてた感じの人がいる。」

明「文章を書くのは好きでしたから。あと、音楽やってました。小さいころからピアノを、・・・それと、後、大学時代に音楽コースでした。不本意だったんですけど」

太「音大だったんですか?」
明「いいえ、教育学部だったんですけど、保健体育をやりたかったのにもかかわらず人数調整で音楽系にまわされてしまったことが・・・」

輪「ふふふ。」

明「これは自分の中に封印し続けていたことだったんですけど・・」

江原さん目を閉じて肯いている。

輪「あとね、若い男性が見えるのね。ピエロみたいな。人を笑わせる?そういうの好きでしょう?」
明「好きですね。笑いは人を幸せにする!っていうこだわりみたいなの、自分の中にあります。」
輪「舞台の華やかな部分も、お好きでしょう?顔に書いてあるわよ。」笑
明「・・・・・・実は好きですね。大学時代にちょっと舞台に立つようなイベントがあったんだけど、もう、うずうずしました。」笑

江「明さん自身人の念を受けやすい人。これは霊媒体質です。この番組は役者さんのゲストが多いので、そういう人が多いんですが、明さんも割とそういう傾向がある。ただ、実生活でそうなっちゃうと自分と誰かを混乱させてしまっていますね。この辺はしっかりしておかないと、変なものに食われてね、しまいます。

それと、守護霊さんを見ていると少なからず舞台芸能と、なにか、かかわりみたいなのがありますね。これは・・・。能舞台を見始めたことも、そうなんじゃないかな。

明「中国から戻ってきたあたりから舞台には非常に興味はあったのだけど、自分でやるという考えには至らなかったんですね。」

輪「古典芸能に興味がおありなのよね。」
明「はい、野村萬斎さんの舞台しょっちゅう見に行きました。」
輪「もともとそういうのがお好きな人なのよね。でも、剣道を始めたころからお侍さんに食われてしまったの」
明「はぁぁ・・確かに。剣道を始めてからはあんまりそういうのに興味がなくなりました」
輪「熱しやすいのよね。でも、ずいぶん続けたのね。大学まで。」
明「だから、大学時代に、音楽をやるのにもずいぶん抵抗があって、大学止めようと何度も思ったんですけど、結局卒業しました」
輪「それって、必然だと思うのよね。そこでやっておくべきことだった」
明「・・・そういう風に思うのには今でも抵抗感あります」口に手をあてて隠すように笑う。

江「もう一人・・・これは実は凄く魂に直接影響しているのだと思うのだけど・・・。戦国時代の、下級の武士というか、戦争に駆り出されている人の姿が見えるんです。本当は平和を望んでいるのに、戦わなければならない、そういう気持ちの強い人たちがね、数人見えるのね。日本だったり、・・・・・外国かな、アジアの南のほうの人だと思うのだけど・・・そういう人だったり。そういう人が何層も見える。」

江「それと・・・・うーん、(言葉を捜すように目をつぶる)・・・はっきり言っちゃっていいですかね、えーと」

輪「江原さんおやさしいから・・・私がはっきり言って差し上げましょうか。遠まわしに言うことはないわよ。この方、結構にぶいから。」
江原さん、美輪さんを見ながら苦笑・・・。

輪「そうやって、戦いばかりしていて、本当はお勉強したかったのに、出来なかった、という思いが残されてるのよね。だから、割と学校通いにこだわっていなさる部分があるでしょう?しかも、成績は良くならない・・・」

明「はぁーーー・・・・。(絶句)」
輪「剣道なさっていたときも、勉強してないでしょう?ふふふふ」

明「・・おっしゃるとおりです。」うなだれる。
明「なんでこんなにこだわるのかというくらい、何を求めているのか分からないのですが学校に、通わずにいられないんです・・・」

輪「もともと勉強をしたかった、学者になりたかった人だったんだけど、いわゆる、足軽のような、戦争で一番前列に立たされて死んでいくような人だったから、思いだけお残しになってる・・・。だから今世でその未練が残っちゃってるのね。

才能の発揮できる人というのはね、
前世での積み重ねがあるから、いきなり出来るようにみえるのだけど。モーツァルトなんかは子供からいきなり弾けてるわけじゃなくて、前世で散々ピアノ弾いてる人なのね。だから、小さいときから神童とか言わるくらい弾けるのね・・。

あなたね、今がんばってらっしゃるけど。え。そのね、それ以前のその積み重ねが全くないのよ。残念だけど。だから今世もね、学問にはすごく不器用な方なのよ。気持ちだけは一杯あるんだけど、ね、だって一からやってらっしゃるんですもの。」

明「もう、なんていったらいいのか・・・」言葉を捜すように首を左右に振る。

輪「・・・今食べていくのにとりあえず困ってらっしゃらないでしょう?」

明「はい、これは本当に、そう思います。とにかく生活が凄く苦しいというわけでもないし、今ここにいるのだって、生活していけるからです。」

輪「そういうのがまずあって、それから勉強ですから。本来ならば、先に働いて食っていくことを考えなければならない、でもアナタの今の状態は、その部分は飛び越えてますからね。今世でね、そのカルマの解消してるのよ。だから、いつまで経っても勉強してるのね。あなた。ほかの同世代の友人は、皆子供がいたりするでしょう。まだそこまでたどり着けないのよ。」
江「・・・そうね。・・・・凄く、凄く申し訳ないけど、お子さんに恵まれる可能性は・・・・・・・・」

明「はぁー。・・・確かに、これから先のことは全く分からないのだけど、とりあえず食べてはいけてます。でも、家族は・・・」

江「これは、ちょっと電波には流しにくいですね・・うーん。でも、私の言っている意味はお分かりなるんじゃないかなと・・えと。」






江「・・・・・・・・・・・・・・(下を見ながらしばし沈黙)あのね、今は耐えなさいって、その日本人の女性の守護霊さんが。」

江「これ以上悪くなることはない。かといって今以上になにか手をかける必要も無いからって。今はただ耐えなさい。今与えられていることに全力を尽くしなさいと・・」

明里子うつむいたまま、なにか思いつめたように手を目頭に当てる。

輪「でもね、人の念を受けやすいので、自分を見失いやすいところがあるでしょう。自分で何をやってるかわからなくなったりしない?」

明「あります。あります。」大きく頷く。
明「今でさえ、ここにいることが不思議なくらいなんで」

輪「守護霊さんが結構明さんにね、見せてくれてると思うんですよ。日ごろの出来事で「気づけ」っていってるようなことが結構あると思うんですね。でも明さん、あまり信じてないでしょう。(笑)」

輪「だから、ここに来させられたのよね」
江「そうそう、ここでね、確認してもらえって、後ろの方が押してますので。」笑

明「そうなんですねぇ。」後ろをなんとなく振り返る。

江「ちょっと遠回りしてきたけれども、今これから、やるべきことがクリアになってくる時期なんです。いろいろ人生経験もなさっているところがあるし、でも、結局それは自分で選んできているんですから。」


江「外国にお住まいなのにね、お侍さんが見えたって言うのはね、・・・それは明さんが日本から連れてきちゃった」
江「外国人に恨みのあるお侍さん」
輪「・・・幕末で開国に反対したお侍さんね。恨みひきづってここまで来ちゃった感じ?」
明「ひやー」
輪「オランダですもんね。その明さんの記憶にあるのって。たぶんね、オランダにいらしたことがあると思うのね。貴方も、そのお侍さんも。」
明「・・・!そうです。住んだことないですけど。オランダなんですよ!懐かしいと思える場所」

輪「そこでね、・・・・、ずいぶん屈辱的な思いをしたんですね。その方、外国に渡ってらっしゃるのだけど。今でいうホームシックになって、日本に戻ってこられた。」
江「そこで、今度は日本人から差別されるわけですよ、洋行帰りだってね。」

明「うん・・」腕を組む。

輪「そういう人が一緒にいるからね。剣道とかやってらしたってことはそういう武士関係のものとか結構興味があると思うの」
明「・・・あります。武士道とか、かっこいいと思いますし、お侍さんの時代にすごくあこがれていたこととか。着物も大好きだし」
太「ああ。」


江「・・・・・・このお侍さんには離れてもらってください。・・明さん本当は日本が大好きでしょう。帰りたいでしょう?そういう気持ちになってるんじゃないかと思うのね。今。」

明「・・・はい。」
江「・・それはね、そのお侍さんの気持ちを受けちゃったんですよ。外国が嫌いなお侍さんね。復讐心みたいなものでつながってる。それは決していいものではない。
で、その気持ちを断ち切るって言うのは、決して日本と決別するわけではなくて」
明「はい」
江「・・・この地でね、求められているものがあるんです。日本からやってきた貴方に。それを大事にして欲しいっていうことなんです」

江「それがね、貴方が今世にかかわる大事なことなんです。」
明「そうですか・・でも・・なんだか、本当かなあって・・どちらかというとないがしろにされている気分が抜けません。」
輪「今抵抗したくなった?」
明「・・・はぁ。なんだか、受け入れがたいって言うか。日本のことは好きだし」
江「貴方を外国に連れてきた人がいたでしょう。その人とはもう終わったわけです。だから、ある意味明さん、日本に帰ったっていいんですが」
輪「多分また外国に行きたくなるのよね。」
明「本当ですか・・。」
輪「抵抗してるわよ。ほら。」笑
江「それは貴方でなくて貴方の後ろの人が・・・」
明「・・・そうですか、なんだか怖くなってきた」

江「龍が見えたっておっしゃってましたね。神や天使が見えたとも。」
輪「見守ってくれているってことなので」
明「そうですか・・・」うつろな感じ。
輪「結構ハードな転生されているからこそ、今世で決着つけなきゃって言うことなんだと。厳しいかもしれないけど。」

輪「だから、・・・次に生まれ変わるなら、くじらがいいと。」
太「あぁ、・・前世じゃなくて来世はもう、人間じゃなくていいと」
輪「そう」
太「動物の純粋な気持ちに戻りたいのかな」
輪「いいこというじゃない。」(笑)

輪「戦ってばかりいる人生だったの。戦いか迫害されるかっていう。醜い争いはもう、戦うのは止めましょう。ここで断ち切りましょう」
江「大変なところですからね。この世界は。」




<エンディング>
太「明さん、お二人の話を聞いて、いかがでしたか?」
明「もう、なんだか、今までなんとなくつかめなかったものを言葉にしてもらった感じです。なんだかびっくり・・」
太「次に生まれ変わるならやっぱりくじら?」(スタッフ笑)
明「鯨だったら平和に暮らせそうかなあと思うんですね。」
太「過去や未来を飛び回ってらっしゃるっていうの、いまだに僕つかめないんですけども。」
明「未来って言うか鯨になる前にやること一杯ありそうで、なんだか、泣きそうです」
(輪>笑)
<オーラのカルテ>

オーラの色 赤・青・銀・紫・黄(??)

守護霊・日本人のヒーラー、作家、お笑い芸人、戦争に借り出されていた戦士

オーラの言葉

????????

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

イタタタタタタって思っている人ごめんなさい。

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