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2005.01.15
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カテゴリ: 暮らし
昼過ぎから夕方までずっとしゃべりっぱなしだった。彼女は、昔勤めていた頃の同期生。職場が一緒になったことはないのに、なんとなく仲良くなって、つかず離れずの関係が続いている。私と違って、彼女はずっと仕事を続けている。子供もいて、我が家と同じく兄と妹の二人。どちらも少しずつ年下だ。

私が仕事を辞めて以来、お互いかなり気をつかって話してきたと思う。近況を話していても、それが(そういう意図はなくても結果として)相手の選択を批判する方向にいってしまいそうで。でも、私も彼女も年をとって少しは余裕がでてきたのか、今日はくつろいでいろいろ話せた気がする。

彼女が「あなたが辞めた時、おせっかだと思っていわなかったけど、賛成できないな~と思ったんだよ」と初めてはっきりと口にした。「うん、辞めたことすっごく後悔した頃もあった。でも、今はこれでよかったと思う。っていうか私には勤まらなかったね、きっと」と私。「後悔した」って言葉をはじめて聞いたよ、と彼女は笑って言った。

【今日の一冊】
『ピンク・バス』
今、旬の人、角田光代の作品。一時、浮浪者だったことがある主人公が妊娠して、昔の記憶をリセットしようとするが……。現実と妄想の世界がごっちゃになってておもしろい。今の自分にとって都合の悪い記憶を「なかったことにする」という発想が好き。いや、ある程度誰でもやってることなんだけど。かなりおすすめ。未読だけど、直木賞を取った『対岸の彼女』は立場が違う女二人の話らしいですね。





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Last updated  2005.01.15 23:57:06
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