監督
ウィリアム・ディターレ
出演
ピーター・フィンチ
エリザベス・テイラー
ダナ・アンドリュース
インドで生まれ当地で幼少期を過ごし
少しインド人の血が入っていると言われる
ヴィヴィアン・リー主演で
撮影が始まったものの
当時のヴィヴィアンは
夫オリヴィエとの不仲もあり
心身共に不調で満足に演じられず降板
急遽エリザベス・テーラーに変わった
と言われています
当時のヴィヴィアンは
『風と共に去りぬ』
『哀愁』などで
堂々たる大女優ながら既に40歳
比べるエリザベスは
22歳で咲きたての花のようです
若い妻は農園の富豪と結婚して
イギリスから見知らぬ国へやって来ました
スリランカ(セイロン)のコロンボ空港から
車で農園に行くまでの途中の珍しい景色には
彼女と一緒に私も目を見張りました
延々と何キロも続く夫所有の茶畑には
多くの現地人が働いています
豪壮な邸宅には
たくさんの使用人が居り
まるで王様のような暮らしぶりですが
垂れ耳と呼ばれている
巨大な象の出没が不気味です
この邸宅は
以前象の通り道だった所に建っているので
象は権利を主張しているのです
出逢ってすぐ結婚した縁の浅い夫婦に
いろいろと危機が訪れます
後はご覧になってのお楽しみにしておきますが
リズと景色の美しさと象の勇気に見とれました