ベトナム
今月はダイビングはお休みして、ベトナムに観光旅行に行って来ました。
今回のベトナム旅行ももちろんパッケージツアーで。
最近何かを調べて旅行に行くって言うのがほんと億劫になってるので、この先もうフリーで旅行に行くことはなさそうですね。
今回は○○○ツーリズムさん。
ベトナム旅行は比較的短く、４日間とかのツアーが多かったんですが、たまたま目にしたこのツアーは６日間だったのでこれにしました。
旅行前には相変わらずほとんど何も調べず・・・。
行ってみて感じたことをまたいつものように旅行記として書きますね。
さて１日目。
ベトナムへは関空からの出発で、いつも乗ってるフィリピンエアーの目の前にベトナム航空のカウンターがあり、ここ何年かいつも長蛇の列なのは知ってたんですが、実際にほんとに大変でした。
関空からは朝の１０時半にハノイとホーチミンの両方に飛行機が出てるんで本当に混んでるんです。
旅行会社の集合時間ちょうどに関空には到着しましたが、飛行機に乗るまでのその時間の忙しいこと。
１時間強カウンターに並び、それが終わると何をする時間もなく、お茶を１本買ってトイレに行って大急ぎで飛行機に・・・。
最近の関空は午前中、他のアジア行きの飛行機で人が殺到してますからね。
それでもいつもはおにぎりとか買って食べて行くのに、今回はそんな時間も全くありません。
ここまででもうかなり疲れました。
それでも飛行機は無事定刻に日本を出発。
ベトナムは近いですね、５時間半で到着。
時差２時間ですから、午後２時にはハノイに着きました。
その後観光に・・・。
写真はホーチミン廟です。
この辺りの建物や景色、ものすごく大きくて写真に入り切りません。
ベトナムでいちばんに感じたことは町がきれいってことです。
ベトナムの人は花とか木とかが好きなのでしょうか？
街中には素敵な鉢植えや花壇があちこちにあり、驚きました。
あと道にもゴミ箱があったりで、特にアジアにありがちな？あちこちにゴミが・・って言う風景もほとんど目にしませんでした。
写真はハノイで有名な水上人形劇を見た場所の前の公園ですが、きれいでしょ。
街中にある木にはなぜか根元に白いペインティング？
この白いのは虫除けだそうです。
目にした木はほとんどちゃんとこれが塗られていました。
その後夕食ですが、このレストランがおしゃれ。
初日からベトナム風フレンチだそうです。
食事は毎日昼夜コースになっていてそれなりに美味しかったです。
後半は、中途半端な和食だったり、チャイニーズ系のベトナム料理？だったり今一つってのもありましたが、パッケージツアーですからまあこんなもんでしょう。
ところで実は私は東京に住んでた頃、ベトナム料理とカンボジア料理はほんとによく食べに行ってたんです。
しかもいずれも新宿周辺の有名店だったので味も美味しい。
だから変にベトナム料理とかに関して舌が肥えてたかも？
今回のツアーのお料理、私的には今一つって書きましたが、他の方には多分好評だった様です。
ベトナム料理は日本人には食べやすいお料理です。
余談ですが、よく行ってたベトナム料理屋は新宿西口にあったフォンベト。
このお店、最初は私の住んでた東中野にあったので馴染みのお店だったんです。
ここは今あるかどうかちょっと不明です。
カンボジア料理は、代々木のアンコールワット。
ここはカンボジア人のボートピープルが、始めたお店。
ここに行き始めたのは30数年前だったと思いますが、ここは今も多分人気店。
ぜひ機会があったら行ってみて下さい。
岡山では美味しいエスニック料理は食べられないので懐かしいです。
旅行２日目、今日は今回の旅の中でもいちばんハードスケジュール。
ハロン湾への観光です。
ハノイからハロン湾へは予想外に遠く、なんと片道４時間のバス。
そんなに距離がある訳じゃあないんだけど、やっぱり道が混んでたり高速とは言え、そうスピードを出せなかったりなので時間がかかるのです。
それでもハロン湾は今回のツアーのいちばんの見どころ、もちろん世界遺産です。
ようやく到着、ここから船が出ます。
奥にはもうハロン湾の奇岩が見えてますね。
お船はこんな感じで、チャーターです。
上に椅子が見えてますが、下側はレストランになっていて、乗船するとすぐに食事です。
ここでもちゃんと布のテーブルセンターがひいてあり、コースになってます。
有名な景色の奇岩に近づいて来ました。
ここハロン湾は映画「００７」の撮影地になったところらしいです。
船が動いてるので、なかなか思った通りに写真に撮れません。
こんな感じにたくさんの観光船が出ています。
ここも有名な景色だそうです。
有名なポイントに来ると、どの船もその周りに停泊するので写真を撮るのもなかなか大変です。
ここは途中で下船して観光した鍾乳洞です。
山口の秋芳洞を見た後だから、それに比べるとかなり規模は小さかったです。
下はライトアップされた中の様子です。
この後下船してまた４時間もバスに乗ってホテルに帰りました。
１日目と２日目は同じホテルなので、その分ちょっぴり楽かな？
でも翌朝はまた早起きして飛行機で中部に向かいます。
ハノイはこの日で終わりですが、とにかく観光客が多かったです。
日本人に外国人、ベトナムってこんなに観光国だったって行ってみて初めて知りました。
旅行３日目、この日は国内線に乗ってベトナム中部の街、フエに向かいました。
フエには観光ポイントがいろいろあったのですが、すみません、写真を見てもどこだか分からなくなりました。
ティエン・ムー寺
グエン朝王宮
すみません、あとはどこだか分からなくなりました。
ところでこの写真の菊の鉢植え、とてもきれいでしょ。
旧正月だったからだったかな？
こんな菊の鉢植えが、各お宅の前にも置いてありました。
前にも書きましたが、ほんと花の国ベトナムって感じでした。
さて中部に入り、バスから見える景色も本当にのどかなところとなります。
ベトナムはお米の国なので、周りには田んぼはいっぱいあります。
でそこで働く人たちも数多く見かけました。
実際、ベトナムの人は働き者って感じで、昼間っから暇そうにしてる人は少なく見えました。
また田舎に行っても個人のお宅はわりとこぎれいなお家が多く、古いバラック？みたいなのは目にした記憶がありません。
これは一重にベトナムの人が勤勉だから？
あまりベトナムのことよく知らないのであくまでも私の見た感想ですが・・・。
フエでは宮廷料理を頂き・・・すみません、写真ありません。
私はどうも食べ物が来ると写真を撮るよりすぐ様食べる方に夢中です。
野菜、ニンジンやキュウリやらが切り刻まれて鳥の形になってたり・・・そんなお料理でした。
昼食後、ここではシクロと言う乗り物に乗せてもらいました。
私はいろんな国に行っていろんな乗り物に乗りましたが、今回のこのベトナムのシクロは今まででいちばん乗り心地が良かったです。
観光客用で、ふかふかのクッションがひいてあったので、お尻が痛くなくて快適だったのかも知れません。
最初の写真は私はこのシクロに乗って前の人を撮りました。
でもこれじゃあどんな乗物か分からないので、別の街で撮った写真も載せておきます。
後ろが自転車で、前が２輪で椅子が付いてます。
シクロに乗った時、道端で見かけた物売りおばさん。
顔が怖いです！
おまけに３人でなんかくわえてるのかな？？
ベトナムらしい帽子をかぶって・・きっと働き者のおばさんたちなんでしょうか？
ここもフエのどこか観光ポイントなんでしょうけど、場所が不明となってしまいました。
やっぱり菊の鉢植えがすごいでしょ。
私はこの大きな植木鉢にお花ってのが、とっても気に入ってしまいました。
フエの観光を終えて向かったのはホイアン、世界遺産に登録されている街だそうです。
ここは翌日昼にまた観光に来るんですが、この日到着したのは夜。
もうすぐランタン祭りって言うことで、たくさんのランタンと大勢の観光客で賑わっていました。
ちなみにここのランタン祭りは月に一度ぐらいはあり、満月の夜に開催されるそうです。
日本橋と言う橋。
当時ホイアンに住んでた日本人が建造したらしいです。
翌日の結婚式か何かの予行演習？
とかなんとか・・・ガイドさんがなんか言ってました。
背景がきれいな場所ですね。
夕食を食べたレストラン。
看板にはサクラレストランってローマ字で書かれています。
メニューも日本語の物もありました。
ここのベトナム料理は美味しかったです。
旅行５日目、この日の午前中はミーソン遺跡を見学。
山に囲まれて遺跡の点在する場所は広いんだけど、ツアーだから残念ながらそのいちばんメインの遺跡だけ見学。
写真でも分かる様、ここで雨雲が近づいて来てスコールに遭遇。
慌ててバスに戻って来ました。
遺跡はベトナム戦争の時にあちこち破壊されてるので、正面とかメインの場所とかが分からず、どこから撮影すると絵になるのかを探してみるけどよく分からず・・・。
さて今日はベトナム人の食べ物に付いて少し、現地ガイドさん方聞いたお話を書きますね。
ベトナムの人は食べられる生き物はなんでも食べるそうです。
犬を食べるって言うのは、中国でもフィリピンでも耳にしていましたが、ここベトナムではそれだけではないそうです。
ネコやネズミも、鳥ももちろん・・あと何だっけかな？
虫とか爬虫類、とにかく食べれる物はなんでも食べるそうです。
それは国が貧しいからとかそう言う理由じゃあありません。
犬の肉はとても美味しい、とくに赤色の犬が美味しいって。
ガイドさんも犬の肉は好きって言ってました。
しかもその犬の肉は、牛肉より高いそうですから、これは明らかに嗜好の問題ですよね。
う～ん、他の国はどんなだか知らないですけど、私が今まで行った国の中ではいちばんすご過ぎます。
でもベトナムの人はあまり太ってる人はいなくて、肥満率はすごく低いって聞きました。
お米に野菜、そしていろんな生き物。
そんな食生活がスリムな体を作ってるのかも知れませんね。
ミーソン遺跡を観た後はまた昨夜ランタンがいっぱい飾ってあった街、ホイアンの観光です。
ホイアンはこんな川沿いの街です。
この街には２００年以上前の古い家が残っています。
これはフンフンの家、昔の貿易商人の家だそうです。
今は商店になっています。
すみません、ここはどこだったか不明です。
こう言ったチャイニーズ系の建物もいくつか見学しました。
ここは福建会館と言う福建省出身者の同窓会館の中。
見せたかったのはこの天井からぶら下がってる赤っぽい色の山型の物。
これは渦巻線香で、確か燃え尽きるのに２～３か月ぐらいだったかな？
とにかくそんな長い日にちかかります。
確かこの真ん中の黄色の紙にお願いごと？が書かれてるとか聞いた様な・・・。
すみません、はっきり覚えてなくて間違ってるかも知れません。
とにかく、こんな大きな面白い形をしたお線香は初めて見たので、載せてみました。
ホイアンの観光はこれで終わりで、翌日はまた朝から飛行機でホーチミンに移動です。
今回のツアーではホーチミンは半日だけなので、どちらと言うと帰りの飛行機に乗るためのついでって感じでした。
ホーチミンではサイゴン大教会、中央郵便局などを観光。
その後ドンコイ通りで自由時間となるのですが、もうこの日の深夜には日本に帰るだけなので手持ちのお金が全くありません。
買い物にはあまり興味のない私ですから、どこかでお茶でもって思ってもそのお茶代もなく・・・。
お金がないって悲しい(笑）。
１人でカードでお茶飲むのも嫌だったので、ツアーの方２人をお誘いして、３人分のお茶代をカードで払ってスタバでコーヒー飲みました。
その後市場でも少し自由行動。
しかしホーチミンはどこもすごい人。
普段田舎に住んでる私は、人混みが苦手なので疲れました。
ホーチミンはいきなり街真ん中だけに連れて来られたので、どんなとこだかよく分からないうちにツアーも終了。
晩御飯を食べて、その後空港に・・・。
そうそう、写真を撮っておけば良かったんですが、ホーチミンの空港のたまたま私たちが乗る飛行機のゲートの近くに、寝るための長椅子が置いてあったんですよ。
お部屋みたいになってるところもあって、そこは多分有料？
そんなに数は無いのですが、空いてたので洋服を枕に寝てました。
こんな素敵な寝椅子を空港で見たのは初めて。
ちょっと感動しましたね。
さてこの後無事飛行機に乗り、帰りは早い、４時間半で日本到着でした。
ベトナム旅行記はこれで終わりです。
ベトナムには何年も前から行ってみようと思いつつ、なんかこう今一つ決め手がなくて旅行が遅くなってしまった国、もちろん初めてです。
実は今一つ期待してなかったんですが、想像してたよりずっと面白かったです。
周りの海があまりきれいじゃあなさそうですが、街もきれいで食べ物も美味しい。
もうちょっとすると、ベトナム中部から日本へのフライトも就航するらしいですから、日本人観光客は更に増えるのかも知れませんね。
長々と旅行記を読んで頂き、ありがとうございました。
© Rakuten Group, Inc.
