はぐれ日本語教師あきぼうの隠れ家

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大連・語学研修の日々


 もともと「出迎えは有料なら不要」と仲介会社にお願いしていたが、大学の方が無料で来てくださるそうなので、そうしていただいた。
大連市内はなんだかビルの建設ラッシュ。「試合は北京で、観光は大連で」とのスローガンを掲げてなかなか勇ましい。
(あとで知人に聞いた話では、
「ずっと建設している。幽霊ビルがたくさんある」とのこと。)
 入寮手続きもあっさりと終わる。必要だと聞いていたルームキーの保証金も取られなかった。
 また、私は本来『ツイン・バストイレ共同』の一泊4ドルの部屋をお願いしていたのだが、相方がいないとのことで、最後まで一人でツインの部屋を使うことができた。もちろんお値段据え置き。(実は狙い通り。)

●寮の中
 部屋にはベッドと机・本棚・ロッカーがある。洗濯紐もかかっていたので、持ってきたものは使わずにすんだ。机の上には中国らしいフタつきのマグカップと魔法瓶。ベッドの下に目をやると、洗面器とツッカケ。このツッカケはどう使うのかと思っていたが、寮内をそれでウロウロしている人が多かった。私はトイレとシャワールームに行くときに使わせていただいた。
 次に大切な水回り。
 お手洗いだが、どうやら紙は流してはいけないらしく、個室の中に大きなカゴが置かれていた。水の勢いは、場所によって少々差があるようで、時々『ワスレモノ』が。ドアを開けるのに神経衰弱気分だった。
 洗顔をするような場所がトイレの洗面台しか見当たらず、寮の受付嬢に聞くと「トイレと反対側にもあるでしょ」と言う。よくよく考えるとそれは炊事場。そういえば鏡がついている。ガスコンロを背に、野菜の皮が落ちているところで洗顔するのも抵抗があったが、トイレよりはましかということでそちらを利用することに。
 シャワールームは一度に10人使用できる。ただ、場所によってお湯が必要以上に熱かったりするので注意が必要。脱衣場があるが、中には部屋からバスローブで来て、中のシャワーブースで脱いでいる人もいた。
 洗濯機を使うのは時間帯によっては大変難しい。お風呂タイムの後は確実にふさがっていた。お風呂で手洗いして、脱水だけと思っても使えず、タオルで水分を取ることのほうが多かった。

●プレイスメントテスト?
 授業開始日の朝。
 「8時半までに事務室に来てね」と言われていたので、その通りに。
 学費を払うとテキスト受取票のようなものがもらえ、「じゃあ隣の建物の○○教室に行って」といわれ、その通りに行くと、いきなり「どこのクラス?」と聞かれた。どうやら、先にクラス分けをしてもらってから来るべきところに来てしまったらしい。。。
 再びさっきのところへ戻り「プレイスメントテスト受けてないんですけど」と言うと「あー、テストはないんだよね。中国語どのくらい勉強したの?」・・・・・・そうなの?そんなんでいいの?
決めるのは結局『自分』でした。

---つづく

以下、近日公開予定
●授業の様子

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