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2006/07/10

隠されていた空手

(2)

カテゴリ：カテゴリ未分類

昨年秋、発売と同時に購入した『隠されていた空手』
そして、今年の春『隠されていた空手　2』を発売と同時に購入した。

この、檜垣源之助氏著書の『隠されていた空手』『隠されていた空手　2』が少しづつで有るが、
フルコンを長年続けてる方の間でも話題になり始めた様だ。

良い事だと思う。

1970年代後半に『オープントーナメント空手道世界選手権』が開催されて以降、
某大学が試合のルールに乗っ取って稽古をする様に成り、『全日本選手権』で何人もの学生が入賞し、
某支部が、そのままの稽古方法を取り入れ、一時期は選手養成工場と云われる様に成った。

しかし、それ以降の試合はどれを見ても『相撲』みたいに成り、

幼心に私は師匠に向かって、
「どうして顔面がら空きなの？」
と聞いた記憶が有る。

その時師匠は、
「いずれ、お前もそうだが、うちの弟子は皆ルールがどうで有れ、
顔面も金的も背後も掴んで投げも有るものだと思って試合をしろ、
うちはあくまでも、実戦ケンカ空手をやって行く。
こんなルールなら、キックの大会をやった方が良い」
とおっしゃってたのを思いだした。

その後、大組織を離れる前から、オリジナルの型を作り出されたが、
常に、今多くの組織団体が型をやってるが、美しく見せる物や、

師匠は
「○○(自分の名字)は、型は○○(大組織)館長でなく、○○(先生)せんせぇ(広島弁)に習った。
この本物の型を参考に○○(自分の名字)の経験をふまえて、
これからの○○(自分の名字)会館のオリジナルの型を創って行く」
とおっしゃってた。

http://higaki.info/index.html
のホームページに出会った時は
懐かしくも思った。
そして、二十五年以上の時を経て檜垣源之助氏著書の『隠されていた空手』『隠されていた空手　2』により
誰でも知る事が出来る様に成った。
これは、琉球沖縄の文化の広まりでも有り、素晴しい事だ。

『空手』を修行されている方は書店や、格闘技ショップに平積みされていると思うので、
是非一度手に取ってみる事を薦める。

少なくとも、空手は試合空手みたいな物ではなく、実戦空手だと思う。

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