Portlandの暮らし

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Resume(履歴書)作成



アメリカの履歴書はResume(レジュメ)と呼ばれる。
日本みたいにお店で用紙を買うのではなく、
大体決まったテンプレートを自分なりにアレンジしてオリジナリティを出す。
そして、必ず手書きではなくタイプする。
用紙はちょっと厚めで、色はベージュとか淡いグレーを使うことが多い。
フォントは11~12くらいでTimes New Romanなどの一般的なものを使う。

自分の名前、住所、電話番号とEメールアドレスを一番上に書くところは日本と同じ。
違うのは誕生日、年齢、性別、配偶者の有無、扶養者の有無、家族構成などの
個人的情報を一切書かないことと、顔写真を添付しないこと。
採用されるかどうかは個人の年齢、性別などではなく、
個人の「履歴」と才能で判断されるから。
もちろん履歴である程度の年齢は分かるし、ほとんどの場合名前で性別は分かるけど、
そういう情報を企業がインタビュー段階で確認するのも法律で禁止されている。

職歴が先に来るか学歴が先に来るかは状況次第。
学校を卒業したばかりで職歴があんまりない人は学歴を先に持ってくる。
成績がよければGPA(偏差値)も記入する。
4.0を最高だとすると3.0以上だったら記入する。

逆に職歴が自分が申し込む職業に関連している場合は
職歴を先に持ってくる。仕事の内容も書く。
アメリカではResumeは自分を売る道具だとみなされていて、
Resumeを見る会社の人は皆忙しく、何通もあるResumeに目を通すわけで、
いかに一目でResumeを見る人を惹き付ける事が出来るかがポイント。
だから通常は1枚に抑えたほうがいいと言われている。
職種にもよってそれは変わるかもしれない。

もう一つアメリカのResumeが日本の履歴書と違うところは、
学歴も職歴も最近のものから書く。
しかも、スペースがない場合は全部記入しなくても良い。
例えば、全然申し込む職業に関係のない仕事やアルバイトなどは記入する必要はない。

職歴や学歴の他には今までに取った資格とか
ボランティアの経験などもあれば書くし、
後は外国語を話すならそれを記入したり、
コンピューター関係の経験(どんなOSやソフトを使ったことがあるなど)を記入する。
自分の長所を記入することもある。


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