気の向くままに♪あきみさ日記

いや〜、ヒリヒリするドラマでした。

面白かった！

なんでそっちに行く！？って方にばかり、分岐点を間違える登場人物たちに、ハラハラしっぱなしでした。

戻れるなら、どこに戻りたい？

どんなに願っても、戻れはしないのだけど。

なんとかなる。そう言ってユウコが最後に選択した道は？

自首したソラと一緒に行かなかったユウコ、湖に向かおうとしたんだろうか？そして、やめて家に戻った？

何事もなかったかのように、家族と暮らしていけるのか。すぐ足元に深い断崖が黒い口を開けていて、いつ墜ちるか分からない恐怖を心の奥底に押し込めて、綱渡りのように生きていけるんだろうか。

時には忘れて幸せに浸る時間があっても、次の瞬間には断崖を思い出し、悪夢にうなされ飛び起きる。そんな毎日に耐えられるとは思えないな。

坂本も女ボスも、使えん若い子も捕まって、取り調べのなかでは当然消えた男の話も出てくるだろうし、車が乗り捨てられてた湖付近の捜索もされるだろうし。

そうでなくても、ソラはともかく、彼らがユウコのことを隠す理由はないしね。

かけ子部屋の男は、ノウハウを手に入れて、自分で闇バイト組織を立ち上げたりするんだろうか？

犯罪組織はなくならない。次から次へと湧いて出てくる。あんな普通そうな女性が首謀者になってしまえるほど。

誰がいつ、どんな穴に足を取られて嵌り込んでしまうか分からない。

もちろんこれはフィクションなのだけど、リアルな怖さがありました。

どちらかと言えば、こんな曖昧にではなく、残酷でもハッキリ終わってほしかった気もするけど…

でも本当に、最後まで目が離せない、実に秀逸なドラマでした。

ありがとうございました！！