
宮内庁によると、百合子さまは毎日午前中に30分程度、テレビ番組を見ながら体操をしたり、ストレッチをしたりしている。天気のよい日には宮邸の庭で日光浴をするほか、車いすで散策を楽しむ。新聞や週刊誌、月刊誌を読むことを日課とし、新型コロナウイルス感染症で苦労をしている多くの人を深く案じているという。
また、ニュースや野球中継などをテレビで見ることも好きで、最近は7人のひ孫の成長をとても楽しみにしている。同庁によると、新型コロナの感染状況を踏まえ、4日は祝賀行事は行わず、親族でのお祝いを予定している。
百合子さまは1941年、昭和天皇の弟で、上皇さまの叔父にあたる三笠宮さま(16年に100歳で死去)と結婚。戦後間もない48年から62年間にわたり、母子保健・医療活動を展開する恩賜財団母子愛育会の総裁を務めた。現在は日本赤十字社の名誉副総裁。【井川加菜美】
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