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2005.06.18

久々の実家

(2)

テーマ：今日のこと★☆(110089)

カテゴリ： diary (etc.)

【知られざる両親の生活】

母の誕生日のお祝いと父の日をかねて、久々に実家に帰ることに。
先週、「美味しいお蕎麦かお寿司が食べたいから、どこかいいお店知ってる？」と、ちぃママの携帯にリクエストを入れておいた。
ちょうどボーナスも出たばかりだから、もちろん私がご馳走するつもりだった。

夕方までに帰るから、と言っていたのだけど、ちぃママのプレゼント選びに少々時間を要してしまったため、実家の最寄り駅で待ち合わせすることになった。
改札をでてキョロキョロしていると、ちぃママの運転する軽自動車で両親登場。

　あれぇ～？！　うちの車、こんなにちっちゃかったっけ？？？

身長150センチちょぃの小柄なちぃママがハンドルを握る姿は、マンガのひとこまみたいで、なんか微笑ましい。
さらに、その横でちょこんと助手席に鎮座ましましているショウちゃんパパ。

小ささを感じたのは、たぶん車のせいだけじゃなかったと思う。。。

お迎えの車に乗り込み、近くの手打ち蕎麦のお蕎麦屋さんへ。
せっかくなので、お刺身も天麩羅も茶碗蒸しもついてる、その店で一番高いセットを注文。（といっても、片田舎の蕎麦屋なのでタカが知れてる。）
「あれ、これ高いじゃないか。」と違うセットにしようとする、意外と貧乏性のショウちゃんパパ。
「大丈夫、任せておいて！ここは、あたしがご馳走するからさ。」と、ちょっと誇らしげなあたし。
しかし、
「ここは、私がご馳走するわぁ～。だって、昨日すっごく儲かっちゃったんだも～ん♪」と、声を弾ませとっても嬉しそうなちぃママ。

　な、なぬっ！？

聞けば、パチンコでとっても儲かったのだと言う。
その額を聞いて納得。今日は素直に奢ってもらうことにした（笑）

　「あたしたちが食えなくなったら、あなたたちのところへ食べさせてもらいに行くからさぁ～。

・・・はい、はい。（＾＿＾；
なんとも能天気な、我が母、ちぃママである。

お蕎麦の味は感動するほど美味しくはなかったけれど、まぁ、まずまずの味わい。
最後にデザートについてきた蕎麦羊羹は上品な甘さで、夏季限定だという夏みかんの餡が真ん中に入っていて美味しかった！
ちぃママと二人で絶賛！！

しかし。
「秋くらいに温泉でも行きたいわ。湯布院あたりに行きたいなぁ～」と、たしか今年のはじめにちぃママが言ってたから、その話をしたら、

　「え？湯布院？　春に行っちゃった♪　ねぇ～？お父さん？」

・・・え？？？　そんな話、聞いてないじょ。（＾－＾；
ってゆーか、あーたたち、随分といろんなところにチョコチョコと行ってないかぃ？！
この前のＧＷ、「万博行ってきたよ～。すっごい歩いちゃった！！」と報告を受けて驚かされたばかりである。

まぁ、両親が健在で仲がいいのはなによりなんだが、最近は子供達よりも遥かにアクティブな二人に、ひたすら脱帽している。

さて。
蕎麦屋を出て、てっきり家に帰るもんだと思ってたあたし。
「さぁ、これからどうする？」　って、どうするつもりなの！？　＞ちぃママ
「ボーリングはちょっと遅いわよね～。それじゃ、ちょっと遊び行こう！」
（ちなみに実家で“遊び”とは“パチンコ”をさす。）

　ま、まじっすか？！

ひるんでるあたしには一向構わず、「そうだね～」と当たり前のように車に乗り込む、ちぃママ＆ショウちゃんパパ。
車は、ゲロゲーロ♪と蛙の大合唱が聞こえる田んぼの中の道をすり抜けて、いつものパチ屋に向かった。

　あ、蛙の声だぁ～♪

車の窓を開けて、蛙の鳴き声をきいてたあたしに、ショウちゃんパパが気づいたらしい。
「おぅ、いいだろ、田舎は。」
蛙の声が響く暗闇は、静かにゆっくりと空気が流れていた。
ちょっとだけ、胸の奥が熱くなった。

パチ屋の駐車場でちぃママから「はい、軍資金。」と、ショウちゃんパパとあたしにそれぞれ諭吉が手渡される。
思わず「これで何か美味しいもの食べに行かなぁ～い？」とあたし。
「この前、タァ坊（弟）も同じようなこと言ってたわよ～。あはは！」・・・一笑に伏されてしまう。（－－；
いかにも、「あんたたち、ちっちゃいわねぇ～！」と言わんばかりである。
思わず、キムタクのＣＭを思い出した。「オレ、ちっちぇぇ～」
うぅぅ、確かに・・・しょぼん。

恐るべし、我が実家。
（っつーか、ちぃママ？（＾＾；）

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