SHINOBI.帝国-おむらいすの里

第一話暗黒


何事もなかったように元通りになっていた。しかし
またこの世界で何かか起ころうとしていた・・・。

「ククク・・・。神を利用したおかげで、たくさんの
エネルギーが集まった。これでこの世界は暗黒に
包まれるのだ!」

バロムの笑い声が闇文明に轟いた。

「まだだバロム。あと少しエネルギーが必要だ。」

ゲドラは冷静だった。

「もう少しだ・・・。もう少しでこの世界を再び地獄へ
変えれる!ハハハハハハ!見えるぞ!地獄で脅える
カスどもの顔が!ああ待ち遠しい・・・。一日でも
早くこの世界を・・・。」

「少しはしゃぎすぎだぞバロム。」

ゲドラは横槍を入れた。
「チィ。これから気ぃつける。」
バロムの機嫌が一気に悪くなった。

「では、次の生贄は誰だ?」

ゲドラがそう言うと、闇からクリーチャーが現れた。

「こいつだ。」

デスモナークが連れてきたのはブロンズだった。

「や、やめてくれぇ!」

必死に抵抗するも、巨大の闇を目の前に
なすすべもなく生贄となった。

「だめだな。この程度のチリじゃ足しにもならねぇ。
もっと生贄を用意しろ。そう、もっとだ。ざっと1000人
ぐらいな!フハハハハ!」

バロムは機嫌が直ったようだ。

「フン、調子に乗りすぎやがって。1000人もいらん。」

ゲドラがまた横槍を入れた。

「チィ。お前毎回のように横槍入れてくんじゃねーよ。まったく。」

バロムは不機嫌になりやすい。闇文明のやつらはたいてい
性格が悪いのだ。この現状を、ヒドラが隠れて見ていた。

「このままじゃ何の罪もない人たちが殺される。一刻も早く
対処をしてもらわなくては!」

そう言うとヒドラはかけていった。

「仲間を集め、この現状をボーグに伝えるんだ!」

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