闡鐓魔界・ヴァルセムス

闡鐓魔界・ヴァルセムス

3章 思考



蹴られたところから30メートル飛んでたが戻ってきた
もちろんスリースからスッたグミを噛みながら
騒ぎがなくなっていることから兵士達は戸惑っている

「くそっ…何なんだ!…ん?貴様も騒動を起こした一味だな!大人しくお縄を受けろ!」

どうやらその高飛車な物言いが、オルクスの逆鱗にクリーンヒットした様だ。

「うるさい…黙れ。…永遠に!」

イカズチが走る

―我は氷意の全てを操り、イニシエの力を解放する者、絶大なる雷撃―

「バルメット・クラッシュ!!」

インディグネイション(雷の上級魔法)より広範囲で、
威力が明らかに上の巨大なライトニングが何十も兵隊達に降り注いだ

これもオリジナルの禁呪である
そしてその後、その兵隊達を見た者はいなかった


「ち・・・最初に斬らなかったのが仇になったか」

村の道具屋に行き、
瓶詰めした10個の薬品を売った(非合法)
もちろんフードで顔を覆いながら、

(マキトは恐らく近くの街に行く。この場合迷いの森を通り
ミズホの里、サイバック、アルタミラのどこかに向かうはずだ)

里は秘境だ。勝手に部外者が入ればただではすまない

アルタミラには、一日に数回往復するフェリーに乗らなければならない
なので逃げ場がなくなるため乗らない

木の根で腰をかけ整理する

「次こそは・・・いや、その前に4対1は不利だな、
あのブーメラン使いもなかなか、スリースという奴も力はある」

オルクス・・・S級の犯罪者の彼は、幾たびの修羅場を乗り越え人を殺してきた
どんな時でも攻撃を浴びせ、どんな攻撃もほとんど防御してきた

(大して変わらぬか・・・だが初級のトルネードをあそこまでとはな、
フォースフィールド使ってで此処まで喰らうのは久しぶりだ)

オルクスのフォースフィールドは風の上級魔法―サイクロン―でも軽症程度なのだ
いかに精霊が使う魔法でもびくともしない
しかし今回初級魔法―トルネード―で大量の切り傷を負った

(しかも・・・・・あの女…何者だ?)

此処まで考えるのは久しぶりだ

「次こそは絶対に殺すぜ・・・マキト、必ず・・・俺の手で!」


悔しいのか、嬉しいのか・・・なんともいえない顔で笑った


←2章 4章→

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: