Diary of Heavenly-Alica

8の殺人 0の殺人 メビウスの殺人

お薦めBOOKS

☆8の殺人 ☆0の殺人 ☆メビウスの殺人:我孫子武丸(推理)

 ゲームソフト「かまいたちの夜」の原作者ととしても通りがいいです。

 気弱な青年腹話術師の操る口の悪い人形が名探偵という「人形シリーズ」も面白いですが、この「8の殺人」「0の殺人」「メビウスの殺人」という「数字シリーズ」は、内容も展開も斬新でメチャ面白いのです。

 ですが何より面白いのは登場人物。特に探偵役の速水三兄妹。

速水恭三(長男)… 警視庁警部補。巨漢。結婚願望が強い。惚れ易く、振られ易い。そのくせ面食い

*
速水慎二(次男)… 喫茶店「サニーサイドアップ」店主。名探偵。若い頃のデ・ニーロに似ているらしい

*
速水一郎(長女)… 「いちお」と読む。推理マニアなのに推理能力はさほど高くはない。けど可愛いからOK♪

 あと忘れちゃいけないのがこのヒト...

木下刑事(恭三の部下)…
恭三に無茶な現場検証を無理強いされ、毎度大怪我をする。
しかもそれを見た恭三の台詞...「 やっぱり これは無理だったか」。ムゴい...
が、それでも決して死なないダイハード男、木下刑事。私はなんとなく、ユースケ・サンタマリアを連想してしまいますw。

 上記の3作をもって、このシリーズは終了してしまったようです。
 恭三と毒島はどうなったの?
 木下刑事は相変わらず怪我してる?
 あ~~~、お願い! SFハードボイルドなんて書いてないで(まぁ、面白いんだけどさ...)、「数字シリーズ」復活させてください!!!




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