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先日、毎月の恒例となりつつある立石(たていわ)神社の参拝に行ってきました。
立石神社は、お世話になっている陰陽師さんが神興しをされた出雲の神社で、一般のイメージの神社とはかけ離れています。
拝殿も本殿もありません。 鳥居すらないのです。
ただ、とても大きな岩が2つ、地面に突き刺さるかのようにそびえているだけで、唯一、神社と認識できることは結界となるしめ縄が張られていることだけです。
しかも、その立石神社に行くためにはガードレールの隙間からけもの道のようなところを通って行くのです。
今回、その参道(?)となる、けもの道のような道を神社に向かって歩いている時、藪の向こうに何か生き物の気配
を感じました。 けものの小刻みな息使いのようなものまで聞こえました。
気のせいか、何かの視線まで感じたのです。
慌てて、柏手を打ち、陰陽師さんに頂いた球体招福鈴を鳴らしました。
そのけものらしきものが離れて行くのを感じ、ホッとしました。
前回、お参りした時に、まるで人の侵入を拒むかのように参道を横切るような形で大きな木が倒れていたのです。 その倒木はそのままの状態だったのですが、自然に馴染み始めているのを感じました。 でも、何度見ても、その倒木は不用意に人を近付かせないように自然が結界を貼っているように思えるのです。
確かに、この神社は、不用意に近付くのは危険だと思います。 それほど荘厳な雰囲気が漂っているのです。 陰陽師さんからも夜や満月と新月の日には近付かないように注意を受けています。
大きな岩の前に設けられた小さな祭壇の前で祓詞(はらえことば)を唱えたのですが、今回も唱えだすと風がブワッと吹いてきたのです。自分では全く気付かなかったのですが、横で見ていた連れ合いによると、私が祓詞を唱えだすと、誰かが同じように祓詞を唱えているように声がハモって聞こえたそうです。
連れ合いは私がてっきり、ボイスレコーダーに録音した陰陽師さんの祓詞を流しながら祓詞を唱えていると思ったそうです。
次に連れ合いが祓詞を唱えだすと、風が吹き始め、私にも男性のような低い声がダブって聞こえたのです。 しかも連れ合いの唱える祓詞と少し、リズムが違うのです。
勿論、立石神社には私たち以外誰もいません!
大きな二つの岩に反響したことも考えられるのですが、今までにはそのようなことが一度もありませんでした。
立石神社をお参りするといつも不思議な体験をします。
立石神社の参拝を終え、神魂(かも)神社に向かいました。


この神社は出雲大社より古いとされている神社で、清々しい空気が漂っていました。
ここでも祓詞を唱えさせていただきました。
境内はとても静かだったのですが、祓詞を唱え始めると、なんだか空気がザワザワとし始めたので、祓詞に集中することが出来ませんでした。 連れ合いは祓詞を唱えると手がピリピリしたそうです。
陰陽師さんによると私たちが住んでいる島根県西部は黄泉の国との境だとされている場所です。なぜ、移住先にこの地を選んだのかはいまだに分かりませんが、陰陽師が150年も島根に入っていないそうで、その先達として送り込まれたのかも知れません。
とにかく、島根は神々の国と言われるほど、神を身近に感じる場所です。名もないような小さな神社や荘厳な空気の漂う神社が数多くあります。
時間を見つけては神社参りをしていますが、今はそれが楽しみになっています。今のところ、私の中では立石神社がナンバー1です。